ネットショップ担当者フォーラム

Instagram×ECの最新トレンドとは? 2024年に向けた戦略や打ち手を解説! | 今日から試せるネットショップ運営ノウハウ powered by カラーミーショップ

2 years 2ヶ月 ago
「リール」「フォロワー」「ハッシュタグ」など、Instagramの機能はどのように使うと効果的? 今知っておくべきInstagram×ECの最新運用法を識者の富田さんに伺いました

Instagramマーケティングを成功させるには、機能やアルゴリズムを理解して的確な施策を打つことが大切です。

今回はInstagramの最新トレンドを中心に、今知っておくべきInstagramの動向をハピラフ 代表取締役CEOの富田竜介さんに伺いました。EC事業者さんにぜひ取り組んでいただきたい、最新活用術も紹介します。

富田竜介さん

ハピラフデジタル 代表 富田竜介さん。成蹊大学卒業後、マイクロアド(旧マイクロアドプラス)に入社。その後ヘルスケアD2C/フィットネススタートアップ/ブライダルスタートアップ、クックパッドでマーケティング担当として幅広く従事。ブライダル会社在籍中にハピラフデジタル/ハピラフを設立。現在はハピラフ代表としてSNSマーケティングに特化したサービスを展開している。

2023年上期、Instagramのアルゴリズムの変化について

――前回インタビューをさせていただいてから約1年が経ちました。2023年上半期を振り返って、Instagram上の重要な動きやアルゴリズムの変化などがあれば教えてください。

Instagramはもともとフォロワーファーストのツールです。フォロワーが多いほどリーチを獲得できて評価が上がることから、これまではフォロワー数を増やすことが重視されてきました。

それがこの1年の間に一部がTikTokやYouTubeショートと似たようなアルゴリズムに変わり、フォロワー数よりも1投稿単位の評価が優先されるようになりました

Instagramの3種類の投稿方法のうち、「フィード」や「ストーリーズ」は今もフォロワーファーストで、まず既存フォロワーに表示されて反応が良ければ拡散される形ですが、「リール」はコンテンツベースで評価・露出されます。

具体的には、「リール」に投稿するとそのジャンルに興味のある「フォロワーではない人」にも表示され、一定の反応が取れたら拡散されて、次の人が反応したらさらに拡散されていきます。これにより、1つの投稿をより多くの人に見てもらえるようになりました。

それから、コンテンツの表示をコントロールできるようになったことも変わったポイントです。Instagramでは「好きと欲しいをつくる」ことを重視していて、ユーザーの興味があるものだけをおすすめしたいという方針を貫いています。

これまでは興味関心から遠いものが表示されることもありましたが、興味のないコンテンツのメニューから「興味なし」を選ぶと似たような投稿の表示を減らせる機能がリリースされ、好きなものに近い投稿だけを見ることも可能になりました。

ただ、本当に興味のある人に届くようになった反面、興味が曖昧な人のリーチを期待できなくなったので、1投稿あたりのリーチが伸びづらくなったなと感じます。

Instagramのトレンドは?

――投稿トレンドなど、Instagramの今の傾向を教えてください。

2023年10月から景品表示法のステマ規制がスタートします。

それに先駆けて「#PR」「#タイアップ」のようなハッシュタグによるPR投稿は非推奨となり、クリエイター(インフルエンサー)がPR投稿をする際は、タイアップ投稿機能を使って、ユーザーネームの下にタイアップ投稿ラベル(ブランドコンテンツのタグ)を付けなければならなくなりました

タイアップ投稿を行うには、ブランドとクリエイターの双方で操作する必要があり少し手間がかかりますが、それなりのメリットも得られます。

ラベル付きの投稿はブランドの透明性を確保できるうえ、クリエイターのインサイトを直接見られるようになるので、どの人のどの投稿が伸びているかを把握できます。フォロワー以外にリーチを拡大することも可能です。

また、最近は「コラボ」機能による共同投稿を行う企業が増えてきたように思います。共同投稿の長所は、コラボした相手と自分のフォロワーに同じ投稿を見てもらえることで、1投稿あたりのエンゲージメント獲得数を増やせるため高い関心が寄せられています。

ただし、広告のルールを遵守する必要があるので、景表法や薬事法に抵触しないように注意しなければなりません。ちなみに、ブランドとクリエイターの共同投稿の場合は、広告主が発信しているような見せ方になるのでタイアップ投稿ラベルは不要です。

Instagramではクリエイター向けのサービスにも力を入れています。2023年6月にリリースされた「一斉配信チャンネル」は、クリエイターが大勢のフォロワーとリアルタイムに交流できる公開メッセージツールで、関心度の高いファンとの絆を深められます。ほかのクリエイターを呼んでトークを展開することもできます。

また、もう1つ、「Meta認証」という「X Blue(旧Twitter Blue)」 のような有料サービスも始まっています。本人確認書類を提出すると青い認証バッジを得られ、なりすましを防げます。いずれも残念ながらビジネスアカウントや一般ユーザーは対象外なので、今後のサービス範囲の拡大を期待したいですね。

余談ですが、フェイスブックジャパン代表取締役の味澤将宏氏が、2022年10月に開催された「House of Instagram2022」で、2023年のInstagramのテーマの1つに「価値共創」をあげていました。タイアップ投稿、共同投稿、一斉配信チャンネルはまさに共創するものなので、アカウント運用者は意識したほうがいいと思います。

――前回の記事でもお伺いしたのですが、改めて投稿のコツやおすすめの投稿数(頻度)を教えてください。

Instagramでは、

  • リールで外部の人にリーチして新規フォロワーを取り込む
  • ストーリーズで新規フォロワーとの仲を深める
  • 既存のフォロワーにはフィードで情報を発信する

というように、それぞれの役割に合わせて使い分けることが大事です。さらに、エンゲージメントの高いフォロワーと共同投稿すれば、親密度を高められるのではないかと思います。

「リール」や「フィード」の投稿頻度は、Instagramでは興味関心や親密度に加えて新鮮度を重視していることを考えると毎日が理想です。とはいえ、投稿の質が低ければエンゲージメントを獲得できません

毎日投稿するのが大変で質が下がるのであれば、3日に1投稿、月に10投稿程度でも問題ないので、可能な限り質の良い投稿をめざしてください。1投稿あたり1000リーチのものを月に30投稿しても3万リーチにしかなりませんが、1投稿あたり1万リーチ取れるコンテンツなら、月に10投稿でも10万リーチ獲得できます。

また「ストーリーズ」の投稿は、1日10投稿以上を推奨しています。投稿内容は、「今日も暑いですね、外に出る予定はありますか?」といった「はい」「いいえ」で答えられる問いかけでもOKで、回答をもらえればシグナルが貯まって親密度を上げることができます。

フィードへの投稿が滞っていても、ストーリーズで交流できていればエンゲージメントを高められるので、忙しくてもストーリーズの投稿だけは止めないようにしてください。

なお、親密度にはユーザーの反応回数も関係していて、5回反応する人より10回反応する人のほうが親密だと判断されます。親密度が高い人ほどストーリーズの投稿はより左側に、フィードの投稿はより上部に掲載されて反応を得やすくなるため、好循環を生むためにもフォロワーとの双方向のコミュニケーションを大切にしてください

Instagram運営におけるKPIは何にすべき?

――SNSを運用する際、どうしてもKPIを何に置くかという話がついてきます。指標の設定時に気をつけるべきことはどんなところでしょうか?

