アウトドア用品ECのミネルヴァ・ホールディングス(本社大阪市)はこのほど、中国のEC市場に本格進出した。連結子会社の中国法人を通じて、楽天(本社東京)が中国で開設したモールに出店。アウトドア用品とフィッシング用品を販売展開していく。
現地法人の「成都音和娜インターネットサービス」が事業を行う。楽天が現地に開設した〈楽酷天〉に出店した。店舗名は〈戸外&漁具 拿趣然〉(アウトドア&フィッシング ナチュラム)。ミネルヴァHDのEC事業子会社が運営する〈ナチュラム〉初の海外進出となる。
販売するのはアウトドア用品、フィッシング用品を中心とした2900点。ミネルヴァHDグループは中国製品を取り扱っており、この調達ルートを活かして、商材は中国法人が現地で仕入れる形をとる。11年1月末までに1万点まで商品を拡充する予定。
〈ナチュラム〉は売れ筋ではない商品を取り揃える「ロングテール戦略」と、売れ筋商品を安定的に販売する「ショートヘッド戦略」を並行して展開している。
中国サイトも同様の戦略を採用し、「中国現地に根付いたアウトドアと釣り具の大型専門店をめざす
」(ミネルヴァHD)としている。
・「戸外&漁具 拿趣然」
→ http://naturum.shop.rakuten.cn/
・ミネルヴァ・ホールディングス株式会社[MINERVA HOLDINGS]
→ http://minerva-hd.com/
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