![](data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABYAAAAXCAMAAAA4Nk+sAAAABGdBTUEAAK/INwWK6QAAABl0RVh0U29mdHdhcmUAQWRvYmUgSW1hZ2VSZWFkeXHJZTwAAAAwUExURbTe/2u9/2O19+f3/0qU1sbn/2Ol3qXW/5zW/63W/3O9/4zO/9bv/4TG/////////34tGU8AAAAQdFJOU////////////////////wDgI10ZAAABo0lEQVR42mLghwIeMIDxAAKIASrIzcTLzcvLyA4VBgggBoggLw8fGLByQSQAAggkzMrEysfMzcbGxsvKx8cOFgcIIKAwDxMzHy8LEzc3Ny8bGw8fA0gcIICAwow8fGxMnJycDEDEy8LKx87Jzw8QQAz8DBxgUQ6gAawcnLwszHyM/PwAAcTAz8jHysbOwc7BwMzMwM7BwcTGx8rODxBADDy8fGy83BzcHOwMQFEgBVTOxA8QQAw8nHwsvBxAPicfH5Dk5mbj5OPlAQggBh5WZhagT7h5gcJgmo2bj5sHIIAgwiAAEgYBsDBAADHwMPBBhNlhwpxAYYAAYuABuo8NxOWGCoNcyAMQQAz8XEAHcgEBBx8fiGJj4+Ph5QcIIAZ+dlagciAfpBooysLDx83KDxBAQM9z8TGzsTExgiEb0PNAxfwAAQQU5uTl4+NmAcoAw5CNmY+ZCRgZAAEECliQOA8oYIGO4OPhAgkBBBA4Gji5WPmggJ2JFSQCEEDQSGPn4mZlZWXgZeSE8AECiAEWqZzcQMdwwngAAQQX5keOeH6AAAMAlF8VLPn5lcgAAAAASUVORK5CYII=)
このページは、外部サイト
CyberAgent SEO Information の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
Yahoo!検索エンジンのGoogle移行について~年内移行にむけて」 からご覧ください。
ヤフー、年内に検索エンジン切り替え完了へ(asahi.com)
Yahoo!が年内にもGoogleに検索エンジンを完全移行する方針であることが発表されました。
すでに数%、テスト的にGoogleの検索結果が表示されています。
今後その割合を増やしていくそうです。
我々含め、Yahoo!のGoogleへの切り替えは○月○日に一気に切り替わると考えていましたが、今回の報道を見ると徐々にGoogleの率が高まり、最終的に100%に達するという可能性もゼロではないように思われます。
最終的に数十パセーンが一度にGoogleに切り替わったとしても、
テスト割合が増えてきた場合に、Google化したテスト状態のYahoo!も無視できなくなるのではないでしょうか?
そうなるともう現時点から徐々にGoogleに変わったときを想定しなければならないと思われます。
特に現時点でGoogleでランクが低いサイトは対応が必要になります。
大きな対応必要要素は、
Google対策の2大必須項目にて記載しましたのでこちらをご覧ください。
今回は心構えとリスクヘッジについて少し記載したいと思います。
1,Google移行にむけた心構え
Google対策にはYahoo!のときよりも「ウェブサイトを大切にする」ことは重要になると思われます。
力技でSEOでランクをあげようという意識以上に、検索エンジンで上位に出たら喜ばれるウェブサイトを目指して作っていくことが重要です。
このキーワードで上位に出るべきサイトは何か?
どんなサイトが出たらユーザーは便利か?
これがGoogleの基本的な理念です。
ここを考えてそれに合ったウェブサイトやコンテンツを用意しないと現実問題なかなか厳しいわけです。
キーワードに関するコンテンツが少ないものや、他のサイトから転載しただけのものが便利ですか?
あなたは、動線がめちゃくちゃなサイトや重たいサイトを見たいですか?
原点に立ち返って「Googleの理念にあったサイトなのか?」をもう一度自分のサイトを見てみる必要があると思います。
2,Google移行にむけたリスクヘッジ
今回Googleにほぼ一本化される日本の検索エンジン業界ですが、
こうなることによって
「面倒なYahoo!対策がなくなる!」と喜ばれる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、一点注意が必要です。
Google一本化ということは、Googleがダメだったら、検索エンジンではダメということです。
Googleでスパム扱いを受けインデックス削除されたら、
もうオーガニックからはほとんど流入は見込めないということになる可能性が高いわけです。
(Yahoo!では所謂Google八分に対しても、独自基準で掲載する可能性はあるとはコメントしていますが)
そのため、ここに対するリスクヘッジをしておく必要があると思われます。
もちろんスパムしないことが一番ですが、スパムしたつもりではなくてもなんらかの理由で特定コンテンツやウェブサイトがGoogle上から削除されてしまった・・というケースが稀に見られます。
そのときのため、最も良いのは複数サイトで展開してオーガニックサーチ上のリスクを減らすことですが、
この戦略は、大手の不動産ポータルくらいしかなかなか実現できているのを見たことがありません。
(当然この戦略は、リスクヘッジというよりはオフェンシブな戦略ですが)
ただ、そのようなSEOに力を入れているサイトと異なり、検索エンジンでランクアップさせられるものがビッグワードでなく社名やサービス名とテールキーワードだけ等でも構いません。
インデックス削除されれば、社名でもサービス名でも出てこなくなります。
それが、Googleでも、Yahoo!でもということになるわけです。
これはマーケティング的な痛手だけでなく、ブランドとしても非常に痛いことだと思います。
できればサブサイト的なものを構築してリスクヘッジしておきたいものです。
また、リスティングを併用することも重要です。
オーガニックがダメでも、リスティングは運用次第で高い効果を出し続けることが可能です。
オーガニックのことだけ考えるのではなく、検索エンジンのSERPs全体で考えたいものです。
来るべき完全移行に備え、
きちんとGoogleの理念を理解しながらリスクヘッジしておきたいものです。
木村 賢 (
twitter:@kimuyan)