Instagramの効果を見るなら、定量的ではありませんが、ハッシュタグ数とタグ付け数に注目してください

「#ブランド名」「#商品名」のようなハッシュタグは、ユーザーがブランドや商品を気に入ったときに付けてくれるものです。ハッシュタグ検索は指名検索に似ているので、ハッシュタグ数を把握すればいわゆる口コミ(UGC)の影響を量ることができます

それから、「リール」や「フィード」へのタグ付け数にも注目すべきです。タグ付けされるメリットは、タグからユーザーを呼び込めることで、「友達が投稿したタグからブランドのプロフィールにきてフォロワーになる」というような効果を期待できます。

定量評価を重視する企業では、フォロワー数やリーチ数をKPIに設定するケースが多いですが、個人的にはいずれも追う必要はないと考えています。それよりも顧客満足度を指標にして、お客さんとどれだけ仲良くなれたか、お客さんにブランドをどれだけ好きになってもらえたかを重視したほうが売り上げにつながると思います。

Instagramはフォロワーやリーチよりもユーザーの投稿を増やすために運用するもの」と、視点を切り替えることが大事です。

また、Instagram以外にX(Twitter)広告やGoogle広告、SEO記事と複数の施策を打っている場合、Instagramのアカウント経由でどのくらい売り上げが上がったかを証明する術はありません。

購入者に「商品購入のきっかけとなったのはどの媒体ですか?」とアンケートを取ればある程度の効果を把握できますが、売り上げとなると施策の前後で売上状況を比較して判断するしか方法はなく、定量的なKPIは立てにくいです。評価方法もチャネルごとに区切らず「全体の売り上げが上がれば評価します」という方向に変えていったほうがいいと思います。

企業でよくあるのは、「広報:アカウント運用、指標=ブランド認知度」「広告チーム:インフルエンサーマーケティング、指標=新規顧客獲得数」のように担当や部署で目標や目的を切り分けてしまうケースです。

それぞれでプレゼントキャンペーンだ、広告だとやってしまうと良い成果は得られませんし、フォロワー数が積み上がって一時的に売り上げが上がったとしても、フォロワーとのコミュニケーションが深まっていなければ一瞬で落ちてしまいます。

その結果として、「売上が上がらない⇒SNSは意味がない⇒SNSをやめる」という道を辿る企業が増えているので、状況を打開するには組織の評価軸から変えなければなりません

新しいアルゴリズムに効果的な対策方法は?

――新しいアルゴリズムへの対応策を教えてください。

コンテンツ/コミュニケーションを強化することが一番の対策法です。TikTokが伸びているのはプラットフォームの利用者が増えているからで、今TikTokを始めれば誰でも一定数のフォロワーを獲得できます。

一方、Instagramはやや飽和状態にあるため、新たなフォロワーを獲得するには必然的にコンテンツやコミュニケーションの質で勝負せざるを得ません。

記事コンテンツはわざわざアカウントをフォローしなくても「いいね!」で保存できるので成果が見えにくいという側面がありますが、SEOやコンテンツマーケティングに近づいてきている状況なので、ジャンルの中でもNo.1の質を狙ってコンテンツをブラッシュアップしていくしかないのかなと思います。

コンテンツの中味についてもアイディアが出尽くした感があり、オリジナル性の高さで勝負するのは難しくなっています。質の高いAとBの記事を掛け合わせてもっと中身の濃い記事に仕上げるとか、動画ならクオリティの高いTikTok動画を参考に制作するなど、なんらかの工夫が必要です。

滞在時間を延ばす策としては、文章+動画でコンテンツをリッチにする戦略が増えています。文章は長ければ長いほど滞在時間が延びますし、投稿内に動画もあればその分滞在時間が増えて評価されやすくなります。

これらを参考に、高品質のコンテンツ作りに取り組んでみてください。

一方で、矛盾するようですが、ブランドアカウントではあまりコンテンツマーケティングに力を入れる必要はないとも思っています。記事コンテンツはコアなファンに任せて、ブランドアカウントは世界観を作ることや、ファンとコミュニケーションを取ることを優先したほうが効率的です。

ブランド自身で1日1投稿してもMAX30投稿/月ですが、ファン100人に共同投稿を依頼して月に1回ずつ投稿してもらえれば100投稿/月になります。なので、ブランドアカウントで発信するものは文章の長いコンテンツではなく、原点回帰して映える画像や動画で世界観を見せる方向に舵を切ってもよいかもしれません。

コンテンツの中身だけでなくフォロワーも質が大切です。コアなファンはフォロワー獲得に貢献してくれます。親密度の高い100人が新たな100人を呼び、200人が別の200人を連れてきて、と地道に輪を広げていくほうが今の時代に合っていますし、プレゼントキャンペーンなどで無理にフォロワーを増やすよりも成果が生まれやすいです。

Instagramの運用者は、フォロワー全員の名前を覚えて交流するくらい濃厚なコミュニケーションを取るようにしてください

2024年に向けたInstagramの戦略や打ち手は?

――2023年下期、さらに2024年に向けてECを伸ばすためのInstagram戦略や打ち手をぜひ教えてください!

いろいろな手法がありますが、おすすめの施策をいくつかピックアップして紹介します。

1.共同投稿を増やす

PR投稿だけでなく、積極的にフォロワーとコラボして共同投稿を行ってください。

Instagramは、フォロワー数よりもエンゲージメントや質が大事だと公言しているので、コラボ相手はクリエイターではなく、タグ付けされた投稿にコメントが多く付いている人や、エンゲージメント率の高い人を選ぶのがおすすめです。一般の人に近いほうが購買の意思決定につながります。

2.ギフティングでタグ付け欄を埋める

インフルエンサーに商品を提供して紹介してもらう「ギフティング」でタグ付け欄を充実させてください。

Instagramを始めたばかりの企業はタグ付け欄がゼロの状態です。日本人は1人目になることを避けがちなので、最初の30件くらいはギフティングで埋めることをおすすめします。

一般的に、ユーザーはブランドアカウントのタグ付け欄から他人の投稿を見て「これは私に合いそうだから買ってみよう」と思うものなので、検討材料を与える意味でもギフティングは活用したほうがいいです。

ブランドフォロワーとブランドリーチを増やす方法

――ブランドフォロワーとブランドリーチを増やすにはどうしたらよいですか?

ブランドの情報だけでフォローしてくれる「ブランドフォロワー」を増やすことも大切です。

記事コンテンツに興味があってフォローしてくれる「コンテンツフォロワー」は、ブランドフォロワーよりブランドを好きな度合いが一段階浅く移ろいやすくもあるので、ブランドフォロワーを獲得したほうが売り上げにつながります

リーチも同じで、メディア頼りにせずブランドの情報だけでリーチを増やすことをめざしてください。ブランドが発信した情報でブランド理解が深まったファンは、次にファンになる人たちを連れてきてくれます。

「リール」に投稿する動画の長さは30~45秒くらいがおすすめです。伸びている動画も30~45秒くらいのものが多い印象です。一部ビジネスアカウントでは、Instagramインサイトで、投稿動画の総再生時間や平均再生時間・率、オーディエンスのリテンションレート(継続率)などを見られるので確認してみてください。

参考までに、平均再生時間は10秒以上、平均再生率は30~40%以上が良い動画の基準となっています。

――最後ぜひ本記事を読んでいるEC事業者さんにアドバイスをお願いいたします!

ECではよく、「リソースが足りない」「運用方法がわからない」などの理由から、Instagramの運用を支援会社に丸投げしたり、業務委託でアルバイトの人に任せたりするケースを見かけますが、外部に依頼するのはおすすめできません。

SNSはオンライン上で一番の接客ツールなので、ブランドについてよく理解している人が運用しなければ、本当の意味でのファンは獲得できないと思います。アカウントの運営人数は企業の戦略次第で1人でも複数人でも構いませんが、「SNSをやる」と決めたらリソースを割いて本格的に取り組んでほしいです。

またInstagramの運用では、リーチやフォロワーを増やす施策よりも、いかにして口コミを発生させるかに重きを置くべきです。

購買の意思決定につながるのは、企業より友人や家族など身近な人のレコメンドなので、購入者の100%が口コミを投稿したくなるような設計やマーケティングの仕組みを作ることに注力してください。

新規獲得のために宣伝ばかりしていたのでは、ユーザーはタグ付けしたりハッシュタグを付けて投稿したりする気がなくなると思います。Instagramを含めSNSはコミュニケーションツールなので、ぜひユーザーとのコミュニケーションを大切にして絆を深めてくださいね。

この記事はカラーミーショップの公式Webメディア『よむよむカラーミー by GMOペパボ』の記事を、ネットショップ担当者フォーラム用に再編集したものです。

よむよむカラーミー

ヤマト運輸、東京23区と千葉県の一部地域宛て宅急便などで大幅な遅延が発生。全国から目黒区・渋谷区など宛て荷物は荷受けを停止

2 years 2ヶ月 ago

ヤマト運輸は12月12日、仕分けターミナル「羽田クロノゲート」において機器の一部故障が発生し、東京都23区の一部、千葉県へ送る荷物の配送に遅れが生じていると発表した。

