誰もが犯しやすい25のSEOの過ち | SEO Japan

SEO Japan - 2010年11月29日(月) 11:03
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サーチエンジンランドから「SEOに関する都市伝説シリーズ」系の記事を。今回は都市伝説というよりは実際によくあるSEO上の間違いをずらっと並べてくれました。Yahoo! JapanのGoogle全面採用前に、SEOに携わる方は一度チェックしてみては? — SEO Japan 今回は、既に私が3本のエントリで指摘した「ありがちな誤り」のふりをした“作り話”のことを言っているのではない。 このエントリでは、多くのSEO業者が行っている故意ではない誤りを挙げていく。その中には業界の最高峰にいる人々でさえうっかり犯している誤りもある… 1. Google AdWordsのキーワードツールをブロードマッチングに設定 グーグルアドワーズのキーワードツールはデフォルトで「Broad」マッチモードに設定されている。この状態では、SEOの観点で言うと、無意味なデータが生成されてしまう。データが大幅に膨らみ、指定した検索用語を含む無数のフレーズを対象にしてしまうのだ。例えば、キーワードツールは、「shoes」に対して3040万のクエリを報告しているが、その中には「dress shoes」、「leather shoes」、「high heeled shoes」、さらには、「hours shoes」、「snow shoes」、そして、「brake shoes」等の複数の単語で構成されるフレーズも含まれている。 「Exact」モードでは、「shoes」の検索クエリの量は36万8,000に減少する。この2つの違いは大きい。そのため、SEO目的でアドワーズのキーワードツールを使ってキーワードをリサーチするなら、Broadマッチの隣のボックスのチェックを外し、Exactの隣のボックスにチェックを入れよう。 2. インデックスさせたくないときに無効にする グーグルのSERP(検索エンジンの結果ページ)にタイトルやスニペットのないリスティングがある点に気付いたことはあるだろうか?これは、robots.txtファイルが、グーグルボットによるURLの訪問を無効にしている場合に発生する。しかし、そのサイトに向かうリンクが見つかったため、グーグルはURLの存在を把握している。このURLは、無効にされたページへ向かうリンク内のアンカーテキストに関連する用語に対してランキングの対象となる。robots.txtのDisallowはページのコンテンツをスパイダーさせない命令であり、インデックスからURLを撤回するためではない。 メタのrobotsのnoindexメタタグをページに配置すると、メタタグを見ることが出来るように、スパイダーにページにアクセスさせる必要がある。また、シンプルにページを「noindexing」する代わりに、グーグルウェブマスターツールのURLリムーバルツールを利用する誤りも見受けられる。リムーバルツールを利用することはめったにない。また、グーグルが(非公式に)従うREP(ロボット・エクスクルージョン・プロトコル)には「Noindex」の命令がある点も注目してもらいたい。disallowおよびnoindexの詳細はここで確認してもらいたい。 3. URL SERPのパラメータ & グーグルのインスタント 先日、グーグルのSERPのURLに加えることが可能なパラメータに関するエントリを投稿したばかりだ。 グーグルインスタントが登場して以来、&num=100 or &pws=0等のパラメータをグーグルのSERPのURLの最後に加えることが出来なくなったと主張する人がいる。しかし、恐れることなかれ。グーグルインスタントを無効にすれば、URLのパラメータは再び利用することが出来るようになる。 4. 顧客のボキャブラリーを使わない 顧客は業界用語を使わない。文章の中で「電化厨房」と言う言葉は使わない。たとえこの用語が小型のキッチン電化製品に対して、業界では認められていてもだ。顧客は自分が理にかなっていると思うような方法で検索しているとは限らない。例えば、複数形「digital cameras」は単数形「digital camera」よりもクエリの量は多いと思ったが、各種のグーグルのツールを参考にすると、結果は反対であった。 弁護士が用語にこだわり、障害になっていることがある。例えば、銀行の弁護士が、「mortgage」ではなく、「home loan」と言う用語を使うべきだと言う立場に固執している(なぜなら前者は銀行が提供していない“法律文書”を指すためだ)。大抵の場合、正しい選択肢は明白だが、内部の問題や習慣によって人気のない用語を使ってしまうことがある(例えば、人々が「パーカー」を検索しているときに、「フード付きトレーナー」と言う用語を使ってしまう)。 5. キーワードをブレインストームする段階をとばす キーワードのブレイストームによって、サイトのコンテンツ計画を決めていると言う声はめったに聞こえてこない。キーワードのブレインストームは、単純な作業であり、グーグル・サジェスト(入力していくと、自動的にオートコンプリートする機能であり、Google.comに搭載されている)、または、Soovle(グーグル、ビング、ヤフー!、ユーチューブ、ウィキペディア、アマゾン、そして、アンサー.comで同時にオートコンプリートする)を使えばよい。視点を変えることが重要だ。 例えば、幼児用の家具メーカーが「baby」で始まる人気の高い用語を確認して「baby names」の人気が高い点に気づいたなら、関連する用語に特化するセクションをサイトに構築する(「trends in baby names」「baby name meanings」「most overused baby names」など)。 6. URLをキーワードにマッピングするものの、その反対を忘れる すべてのサイトのコンテンツをキーワードのテーマ(プライマリーキーワード、明白な検索用語、あるいはゴールドワードと呼ばれる)にマッピングするプロセスは標準的な手順である。一方、ターゲット(最も好まれる)のキーワードのリストから始め、それぞれのキーワードを最も適切なページにマッピングして、そのキーワードに対するランクを獲得させ、最後にキーワードからURLのペアでサイトを最適化していくプロセスはあまり知られていない。 [...]
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