ヤマダ電機 モール事業刷新 仕入れ型から出店形式に
ヤマダ電機が運営するECモール「YAMADAモール」が今年10月にもリニューアルすることが分かった。同モールでは出店者の商品をヤマダ電機が仕入れて消費者に販売する仕組みをとっていたが、リニューアル後は「楽天市場」などと同様、出店形式にして、売り上げに応じた手数料を徴収する形に変更する。仕入型のモールに参加企業が集まらなかった模様。EC事業者にとってなじみやすい出店形式に変更することで再スタートを切る。
今年10月から新たな出店プラン「YAMADAモールストアプラン」を導入する。プラン内容は月額4800円、販売手数料は1.5~5.5%になる見込み。8月~9月に出店営業を行い、300社ほどの出店者を集める予定。
従来までの商品卸取引は「YAMADAモールオフィシャルパートナープラン」として存続させ、主にメーカーや卸売事業者向けに提供していく。
「これまで当社が仕入れる形で販売してきたが、多くの事業者から、『楽天市場』のようなモール形式で提供してほしいという要望があった。掲載商品数を拡大するためにも、モール形式に変更することに決めた
」(広報)としている。
今年10月以降に再びテレビCMや店頭でのキャンペーンを実施。新たな出店プランをスタートさせるのを機に、モール事業の立て直しを図る。
・YAMADAモール
→ http://ymall.jp/shop/
・ヤマダ電機
→ http://www.yamada-denki.jp/
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