ヤマト運輸は12月12日、仕分けターミナル「羽田クロノゲート」において機器の一部故障が発生し、東京都23区の一部、千葉県へ送る荷物の配送に遅れが生じていると発表
ヤマト運輸のお知らせ(画像はWebサイトからキャプチャ)

19時現在の状況は以下の通り。

全国から東京都の目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区、千葉県の館山市・木更津市・鴨川市・君津市・富津市・袖ヶ浦市・南房総市・安房郡鋸南町に送る荷物の配送に大幅な遅延が発生している。

また、全国から東京都の目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区へ配送する荷物については、荷受け自体を停止している。

対象の荷物は宅急便、クール宅急便、宅急便タイムサービスなどの全商品。

瀧川 正実

アプリ制作は「売上向上」「ファン化」が目的。9割超がフルスクラッチで、課題は「人的リソース不足」が6割

2 years 2ヶ月 ago

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査によると、BtoCアプリの運営予算について平均的なマーケティング予算は月額81万8000円、コンテンツ制作予算は月額74万9000円だった。

BtoCのアプリ化をした狙いを聞いたところ、最も多かったのは「利便性向上」で32.1%。「売り上げ向上(EC)」が31.7%、「売り上げ向上(店舗)」が26.9%と続いた。

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査 アプリ化の狙い
アプリ化の狙い

アプリの開発体制はフルスクラッチが約92%を占めた。内訳は「自社・内部ですべて開発」が27.5%、「外部に完全委託」が28.6%、「一部を自社で開発」が36.4%など。近年市場規模を拡大している「ローコード・ノーコードプラットフォーム」の利用割合は7.3%にとどまった。

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査 アプリ開発体制
アプリの開発体制

アプリの重要指標は「ダウンロード数」が最も多く44.3%。「アプリ利用者の満足度」が30.3%、さらに「CV数(売り上げ貢献)」が29.1%で続いた。「アプリを通じて顧客をファン化し、ECや実店舗での売上向上をめざす」運営目標が推察できるとしている。

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査 重要指標
運営上の重要指標

アプリを運営する課題は、「アプリを運営するための人的リソースが足りない」が60.2%で最多。「業務内容が属人化・ブラックボックス化しやすい」が58.3%、「アプリ上で配信するコンテンツの制作に工数がかかり困っている」が53.1%などと続いた。

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査 運営の課題
運営上の課題

アプリの継続利用のために取り組んでいることは、「アプリの使いやすさ、視覚的な魅力の向上(UI/UXの向上)」が70.4%。「バグ・クラッシュが起こらないようにする」が67.9%、「定期的にアプリ内のコンテンツを更新し、新しい情報を届けること」が67.4%。

マーケティング支援のグライダーアソシエイツが実施した、アプリ運営の課題や予算に関する実態調査 継続利用のための施策
継続利用のための取り組み

調査概要

  • 調査対象者:民間企業に勤めている、自社が運営するスマートフォンアプリケーションの企画・マーケティング担当に従事している1007人。アプリの種別、役職や企業規模、決裁権等の有無は問わない
  • 調査設計・分析:グライダーアソシエイツ
  • 調査期間:マクロミル
  • 調査期間:2023年11月24~27日
松原 沙甫

最新物流倉庫に潜入、イメージが一変! “明るくて・キレイでびっくり” 働きたくなる施設づくり | 物流女子の旅

2 years 2ヶ月 ago
テーマは大人の社会見学! 「倉庫ってこんなキレイなの?」と編集部員が驚いた最新倉庫事情を紹介。物流不動産のパイオニア、プロロジスに潜入。

私たちの生活になくてはならない「物流」。物流倉庫というと、ダンボールや折りたたみコンテナが積まれた巨大な施設をイメージするかもしれない。編集部員は勝手なイメージで物流倉庫は薄暗くて、物が所狭しと置かれており、作業着の男性が多く働いていると思っていた。しかし、そんなイメージの物流倉庫は古い!

倉庫は今や、「商品を保管するだけの場所」ではなくなり、どんどんキレイになってデジタル化も進んでいるのだ。

今回は、世界19カ国において約11,400万㎡の物流施設を開発・運営している物流不動産デベロッパーであるプロロジスを取材。物流施設の専有部分を賃貸マンションのように貸し出ししているマルチテナント型の施設「プロロジスパーク八千代1」を実際に見学させていただいた。

今回取材させていただいた「プロロジスパーク八千代1」

最新の物流倉庫に潜入! EC向け発送代行「STOCKCREW」にインタビュー

先ほども述べた通り、物流倉庫内のデジタル化は日々進んでおり、プロロジスも様々な取り組みを行っている。せっかく見学してきたので、具体的な施設の説明の前に、まずは施設に入居している企業が、どのように倉庫を活用しているのかを紹介したい。

今回見学した千葉県八千代市のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」内の一画に入居しているのは、ネットショップ事業者向けに発送代行サービスを提供する「STOCKCREW」だ。倉庫内での作業を実際に見せていただきつつ、同社の保阪氏にお話を伺った。

倉庫内で行われている荷物のピッキング作業。ロボット×人間の共同作業感が良い

自社ロボット100台の導入で「ピッキング」の作業を効率化

今回社会科見学に協力してくださったSTOCKCREWでは、EC商品の受発注から出荷発送までを代行している。1区画(約435坪)に180~200社ほどの商品が保管されており、毎日1,500~2,500件ほどを出荷するという。

そこで、自社でロボットを開発&導入して、倉庫内業務の効率化を進めているそうだ。特徴的なのが、指示された商品を棚から取り出し、梱包スペースまで運ぶ「ピッキング」の工程だ。ロボットが人間のピッキング作業をサポートするという。その大まかな流れは以下の通りだ。

  1. ロボットが注文された商品の情報を読み取り、ロケーション(保管している棚の場所)まで自動で移動する
  2. 近くにいる人が商品を取り出し、箱に入れる
  3. ロボットが自動で梱包スペースまで運ぶ
注文された商品の情報とロケーションコードが紐付いており、ロボットが商品がある場所まで移動する
倉庫内を移動していくロボット。人間が後ろをついていけば指定の棚まで行ける
指定の棚に着くと、商品をロボットが運んでいるコンテナのどこに入れるかも指示してくれる

以前は、商品の送り状とロケーションを見比べながら、自分でその棚に行って商品を取り出して……とやっていました。でも、ロボットがロケーション情報を元に棚を特定してくれるので、誰でも簡単にピッキング作業ができるようになり、時短や効率化につながりました。(保阪氏)

なお、ロボットがどうやって商品がある棚を見極めているかというと、倉庫内のマッピング情報がロボットに入っているからだ。そのマッピング情報をもとに、プログラミングされた導線に沿って動いているという。

ちなみに、このロボットは前面のセンサーで障害物を検知して避けるようにプログラミングされているが、なかなか動きが速いうえにかなりギリギリに来るまで避けないので、人間がロボットの圧に負けて避けるという光景を取材中に何度か見かけた(笑)。きびきびと一生懸命働いているロボットを人間が邪魔してはいけない…!という謎の心理が働く。

青いライトを光らせながら走るロボット。このライトは道を照らしているわけではなく、倉庫内の暗い場所で人間がロボットを認識するためのものだ
この膨大な荷物から人力で荷物を探すのは大変…。ロボットと人間が共同作業で荷物を発送してくれているんだね…

また、STOCKCREWは在庫管理も自社開発のWMS(倉庫管理システム)を利用しているという。顧客ともシステムを共有し、物流センター内の出荷・在庫・請求の状況が簡単に確認できるようになっている。

STOCKCREWのサービス概要

また、プロロジスとSTOCKCREWでは共同で、小規模EC事業者向けのフルフィルメントサービスを提供する専用区画「THE CUBE」を開設した。小規模事業者の新たな物流インフラとして、事業成長を後押しするのが狙いとのことで、EC担当者はぜひともチェックしてほしい。

デジタル化で倉庫全体を効率化! 最先端の物流拠点

さて、ロボットによる倉庫のピッキング作業効率化の事例を紹介したが、最新物流倉庫の次に注目すべきは、「倉庫内のデジタル化」はこれだけではない。プロロジスでは、IoTやAIを活用した業務の効率化、ドローンによる点検など、施設の至るところに最先端の技術が取り入れられている。特徴的なシステムとして、以下の3つが挙げられる。

