楽天は11月25日、「楽天市場」において、ユーザー同士がチャットしながら商品購入を検討できる新機能「ShopTogether(ショップトゥギャザー)」を導入した。当初は商品のスペックやメーカーから提供されている動画などを見ることができる「楽天プロダクト」に限定して提供する。今後、「楽天市場」内のすべてのページや楽天グループの他のサービスにも順次展開していく予定。ソーシャルを活用したサービスを導入することで、モール利用者を増やすとともに、滞在時間を長くして、他のサイトへの流出を防ぐ。
「ショップトゥギャザー」を導入したページでは、ユーザーが現在見ている商品ページから、フェイスブックやミクシィでオンライン上にいる友人にメッセージを出し、商品ページに招待。商品について相談、意見交換をしながら、購入検討することができる。
相手側がオフラインの場合はメッセージを残すことが可能となっている。
同サービスは10年7月にグループ化した米バイドットコムのECサイトで先行導入しており、ユーザーの滞在時間延長、決済1回当たりの購入点数の増加、1人当たりの購入単価の増加、購入キャンセル数の減少――などの効果があった。
これを日本向けに改良した。楽天は同様の効果を期待している。
今後も同サービスに改善を加えて効果を高めるとともに、順次、楽天市場内の全てのページや、グループの他サービスにも展開していく予定としている。
・楽天ShopTogether
→ http://static.shoptogether.rakuten.co.jp/guide/
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