シニア層をガッチリつかむECサイト構築術 「SFO」のススメ コーナーの記事一覧
「シニア対策・高齢者層対策」について、「SFO=Senior Friendly Optimization」という視点をしっかり持って、どのように行えばよいか解説
このコーナーについて
本連載では、「シニア対策・高齢者層対策」について、「SFO=Senior Friendly Optimization」という視点をしっかり持って、どのように行えばよいかを全6回にわたって解説します。
私たちマミオンは、シニアが多く通うパソコン教室を10年以上にわたって運営するとともに、シニアを対象としたマーケティング調査やユーザビリティ調査を数多く実施・分析してきました。また、2002年からは、サイトのシニア対応コンサルティング事業を行っています。今回の連載は、その知見をまとめたものの一部です。
人口構成比のなかでシニア層の割合が上昇するにつれ、その消費パワーも無視できなくなってきています。それはECサイトでも同じです。顧客のなかにシニア層が占める割合は、今後も上昇すると思われます。その一方で、本当に「シニアが使いやすいサイト」「シニアを逃がしていないサイト」は、実はそれほど多くありません。
文字が大きければいい? サイト構成がシンプルであればいい?
「サイトをシニア層に対応させる」と言うと、ついそういった単純な手法に頼りがちです。しかし、それらの方策は、本当に効果があるのでしょうか?
本連載では、「シニア対策」について、「SFO=Senior Friendly Optimization」という視点をしっかり持って、どのように行えばよいかを全6回にわたって解説する予定です。自社内あるいはクライアントに対する企画提案の際に、シニア対策の重要性と、その具体的な手法について説明できるようになれば幸いです。