「プロロジススマートボックス」

気温、湿度、雨量、風速、地震などの環境データと、物流施設内のカスタマーごとの電気・水道使用量をリアルタイムに取得・分析するシステム。施設運営の最適化・省エネ化に役立つ。

スマートボックスで電気使用量などを可視化

物流DX支援ツール「ロジメーター」

KURANDOとプロロジスが共同開発した、庫内オペレーションの効率化を支援するクラウドサービス「ロジメーター」。作業内容をタブレットに登録することで、業務内容やリソース、人員配置までの全てを一元管理できる。

ロジメーターで業務や人員配置を可視化

さらに、プロロジスが注力していることとして、「BCP(事業継続計画)」つまり「災害やテロといった緊急事態に対する備え」が挙げられる。具体的には、防災センターや衛星電話、非常用電源の設置に加え、以下のような対策を行っているという。

  • 免震システム
    大規模地震時における庫内保管物の落下や、物流機器の損傷防止のため、揺れを軽減するシステムを採用。
  • 地下水浄化システム
    災害による断水に備え、地下水浄化システムを導入。最大約30日分のトイレ利用が継続できる容量。
  • 非常用発電機の燃料オイルタンク
    地下に非常用発電機の燃料オイルタンクを設置。停電時には最大約7日分の電力供給が可能。

災害への備えが充実していて、あらゆる物が置いてある物流施設、ゾンビ映画だったら籠城戦にオススメしたいくらいだ。

しかし、古川氏は、物流施設におけるBCPの取り組みについて、「かつては一般的ではなかった」と語る。

免震システムを採用したのはおそらく当社が初めてで、初めはその必要性がお客様には伝わりませんでした。しかし、東日本大震災があって、『本当に(免震が)あってよかった』というお言葉をいただきました。神奈川県の座間にある施設では、地震の揺れでも荷崩れすることなく、30分後には再稼働することができたと聞いています。(古川氏)

また、開発の際は地盤が強く、なるべく震災等の被害が少ないところを選定しているという。今回訪れた「プロロジスパーク八千代1」も、地震時の液状化や大雨による浸水が想定されにくいエリアに立地している。

もちろんお客様の要望によっては、湾岸に近いと便利だということで、液状化エリアを選定することもありますが、その場合はできる限りの対策を講じています。(古川氏)

こうした活動は、地域の雇用機会の創出や経済活性化にもつながっている。「まちづくり」につながる新たな施設開発として、プロロジスは官民一体となって取り組みを進めているそうだ。

働く人に配慮して「この倉庫で働きたい」と思える施設で雇用を確保

長時間過ごす場所だからこそ、働く環境への配慮も重要だ。見学した「プロロジスパーク八千代1」の施設内には、倉庫とは思えないほど綺麗なカフェテリアや、コンビニなどが用意されていた。しかも、休憩時に遊べる卓球台まであるのだ。

取材時にも使用させていただいたカフェテリアスペース(プロロジス公式サイトより)
カフェテリアの奥には卓球台も設置されている(プロロジス公式サイトより)
カフェテリアの一角にはセルフレジ式のコンビニも

この写真だけ見せたら都心のどこかにあるキレイなオフィスにしか見えないが、これが最新の物流倉庫なのだ。しかし、2000年代初頭には、こうした休憩スペースがある物流施設は少なかったという。女性の従業員も多かったにもかかわらず、男性用のトイレしかないなど、従業員へのケアが不十分なところがあった。

プロロジスでは、入居カスタマーのため、そしてそこで働くパートやアルバイトの従業員のために、快適性を追求した施設づくりを行っている。

入居されるお客様の一番の課題は『雇用確保』。この施設に入ってアルバイトを雇えるのか、辞めずに続けてもらえる環境なのかを気にされる方が多い。そういった部分を考えて、働きやすい環境づくりには特に配慮しています(古川氏)

プロロジス 広報室 古川志織氏

その他にも、倉庫で働く人が快適に過ごせるよう、以下の取り組みをしている。

  • カフェテリアや化粧室の整備
  • 送迎用のカーシェアリングサービス
  • 送迎バス、路線バス(施設内にバス停を設置)
  • カスタマーイベントの実施

新しい施設を開発する際には、地元のバス会社さんと交渉して路線を少し伸ばしてもらい、施設内にバス停を作ったこともありました。

また、バーベキューや夏祭りなどのカスタマーイベントも定期的に実施。もちろんお客様のためでもありますが、その先のパートさんやアルバイトさんに喜んでもらい、施設従業員の雇用の定着を促すことが狙いです(古川氏)

こうした活動は、地域の雇用機会の創出や経済活性化にもつながっている。「まちづくり」につながる新たな施設開発として、プロロジスは官民一体となって取り組みを進めているそうだ。

物流施設の主流は自社保有から賃貸へ

グローバルに拡大を進め、日本でも着実に開発実績を伸ばしてきたプロロジスだが、2000年代からの拡大のきっかけは「3PL(Third Party Logistics)」の普及だった。「3PL」とは、商品の保管や輸送などを自社で行うのではなく、専門的なノウハウを持つ企業に委託する業務形態のことだ。

昨今は、メーカーは商品保管や輸送といった物流業務をサードパーティに委託し、不動産である倉庫も所有ではなく賃貸にして、自社の本来の業務に集中する業態が主流だという。物流業務を受託した3PLとしても、受託した荷物量の変化や、荷主との契約終了に柔軟に対応できる賃貸型の方が都合が良い。また、最近ではEコマースの普及によって物流施設ニーズが一層拡大している。

なお、プロロジスが提供している物流施設は、大きく分けて2種類ある。

マルチテナント型:複数企業向けの大型センター

プロロジスが物流適地を選定し、汎用型の大型物流施設を開発。倉庫の専有部分は賃貸マンションのようになっており、オーナーであるプロロジスが3PLやEC事業者等の顧客に場所を提供する。ちなみに、今回見学したのはこのマルチテナント型だ。

ビルド・トゥ・スーツ型:特定企業向けのオーダーメイド施設

カスタマーが希望する場所に、1社専用の物流施設を開発し、自社専用施設として貸し出す。

“倉庫のガワを作って提供するだけ”という時代はもう終わりつつあります。お客様の悩みにより深く寄り添おうとすると、もっと色々なサービスが必要になる。たとえば、機器の配置やロボットの導入など、オペレーションについてのコンサルティングをしたり、人件費を下げるための相談を受けたりもしています。(古川氏)

また、カスタマーによっては、物流施設内のマルチユース化も進めているという。

  • ウェブ編集
  • データセンター
  • プロモーション
  • 撮影スタジオ
  • ショールーム
  • 営業オフィス

このように最近の物流倉庫は、ただ商品を保管するだけでなく、オフィスやスタジオなどさまざまな用途で使われているのだ。

ちなみに、プロロジスでは、倉庫とオフィスの中間のような施設として「プロロジスアーバン」を東京23区内に展開中。都心のオフィスには置けないような大きい商品を展示する場合などに利用されるとのことだ。

プロロジスアーバン東京辰巳1

「ただ商品を置く」ことを超えて、施設管理のロボット化や災害対策、雇用による地域の活性化まで、新しい価値を次々と生み出している物流倉庫。物流業界を率いるリーディングカンパニーとして、プロロジスの今後に注目したい。

トラックが荷物を積み下ろしする場所(バース)。人間と比べると大きさがよくわかる

【大人の社会科見学先募集!】
Web担当者Forum編集部では、社会科見学させてくれる方を探しております。
BtoB、BtoC問わず、「うちの会社見に来て!」「こんなことやってるんだけど興味ある?」と声をかけてくださると嬉しいです。

ぜひ編集部のX(@webtanforum)のDMまでご連絡ください。

オリジナル記事はこちら:最新物流倉庫に潜入、イメージが一変! “明るくて・キレイでびっくり” 働きたくなる施設づくり(2023/12/06)

