LINEが法人向けサービスのリニューアルを本格開始、3つのソリューションを中心に展開

「LINE Biz-Solutions」、分断していたユーザーデータを統合して最適なサービスを訴求

LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」とLINE関連サービスを活用した法人向けサービスのリニューアルを本格的に始めた、と12月3日発表した。今後は「LINE Account Connect」「LINE Ads Platform」「LINE Sales Promotion」の3つのソリューションを中心に展開する。これらを総称して「LINE Biz-Solutions」と呼ぶ。

これまでLINEは法人向けに「LINE公式アカウント」「LINE ビジネスコネクト」「LINEカスタマーコネクト」「LINE@」などのLINEアカウントや、運用型広告「LINE Ads Platform」、店頭販促特化型「LINE Sales Promotion」などを実施してきた。サービス間での連携が薄く、各ソリューションのユーザーデータが生かし切れない課題があった。

今回、ソリューションごとに分断していたユーザーデータを統合して最適なサービスを訴求することにした。LINE Account ConnectはLINE公式アカウントをはじめ「LINEプロモーションスタンプ」「LINEスポンサードエフェクト」を含むサービス分野で、LINE Ads PlatformはLINEと関連サービスが対象の運用型広告配信プラットフォームとなる。

LINE Sales PromotionはLINEと関連サービスを活用した店頭販促特化型ソリューションとし、3つのソリューション間のデータ連携を強化して企業とユーザーの長期的な関係構築を支える。LINEは併せて、大企業向けのLINE公式アカウントで、中小企業・店舗用のLINE@との統合を見据えて新プランの提供を同日開始した。月額0円から利用できる。

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