ファッションPRのプロフェッショナル 伊藤美恵さん | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2011年3月2日(水) 15:45
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2月28日にNHK総合で放映された人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」をご覧になりましたか。


この番組は、様々な分野で活躍されている方にスポットを当て、仕事への取り組み方や情熱、生き方を紹介するのですが、この日の放送ではアパレル業界での広報・PRとして有名な伊藤美恵さんが登場しました。


ファッションPRの第一人者 伊藤美恵さん


伊藤美恵さんは、日本におけるアタッシェ・ドゥ・プレス(デザイナー系アパレルの広報職)の先駆者であり、PRコンサルタント会社も経営されています。
2003年には、日本初のアタッシェ・ドゥ・プレスの養成学校エファップ・ジャポン(EFAP JAPON)を開設し、PR業界でも話題になりましたね。


アタッシェ・ドゥ・プレス養成学校設立時、私自身もすでにPR・広報に携わっていましたが、この時に初めて彼女の存在とアタッシェ・ドゥ・プレスという職種を知りました。
長年ビジネスの世界に生きてきた女性にありがちな気負った感じがなく、それでいてアタッシェ・ドゥ・プレスという専門職に対する揺るぎない想いと情熱を感じたため、強烈に印象に残っていたのです。
ちなみに、彼女がYMOの高橋幸宏さんの実姉であるということも印象に残った一要因でした。


彼女が企業から仕事を請け負う時に大切にしているのが、
潜在的な「宝」を掘り起こすこと
頑張っている企業には、どのような業種でも成功につながる財産が眠っており、その財産は時として内部では気づきにくいもの。外部の立場という冷静な目をもった上で、相手の強みを見定め、それを広報PR戦略につなげていく ということを話してました。


企業における広報担当者は、内部と外部の間の立場、つまり第三者的な視点・スタンスを持つべきだと言われてます。
社内にどっぷりつかってしまうと、あらゆることがすべて当たり前となってしまうため、新鮮な視点は持ちづらいですよね。
良い点も悪い点も、外部から指摘されて初めて気づくことも多いものです。
常に第三者的視点で見れば、社内の意外なPR材料に気づくかもしれません。


PRや広報は人気職種ですが、「常に外部からの視点でものごとを見る」姿勢が必要な職種だと思います。
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