今井扶美
吉田 浩章

ユナイテッドアローズがミレニアル世代向けコスメを投入、非アパレル事業を拡大

2 years 2ヶ月 ago

ユナイテッドアローズは2024年1月25日から、ミレニアル世代をターゲットとしたスキンケアやヘアケア商品など全6アイテムを、ECサイトと一部店舗で販売する。

ブランド名称は「UNITED ARROWS BEAUTY」。洋服を着る前のスキンケア、ヘアケアを提供する。

アパレルブランドのユナイテッドアローズが、スキンケアとヘアケアを通じて「スタイルのある肌と髪」を創り、ファッションの新たなスタンダードを提案するとしている。

「UNITED ARROWS BEAUTY」の商品ラインアップは、「ラスティングBBクリーム」(2530円)、「リッチセラム10C」(2860円)、「ディープクリアフェイス ウォッシュパウダー」(1980円)、「カラーシャンプー パープル」(2420円)、「カラートリートメント パープル」(2420円)、「ヘアオイル」(2750円)。

ユナイテッドアローズは2024年1月25日から、ミレニアル世代をターゲットとしたスキンケアやヘアケア商品など全6アイテムを、ECサイトと一部店舗で販売
全6アイテムのコスメをミレニアル世代に向けて展開する

ユナイテッドアローズは2023年5月に発表した中期経営計画で「非アパレル事業の拡大」を掲げており、「UNITED ARROWS BEAUTY」はその取り組みの一環。ファッションを軸にした既存ドメインでの成長拡大に加え、アパレル以外の領域への進出で、生活文化のスタンダードの創造と長期ビジョンの達成をめざす。

ユナイテッドアローズの2023年3月期におけるEC売上高は前期比2.0%増の303億5800万円。EC化率は25.4%だった。

松原 沙甫

決済手段を増やす? レビューを増やす? CVRが上がらない時に読んでみるといい記事がありました【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

2 years 2ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年12月4日~12月10日のニュース

CVRを上げる手法の記事がありました。広告を改善したり決済を増やしたりとやることはたくさんありますが、日々の業務のなかで自然と改善できるに越したことはないです。忙しい人が多いと思いますので、効率化から取り組んだほうがいいかもしれません。

個人的なおすすめは「外部の人に使ってもらう」こと

ECサイトのCVRを改善する10のコツとは? 計算方法や平均値、低くなる原因を徹底解説! | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11546

ECサイトのCVRは利益に関係する指標のため「平均値」や「CVRを改善させる方法」などが気になるものです。ECサイトを成功に導くには、効果的なマーケティング戦略を構築させる必要があります。本記事では、ECサイトのCVRについて概要や改善のコツなどを紹介します。

今回はCVR(conversion rate)アップの記事を紹介します。CVRは転換率とも言ったりしますね。アクセスが少なくてもCVRが高ければ売り上げが上がるので、チェックリスト代わりに使ってみましょう。私からは気になったところだけピックアップします。

ECサイト運営においてCVRの目安は一般的に1~3%と言われています。米国のWordStreamが調査した結果では、ECサイトのCVRは1.84%が中央値であると発表しました。(引用元:What’s a Good Conversion Rate?|Word Stream)

これは目安なので気にする必要はありません。今のショップのCVRを基準にして、そこからどれだけ上げることができたのかを見ていくのがいいです。セミナーなどでも「CVRはどのくらいがいいのですか?」と聞かれることもありますが、高ければ高いほどいいですし、低かったとしても改善して伸ばせばいいです。また、会社としてECの利益が出ていればひとまずはOKでしょう。この手の調査結果に惑わされないことが大事です。

同じく「商品ジャンル別の平均CVR」も書かれていますが、気にしなくて問題ありません。

ECサイトのCVRが低くなる主な原因は、下記の通りです。

  • 広告のターゲティングが外れている
  • サイトの構造に何らかの問題がある
  • 市場環境の変化に対応できていない
  • 今すぐ購入すべき理由を明示していない

最初の2つは必ずチェックすべきポイントです。広告に関しては自力で運用しているなら外部の専門家に確認してもらいましょう。昨今のWeb広告はどんどん進化していきますので、古い知識では売り上げを伸ばすことができませんから。外部に依頼している場合は運用状況をきちんと把握するようにしましょう。丸投げでは伸びませんし、運用者の人も考えてやっていますので、その意見を聞きながら進めるといいですね。

サイトの構造の問題は自分たちでは気付きにくいので、家族や友人に使ってもらいましょう。外部の人が見ると欠陥はすぐにわかります。

市場環境の変化に関してはCVRというよりも、事業もしくは会社の問題です。

今すぐ購入すべき理由はややもすると煽りになってしまうこともありますので、使うのはほどほどに。ユーザーも慣れてきますのでお得感が薄れていきます。

ECサイトのCVRを改善する12のコツ

  • モバイルファーストに対応する
  • レビューの質と量を高める
  • CVにつながるような導線設計を意識する
  • カスタマーサポート体制を充実させる
  • 多様な決済方法を用意する
  • ECサイトをメディア化する
  • かご落ち対策をする
  • 商品画像や説明文を充実させる
  • 入力フォームの最適化を図る
  • 配送面の利便性を高める
  • 返品無料
  • クーポンオファー

※項目のみ筆者が抜き出しました

改善するコツはたくさんありますね。3つだけに絞るなら、「モバイルファースト」「カスタマーサポートの充実」「多様な決済方法」になると思います。モバイルファーストに関しては言うまでもないですね。BtoCの場合は少なくとも7割以上のアクセスがスマホからだと思いますので。スマホもさまざまな機種がありますので、自分が使っていない機種での確認が必要ですし、日ごろからスマホで買い物をすることを習慣にしましょう。PCで買っているとユーザーの気持ちがわかりません。

カスタマーサポートに関しては面倒なことも多いですが、本当に困っているユーザーもいますので真摯に対応しましょう。対応したら終わりではなくて、ノウハウ化すること、改善することも忘れずに。前述の「外部の人が見ると欠陥はすぐにわかります」だと思えばいいですね。

決済方法はクレジットカード、コンビニ決済、後払い決済は揃えておきたいです。「Amazon Pay」などの決済もできるだけ多くあるといいです。ポイントを貯めているユーザーもいますからね。決済代行会社が一通りそろえていることもあります。

ECサイトのCVR改善に役立つ6つのツール

ECサイトのCVRを改善する際に役立つツールは、下記の通りです。

  • チャットボット
  • アクセス解析ツール
  • EFOツール
  • サイト内検索(サジェスト)
  • ワンページカート
  • レコメンドツール

これらはあったほうがいいですが、なくても何とかなります。ツールを入れると費用がかかりますし、売上金額に応じた手数料がかかることもありますので、せっかくCVRを伸ばしてもその分の利益がなくなってしまうこともあります。それよりも、日々の業務のなかで改善が進むようにする仕組みを作るほうが重要です。

効率的な業務体制にして時間を作り、改善の時間に割いていきたいですね。

今週の要チェック記事

AI機能「BASE AI アシスタント」で、ショップ運営の業務を軽減 | BASE U
https://baseu.jp/28849

商品の重量や個数、温度帯やお届け先ごとなどショップに応じた柔軟な送料の設定が可能に。「送料詳細設定 App」 | BASE U
https://baseu.jp/31418

BASEさんの機能アップデートを2つ。本格的なカートシステムになってきました。

BASEが運営する購入者向けショッピングサービス「Pay ID」が、 ネットショッピングにおける消費者動向調査2023を初発表 希望する決済方法がなく購入を中断した経験がある方は6割 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/44406

冒頭の記事のコメントと同じくクレジットカード、コンビニ決済、後払い決済の3つは必須ですね。

楽天ポイント付与条件変更で「モバイル利用者」を優遇、「楽天市場」出店者への影響は? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11590

Yahoo!ショッピング、最大24.5%還元の「ヤフービッグボーナス」12月19日まで開催 | ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2312/04/news154.html

「楽天市場」のポイント還元率が下がって、「Yahoo!ショッピング」が増えています。モールの元気がないとショップにも影響するので頑張ってほしいところ。

ヤマト運輸と佐川急便、一部地域で荷物の配送に遅れ。年末商戦で12月も配送遅延が続く可能性も | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11660

売れてくれるのは嬉しいけれど、配送の問題も出てきています。2024年はこのあたりに悩まされそうですね。

「honto」が本の通販サービス終了 店舗での受け取りも不可に | ASCII.jp
https://ascii.jp/elem/000/004/173/4173038/

たまに使っていたので驚き。「『honto』は電子書籍ストアのサービスは継続し、本の通販に関して『e-hon』との連携を開始致します」。のこと。

※追記あり 【2023年12月版】 Google Merchant Center Next を使うか否かの判断基準 ? | Yuwai
https://yuwai-inc.jp/blog/202312-criteria-for-deciding-whether-you-should-use-google-merchant-center-next/

