ソーシャルゲーム提供などを行うクルーズ(本社東京都、小渕宏二社長)は9月26日、総合ECモールを開設した。スマートフォン向けの展開を強化する。同社が展開するブログ、雑誌、イベントなどを通じて1000万人のユーザーをモールに誘導して、流通額を高めていく。
新設するECモールの名称は「CROOZMALL(クルーズモール)」。700万人の月間ユニークユーザーを持つブログ「CROOZ blog」やコーディネート共有サイト「CODE NOTE」、育児情報の共有サイト「MARZ」などを主な集客媒体としていく。このほか、同社が展開しているファッションイベント「ガールズアワード」や女性ファッション誌「Nicky」などとも共同企画を行う。
開設当初は女性ファッションEC企業や子ども向け用品のEC企業中心に出店者を揃え、今後も商品を増やしていく。「女性は消費意欲が高いため、ファッションだけでなく、食品や家電にもニーズが広がってくるはず。さまざまな商品を展開する総合モールとして商品を増やしていきたい
」(張本貴雄eコマース開発担当執行役員)と話す。
出店を容易にするため、「楽天市場」の商品データを一括で取り込める仕様にしており、新たに商品登録などの手間がかからないようにした。受注管理などに関しても主要な通販ソフトに対応させている。
出店プランは3パターンを用意。いずれも「楽天市場」などの主要ECモールよりも月額固定費、売り上げロイヤリティともに安価に提供している。
・クルーズモール
→ http://croozmall.com/
・クルーズ株式会社
→ http://crooz.co.jp/
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