YouTubeが新型コロナのワクチンで誤った情報を含んだコンテンツの削除対象を拡大

ワクチンの危険性の誤った主張、効果がないとする主張、成分に関する誤情報は削除

YouTubeは、新型コロナウイルス感染症のワクチンに対する医学的に誤った情報に関するポリシーを9月29日(米国時間)に拡大した、と10月1日に日本語ブログで明らかにした。①承認されたワクチンの危険性や慢性的な健康への影響についての誤った主張②ワクチンが感染や疾患の抑制に効果がないとする主張③ワクチンの成分に関する誤情報――が含まれるコンテンツは削除の対象になる。

ポリシーは地域の公衆衛生当局や世界保健機関(WHO)で安全性や効果が確認されて投与されているワクチンに関する新しいガイドラインに基づいている。ワクチンの副反応は公衆衛生当局から発表された公的資料に対応し、医学的な統一見解に裏付けられている。「承認されたワクチンが自閉症・がん・不妊を引き起こす」「ワクチンの成分によってワクチン接種者が追跡される」などの誤った内容が含まれるコンテンツも削除対象となる。

はしかやB型肝炎など定期予防接種やワクチンに関する一般的な発言にも適用する。ただ新しいガイドラインには例外を設けた。科学的なプロセスの自由な対話や討論の重要性を踏まえて、ワクチン政策や新たなワクチンの治験、過去のワクチンの成功や失敗を扱うコンテンツは許可する。ワクチンに関する個人的な体験談の動画は、他のガイドライン違反や、チャンネルでのワクチン忌避の継続的な助長が見受けられない限り許可する。

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