自社ECで「Google Merchant Center」を使っている場合は注意。クラシック版に戻す作業を行うことになるかも。

今週の名言

「強運」の正体 | えとみほ
https://note.com/etomiho/n/nc9dfff7e6b51

とにかく運を引き寄せたければ、アクション、アクション、アクションだ。やはりどう考えても物事のランダムな確率が人によって大きく変わるとは思えない。短期的な運不運の偏りはあるかもしれないが、長期的に見たら良いことが起こる確率にほぼ大差はないはずである。つまりどんな人でも、機会を増やせば必ず好機は訪れる。

シュートを打たないと点は入らない、いいことも行動しないとやってこない。チャンスだと思ったときはすぐに反応しましょう。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

この本をAmazonで購入
森野 誠之

総合通販の日本直販、メタバース市場に参入。メタイベントのブース出店でカニを販売

2 years 2ヶ月 ago

ギグワークスの傘下で通販ブランド「日本直販」を展開する日本直販は、Vma plus主催のメタバースイベント「メタワールドフェス2023冬」に出店、年末年始の人気商品をイベント限定価格で販売する。メタバース上での新たな顧客体験の提供、新規顧客流入の場と位置付ける。

「メタワールドフェス2023冬」では、バーチャルスペース内に日本直販のブースを開設。ブース内で通販限定商品の「特選・3Lサイズ 本ズワイガニ脚肉 お買い得セット」を販売する。

同商品は例年、売り切れになる場合があるものの、「メタワールドフェス2023冬」ではブースの出店を記念して一定量の在庫を確保した。

「メタワールドフェス2023冬」での日本直販の出店ブース(イメージ)
「メタワールドフェス2023冬」での日本直販の出店ブース(イメージ)

「メタワールドフェス2023冬」は、メタバース上を通してリアルとデジタルの境界を超えて日本国内の地方までつながることを目的としたイベント。12月12日から12月19日まで開催する。日本直販はこれまでに、通販事業を通じて全国の顧客に商品やサービスを提供してきた。このことが「メタワールドフェス2023冬」の趣旨と合致するとして出店を決めた。

「メタワールドフェス2023冬」をVma plusが主催、トランスコスモスが共催する
「メタワールドフェス2023冬」をVma plusが主催、トランスコスモスが共催する

「メタワールドフェス2023冬」の概要

  • 開始日程:2023年12月12日~12月19日
  • 対象者:一般消費者
  • 受付方法:ログインページからログイン
  • 日本直販の出店モール配置番号:ライブコマースエリア-17
  • 販売商品:特選・3Lサイズ 本ズワイガニ脚肉 お買い得セット
  • 販売価格:9900円(税込)※送料別
高野 真維

2023年「カラーミーショップ アプリストア」で人気のアプリとは? トップは3年連続「Instagramショッピング連携」

2 years 2ヶ月 ago

GMOペパボは、70種類以上のアプリを提供している「カラーミーショップアプリストア」の2023年人気アプリランキングTOP10を発表した。1位は3年連続で「Instagramショッピング連携」だった。

3年連続で「Instagramショッピング連携」がトップに

GMOペパボは2023年に月商50万円以上のショップを対象としたアンケート調査を実施し、人気アプリトップ10をまとめた。アンケート集計期間は2023年1月1日~2023年11月30日まで。

1位は「Instagramショッピング連携」。「カラーミーショップ」に商品を追加すると、商品データがInstagramに自動連携される機能だ。手動では手間のかかる連携作業を自動化できるため、利用率が圧倒的に高いという。

カラーミーショップ アプリストア Instagramショッピング連携
「Instagramショッピング連携」(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

2位は領収書(インボイス)、請求書、納品書、見積書を自動発行、管理保存できる「インボイスくだサイ for カラーミーショップ」。購入者が注文番号と電話番号でログインし、必要な書類のセルフ発行・ダウンロードが行えるため、ショップの業務効率化につなげられるという。2022年では8位だった「領収書くだサイ for カラーミーショップ」から名称を変更し、2位にランクアップした。

カラーミーショップ アプリストア インボイスくだサイ for カラーミーショップ
「インボイスくだサイ for カラーミーショップ」(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

3位は「カスタムオプション」。アプリを導入すると、初期設定では1つの商品ページに2つ設定できるオプション項目をいくつでも追加できるようになる。

カラーミーショップ アプリストア カスタムオプション
「カスタムオプション」アプリ(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

4位以下に中国販売の作業代行アプリが初のランクイン

4位はカートに商品を入れた状態で離脱した訪問者にメールを送信する「CART RECOVERY(カートリカバリー)」。初期費用や固定費はかからず、リカバリー購入が行われた場合のみ料金が発生する完全従量課金制になっている。

カラーミーショップ アプリストア CART RECOVERY カートリカバリー
「CART RECOVERY(カートリカバリー)」アプリ(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

5位は「再入荷通知」で、品切れ中の商品を再入荷した際、希望者に入荷通知メールを一斉送信できる。アパレル、アクセサリー、インテリアなどを扱っているショップに多く利用されているという。

カラーミーショップ アプリストア 再入荷通知
「再入荷通知」アプリ(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

6位は発売前の新商品や人気商品の予約注文が受けられる「予約販売」。7位には中国販売プラットフォーム「xxxxnese(ニーズ)」や中国ECサイトへの登録、受注、配送、カスタマーサポートなど、中国販売に関するすべての作業を代行するアプリ「CHINA CART」が初めてランクインした。

カラーミーショップ アプリストア CHINA CART
7位の「CHINA CART」(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)

8位は「カラーミーショップ」に登録した商品を世界228か国で販売できる「WorldShopping BIZ for カラーミーショップ」、9位は「カラーミーショップ」に登録した商品を卸先(取引先)に合わせた価格やロットで販売できる「卸販売」、10位は電話やFAXで受け取った受注・顧客情報を「カラーミーショップ」で一元管理し、受注データを作成できる「受注作成」だった。

カラーミーショップ アプリストア 卸販売
9位の「卸販売」(画像は「よむよむカラーミー」サイトからキャプチャ)
藤田遥

ヤマト運輸の年末年始、国際宅急便など海外向け配送の荷受けを停止

2 years 2ヶ月 ago

ヤマト運輸は12月27日(水)~2024年1月2日(火)の期間、国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの荷受けを停止する。

年末年始におけるフライトの一部運休や輸出入通関業務の休業に伴う措置。世界約200か国に配送する荷物が対象となる。

ヤマト運輸は、「荷物を送る際は、日数に余裕を持って利用するようお願いします」とアナウンスしている。

ヤマト運輸は12月27日(水)~2024年1月2日(火)の期間、国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの荷受けを停止
ヤマト運輸のお知らせ(画像はヤマト運輸のWebサイトからキャプチャ)

国際宅急便は、世界200か国以上の国と地域へ書類や商品などを配送する海外向けの宅急便。

UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーは、米国の貨物運送企業ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が抱える世界各国のUPSネットワークを活用。荷物を世界200か国以上の国と地域へ届けるサービスで、複数個口の発送が多いビジネス輸送に最適という。

瀧川 正実

キューサイ、コラーゲンドリンクで新規顧客獲得を加速。ボリューム層の中高年以下に裾野を広げる商品開発とは? | 通販新聞ダイジェスト

2 years 2ヶ月 ago
キューサイは50代以下をターゲットとしたコラーゲン製品を拡充している。ボリューム層よりも下の世代の獲得に乗り出す考えだ。獲得のフックとする商品の特徴とは?

