アプリ継続利用に必要なのは使いやすさ、広告・課金誘導の量に加えて当たり前品質【IDFAオプトイン時代のアプリ利用実態レポート】

アプリジャンルごとに10種類のレポートが無料ダウンロード可能

2021年7月2日 8:51

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。
また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

FROSK株式会社(以下、FROSK)では、多くのアプリ開発者が高品質のスマートフォンアプリを作るため、スマートフォンアプリのクラッシュ、エラー検知・分析ツール「SmartBeat」の提供や、情報収集を行っています。

SmartBeat


https://smrtbeat.com/



AppleのiOSアップデートなどもあり、世間のプライバシーに対する意識が高まっています。

そのような状況の中で、エンドユーザはどのようにアプリを認知してダウンロードするのか、どういう利用の仕方をしているのか、といった利用実態を測るため、

この度、アンケート調査「IDFAオプトイン時代のアプリ利用実態レポート」を実施しました。

IDFAオプトイン時代のアプリ利用実態レポート

FROSKでの今回のアンケート調査は、スマートフォンアプリの認知経路やダウンロード時に気にするポイント、

利用継続を左右するポイントや、広告のパーソナライズ(IDFAオプトイン)の許容度などを調査しています。



今回の調査結果の要旨としては以下になります。

「IDFAオプトイン時代のアプリ利用実態レポート」要旨
「IDFAオプトイン時代のアプリ利用実態レポート」要旨

1. 広告のパーソナライズ(IDFAオプトイン)のOK割合は、利用頻度の高いアプリで26.8%

AppleのiOS 14.5へのアップデートに伴い、広告トラッキングの許諾はAppTrackingTransparency (ATT)によって管理されるようになります。

「アプリを開いた時に『(アプリ名)が他社のAppやWebサイトを横断してあなたのアクティビティの追跡することを許可しますか? 広告のパーソナライズのみを目的として使用され、表示される広告が増えることはありません』というメッセージを各アプリで見たとしたら、どうしますか?」

という質問をしたところ、

週3回以上とアプリ利用頻度の高い層においては、アプリジャンル平均で26.8%の方が「許可」と回答しました。



各アプリジャンル別の「許可」の割合は以下の通りです。

利用頻度別アプリジャンルごとのIDFAオプトイン「許可」の割合
利用頻度別アプリジャンルごとのIDFAオプトイン「許可」の割合

また、「アプリを閉じる(もう使わない)」と回答した方が、同じく週3回以上とアプリ利用頻度の高い層において、LINE・メール・SNS、ファイナンス、ゲーム、ライフスタイルで比較的多くなっています。



アプリジャンル別の詳細は、無料でダウンロードできるレポートでご確認頂けます。

 

2. アプリダウンロード時に気にするポイント、圧倒的1位は星の多さ、4割弱

「ストア(App Store/Google Play)でダウンロードする際、気にするポイントはなんですか?」という質問に対しては、「星の数、星4・5の多さ」が圧倒的1位で37.7%となりました。

次点で「アプリの説明文」が12.6%、以下2桁に満たないものが並びます。

アプリダウンロード時に気にするポイント
アプリダウンロード時に気にするポイント

この「星の数、星4・5の多さ」を選んだ人が、ダウンロードするアプリをどのように知ったかについて、

特に回答数の多かった、友人などからの紹介、インターネット上の記事、インターネット上の口コミやストアのランキング、広告に絞って見てみます。



各アプリジャンル別の、「星の数、星4・5の多さ」を気にする人のアプリの認知経路の割合は以下の通りです。

アプリジャンル別「星の数、星4・5の多さ」を気にする人のアプリ認知経路(その1)
アプリジャンル別「星の数、星4・5の多さ」を気にする人のアプリ認知経路(その1)
アプリジャンル別「星の数、星4・5の多さ」を気にする人のアプリ認知経路(その2)
アプリジャンル別「星の数、星4・5の多さ」を気にする人のアプリ認知経路(その2)

 

3. アプリ利用継続を左右する3大要素は、使いやすさ、広告・課金誘導の量、当たり前品質

「ダウンロードした後実際に使ってみて、使い続けるかどうかを左右する要素はなんですか?」という質問に対しては、使いやすさ5割強、広告・課金誘導が量2割、当たり前品質2割弱となりました。

アプリの利用継続を左右する要素
アプリの利用継続を左右する要素

 

なお、上記調査結果は一部抜粋になります。

当調査レポートの全調査結果は、下記URLより無料でダウンロードいただけます。



【すべての調査結果はこちら】

https://smrtbeat.com/resources/

10種類のアプリジャンル別に集計データをまとめたレポートをご用意しておりますのでぜひご覧ください。全ジャンルを一括でダウンロードすることも可能です。

またアプリ開発やマーケティング担当の方々に向けては、セミナーを開催しています。

7/15(木)には、今回の調査結果の詳細をお話しいたします。

https://smrtbeat.com/url/seminar0715



セミナー参加の方へは、さらに詳細なレポートを配布する回もありますので、ぜひふるってご参加ください。

FROSK主催アプリセミナー一覧

https://smrtbeat.com/seminar/

 

■調査概要

調査主体:FROSK株式会社

調査時期:2021/04/21〜2021/04/28

調査対象:10歳~69歳の男女725名

調査方法:インターネットリサーチでのアンケート調査

※本調査は、集計の際に性・年代別のばらつきを補正するため、サンプルに重みづけを行っています(ウェイトバック集計)



■SmartBeat

https://smrtbeat.com/

スマートフォンアプリのクラッシュ/エラーの検知と解析を行うツールです。

現在、導入アプリ2,500以上、月間アクティブユーザー数2億人以上、1日あたりのエラー検出数3,000万件以上の実績があります。

リリース前のテスト/デバッグ、リリース後に継続的に発生する品質問題への対応を効率化します。



■FROSK株式会社 概要

社名:  FROSK株式会社

https://frosk.co.jp/

所在地:  東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー

設立:  2012 年 8 月 31 日

事業内容: ソフトウエア企画・開発・運営

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