キューサイがコラーゲン関連のラインアップを強化している。これまでは高年齢向けの製品が中心だった。50代以下の女性層を意識した美容ドリンクや健康食品の展開で、幅広い年齢層への訴求を行っていく。

美容ドリンクで顧客の裾野拡大

競合よりも低価格で差別化

今年3月に発売した美容ドリンク「コラーゲンショット」は、スキンケアブランド「コラリッチ」シリーズから展開する。流通ルート開拓の一環で、コラーゲンドリンク市場における競合製品を意識した「処方」「価格戦略」で展開。スーパーやドラッグストアを中心に導入が進む。販売店舗数は、10月末時点で7000店前後を見込んでおり、好調に配荷が進んでいる。

2023年3月に発売した美容ドリンク「コラーゲンショット」(画像はキューサイの公式ECサイトから編集部がキャプチャ)
2023年3月に発売した美容ドリンク「コラーゲンショット」(画像はキューサイの公式ECサイトから編集部がキャプチャ)

製品は、体内に吸収されやすい低分子のコラーゲンペプチドを5000ミリグラム配合。ほかに、コラーゲンの働きを助けるビタミンC、ヒアルロン酸、プラセンタエキスなど9種の美容成分を配合している。価格は、1本194円。中心顧客である60代より若い50代以下をターゲットにする。若年層を意識した商品パッケージから、より若い層の利用もみられるという。

市場ではすでに多くの企業が競合製品を展開するが、主流は、コラーゲン配合量5000ミリグラム、価格帯は300円前後。「配合量を維持しつつ、手に取りやすい価格が支持されている」(同社)という。展開は、流通ルートの開拓を進める狙いもある。今年10月には、店舗側の要望を受け、3本セット(税込583円)の展開も始めた。自社通販やECモールでは10本セット(税込1944円)を中心に展開する。

“ゆらぎ世代”にもアプローチ

今年9月には、「BASED COLLAGEN(ベースドコラーゲン)」(30日分、同4320円)の展開も始めている。"ゆらぎ世代"とされる45~59代女性を対象に、年代特有の悩みに応じたインナーケアを目的にする。

低分子コラーゲン5000ミリグラムのほか、ヒアルロン酸、大豆イソフラボン、カルシウムを配合。健康・美容の両面から悩みの効率的なケアに対応する。製品は、ドリンクや料理のアレンジに適した袋タイプ(30日分、同4320円)と、計る手間なく必要量が摂れるスティックタイプ(15日分・15本、同350円)を用意する。

45~59代女性をターゲットとする美容ドリンク「BASED COLLAGEN」(画像はキューサイの公式ECサイトから編集部がキャプチャ)
45~59代女性をターゲットとする美容ドリンク「BASED COLLAGEN」(画像はキューサイの公式ECサイトから編集部がキャプチャ)

コラーゲン関連は、これまで「コラリッチ」、機能性表示食品の「ひざサポートコラーゲン」を展開していた。「コラリッチ」の中心顧客は60代以降。「ひざサポート―」は、インフォマーシャルを中心とした展開で、70代以降の高齢者層も多い。「コラーゲンは女性になじみのある成分だが、中高齢層向けが中心だった。より幅を広げられるのではと考えた」(同)としている。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

広告起用に関わる「業界の慣習」に反する――。大正製薬とサントリーウエルネスの係争、訴訟の詳細を解説③ | 通販新聞ダイジェスト

2 years 2ヶ月 ago
3編にわけて解説する、大正製薬とサントリーウエルネスの係争の最終回。訴訟前、大正製薬が各所に対してとっていた行動とは?【第3回】

大正製薬は、訴訟を前にサントリーウエルネス(以下、サントリー)に直接抗議。関係各所にも広告起用に関わる「業界の慣習」に反すると訴えていた。

編注:大正製薬による、イメージキャラクターの起用をめぐる訴訟とは?

プロサッカー選手の三浦知和選手を自社のイメージキャラクターとしていた大正製薬。三浦選手の広告出演管理を行うハットトリックと広告出演契約を結んでいた。これを踏まえて、錠剤の健康食品サプリメント「リポビタンDX」の広告出演を打診したところ、ハットトリックは拒否。大正製薬との契約書には「錠剤」の規定がなく、すでにサントリーの「セサミンEX」の広告に出演させる決定をしたことが理由だった。大正製薬は21年1月にハットトリックを提訴するも、東京地裁は請求を棄却。大正製薬は23年1月に控訴したが、高裁も請求を棄却。これを受けて大正製薬はハットトリック、サントリーに対して“怒りの声明”を発表した。

通販新聞ダイジェスト

大正製薬が“怒りの声明”の理由は? 大正製薬VSサントリーウエルネス、訴訟の詳細と争点を解説①

大正製薬とサントリーウエルネスの係争を3編にわけて解説する。イメージキャラクターの起用をめぐり、大正製薬はサントリーウエルネスを訴えたが敗訴となり、怒りの声明を発表した。事態の内実は?【第1回】
通販新聞[転載元]11/2 7:00420
通販新聞ダイジェスト

大正製薬とサントリーウエルネスの係争、法廷の争点は「競合」に当たるか否か――。訴訟の詳細を解説②

3編にわけて解説する、大正製薬とサントリーウエルネスの係争の2編目。係争に至るまでの経緯はどのようなものだったのか? 詳細を解説する【第2回】
通販新聞[転載元]11/6 7:30130

訴訟前、大正製薬はサントリーに“忠告”

サントリーに対しては、沖中直人社長宛てに、書面でハットトリックによる三浦知良選手の広告出演拒否の経緯を説明した上で、訴訟提起を準備中であることを通告

競合製品に同じイメージキャラクターを起用することが商慣習上、禁止されており、「当社が貴社の競合会社であることは十分承知のはず」、「貴社が広告出演させるに至ったことは甚(はなは)だ遺憾」と忠告している。サントリーホールディングスの新浪剛氏社長宛てにも「子会社で同様の事態が起きないよう真摯かつ責任ある対応をお願いする」と、同じ書面を送っている。

書面では、広告関連の業界団体である日本広告業協会(=JAAA)、日本アドバタイザーズ協会(=JAA)にも詳細の説明を行い、業界全体の問題として公の場で議論することを提言したとしている。

サントリーは、広告出演について、過去にグループ会社の清涼飲料水などに広告出演した経緯から関係が深く、年齢にとらわれずチャレンジする姿勢がセサミンの広告にふさわしいという考えに基づき起用したと説明。声明に対しては「大正製薬と契約した商品カテゴリーが異なり、起用に問題はない」と回答した。JAAも「個社のことで議論したり、見解を述べる立場にないとお伝えした」(日本広告業協会は本紙掲載までに未回答)としている。

声明も共感得られず

なぜ、主張は受け入れられなかったか。関係各所へのここまでの抗議や提言は、創業一族である上原家の決断がなければできなかったことだろう。

ただ、声明による社会への発信も、共感が広がることはなかった訴えが、社内倫理に基づく一方的なものであったこともあったのではないか。法廷では、契約を仲介した博報堂DYスポーツマーケティングの担当者から、「『カズは大正製薬の持ち物ではございません』ということをはっきりさせておきたい。事務所(注・ハットトリックサイド)として非常に残念な気持ちになっている。これ以上の交渉は、心証を悪くしてリポビタンDの契約にも悪影響を及ぼす」(陳述より一部抜粋)と指摘を受けている。

ハットトリックに大正製薬が広告出演の依頼をしたが、ハットトリックがそれを拒否した錠剤サプリメント「リポビタンDX」
ハットトリックに大正製薬が広告出演の依頼をしたが、ハットトリックがそれを拒否した錠剤サプリメント「リポビタンDX」

博報堂は謝罪、関係にも変化が

一方で、博報堂はグループ企業が大正製薬に謝罪を行っている(編注:大正製薬の窓口は博報堂キャスティング&エンタテインメント。ハットトリックの窓口は博報堂DYスポーツマーケティングとなっていた)。

法廷では、大正製薬に対しても「理想的には大正製薬に健食カテゴリーも契約していただくことが一番よいと考えていた」(同)、「(ハットトリックの担当者は)契約も末永く継続していきたいとの意向を持っておられた。こうした争いをしなければいけなくなってしまったことをとても悲しんでおられた。大正さんへの感謝の想いとリポビタンDという商品に対する好意を強く持っておられた」(同)と配慮をみせている。

また、三浦選手の起用を打診した大広の社長が謝罪。大正製薬は、大広が約7割を出資するD&Iパートナーズ(現・博報堂コネクト)とコールセンター業務などで取引関係にあったというが、「上原家の逆鱗に触れ、出資比率や社名の変更を行い手打ちになった」(業界関係者)という。

取引関係など現在の博報堂との関係について、大正製薬は「契約をやめたとは聞いていない」と回答。博報堂に声明への見解や社名変更の経緯を尋ねたが「守秘義務もあり、個別の業務・取引内容に関して当社からお伝えすることができない」(博報堂DYホールディングス)と、具体的な回答は得られなかった。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

人気菓子ブランド「ルタオ」が顧客体験の向上をめざし進めるチャット接客+ポップアップ施策とは?

2 years 2ヶ月 ago

菓子ブランド「小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)」を展開するケイシイシイは、自社ECサイトでの1to1マーケティングを強化している。チャット接客、ポップアップ表示を通じた情報提供で顧客体験を改善。ロイヤルティの向上につなげている。

リピーターやロイヤルカスタマーが多いという「小樽洋菓子舗ルタオ」。さらなるロイヤルティ向上、ECサイトでの購買体験改善を図る目的で、自社ECで1to1のチャット接客、ポップアップ表示による情報配信を開始。チャット接客を活用していなかった場合と比べて客単価が1.5倍に増加するなど、一定の成果が出ている。

  • チャットボットの利用による購入前の問い合わせ増加
  • ポップアップ表示をフックとした売上アップ
  • チャット接客を介したロイヤルカスタマーのCVRは約50%
  • チャット接客を介したロイヤルカスタマー以外の顧客のCVRは約30%
  • ロイヤルカスタマーに向けたキャンペーンの一斉配信では、クリック率が48%、CVRは47%

タッチポイント増加に成功

チャットボットは、ロイヤルカスタマーには顧客の名前で呼びかけるように設計している。ロイヤルカスタマー向けに行ったキャンペーンをポップアップで配信した際は、2日間でクリック率48.6%、CVR47.2%となった。

優良顧客向けのチャット(左)と一般顧客向けのチャット
優良顧客向けのチャット(左)と一般顧客向けのチャット

メールで対応していた購入前の問い合わせは従来10%程度だったが、チャットボット導入でそれが5割まで増加。メルマガをあまり読まない顧客に対してもポップアップを通じて情報を届けることができるようになり、タッチポイントの増加や購買につながっているという。

ポップアップ表示の一例
ポップアップ表示の一例

今後はチャットだけでなく、電話やメールの問い合わせも一元管理し、顧客体験全体の質の向上を図る。ケイシイシイCS課ソリューションチームの担当者は次のようにコメントしている。

今後は実店舗のように、お客さまに能動的に声がけを行うと共に、チャット内でさらに満足度を高められるような接客を行っていきたい。たとえば、ギフトで利用する顧客に対して「どのような相手・シーンでのギフトなのか」などもチャットボットで自動的にヒアリングしながら、よりパーソナルな接客を実現していきたい。

ケイシイシイは、1to1のチャット接客とポップアップの表示にあたり、Channel Corporationが提供する「チャネルトーク」を導入。「チャネルトーク」では過去の問い合わせや顧客情報が確認できるため、新規の顧客と、ロイヤルカスタマーを瞬時に判別した接客ができる。インターファクトリーが提供するクラウド型ECプラットフォーム「ebisumart」とは、双方の会員情報を連携できる。

顧客情報を確認しながら対応できる
顧客情報を確認しながら対応できる
高野 真維

BEENOSが従量課金型の物流サービス「国際配送代行サービス」を提供開始

2 years 2ヶ月 ago

BEENOSは、従量課金型の海外向け物流サービス「国際配送代行サービス」の提供を開始する。BEENOSの100%子会社tensoが運営し、配送パートナー企業と連携して提供する。

「国際配送代行サービス」とは

「国際配送代行サービス」は、BEENOSグループのパートナーである配送会社、ECサイト運営事業者、海外に商品を送りたい事業者をマッチングし、海外への荷物配送業務を行うサービス。ECサイト運営企業の倉庫・出荷(輸出)作業をすべてBEENOS倉庫にアウトソースでき、海外向けオペレーションをBEENOSが担う。

BEENOS 国際配送代行サービス 物流代行 アウトソース
BEENOSが提供する新サービス「国際配送代行サービス」

サービスの主な特徴は次の通り。

  • 月間1件からアウトソース可能
  • 固定費は発生せず、1件あたりの出荷手数料450円(税抜)、運賃、物量に応じた保管料が発生する
  • 海外の一般消費者向けのEC輸送だけでなく、BtoBの取引にも対応可能
  • インバウンド顧客が購入した商品の配送、免税カウンター向けの配送などにも対応する
BEENOS 国際配送代行サービス 物流代行 サービスの特徴
「国際配送代行サービス」の特徴(画像はBEENOSのサイトからキャプチャ)

入庫、海外配送に対応した梱包(資材費込み、170サイズまで変動なし)、書類作成、カスタマーサポートを行う。

事業者は商品の事前保管または受注ベースで商品をBEENOS倉庫に搬入。受付情報をシステム連携などで共有した後、最短で出荷作業を行う流れだ。出荷後には送り状番号を事業者側に連携する。

BEENOS 国際配送代行サービス 物流代行 サービスの運用イメージ
サービスの運用イメージ

サービス提供開始に関し、BEENOSは「『売り上げを伸ばす』体制への資本・リソースの集中、配送業務から解放されることによる組織の軽量化、物流コストの削減という価値を事業者に提供していく」とコメントした。

藤田遥

佐川急便の年末年始の配送対応/ヤマト運輸と佐川急便、一部地域で荷物の配送遅延【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

2 years 2ヶ月 ago
2023年12月1日~2023年12月7日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 佐川急便の年末年始の配送対応について【2023年~2024年】

    佐川急便は年末年始期間中に集荷予約制を適用すると公表。「年末年始期間中は交通渋滞が予想されますので、日時に余裕をもった発送をお願いいたします」とアナウンスしている

    2023/12/4
  2. ヤマト運輸と佐川急便、一部地域で荷物の配送に遅れ。年末商戦で12月も配送遅延が続く可能性も

    荷物量が増加傾向にあり、一部地域で荷物の配送に遅れが生じているという。12月はさまざまな年末商戦セールが行われるため、配送遅延が続く可能性がある

    2023/12/4
  3. 購入「後」の顧客体験がロイヤルティの明暗を分ける⁉ 顧客満足度アップの秘訣を返品・交換支援のプロに聞いてみた

    国内におけるリバースロジスティクスについて、「現況」「海外との差異」「リバースロジを強化するメリット」などを有識者4人が語り合う

    2023/12/4
  4. 楽天の「配送品質向上制度」とは? 店舗の土日出荷対策、認定ラベル付与商品の検索優遇は?【概要+責任者インタビューで解説】

    楽天グループはユーザーの満足度向上をめざした「配送品質向上制度」を2024年6月に導入するものの、出店サイドは対応が分かれている。ネックになっているのは何か?

    2023/12/5
     
  5. バルクオムが健康食品のネット通販に参入。休息前に飲む新発想の「夜プロテイン」を開発

    メンズスキンケア・化粧品ECのバルクオムがインナーケア商品の予約販売を開始した。新商品で提唱するのは、就寝前に摂取する「夜プロテイン」。スキンケア・化粧品に次ぐリピート商材の投入となる

    2023/12/1
     
  6. 楽天ポイント付与条件変更で「モバイル利用者」を優遇、「楽天市場」出店者への影響は?

    楽天は12月のスーパーセールを前に楽天ポイントの付与条件を変更する。モバイル利用者のポイント付与率をアップさせ、他各サービスの上限を引き下げるという。

    2023/12/4
     
  7. 「売り切れ」「値上がり」前に通知できれば購入してもらえる可能性が増える? カゴ落ち調査の結果から【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年11月27日~12月3日のニュース

    2023/12/5
     
  8. TV通販大手QVC、AIが自動で字幕を表示するシステムの24時間運用を実現

    生放送中のテレビショッピングにおいて、ナビゲーターやゲストの会話をAIが認識、自動で文字列に変換し、リアルタイムで字幕表示する

    2023/12/5
     
  9. 「楽天市場」を通じて動物保護団体に物資を支援できる「動物保護団体支援プログラム」とは

    「楽天市場」内に設置した特設ページから、ペット用品やペットフードなどの商品購入を通じて動物保護団体を支援できる

    2023/12/6
     
  10. ファッションECモール「ZOZOTOWN」に「アイテムレビュー機能」を搭載

    「アイテムレビュー機能」は、ユーザーが「ZOZOTOWN」で購入した商品へのレビュー投稿および投稿されたレビューを閲覧できる機能

    2023/12/4
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    作業着スーツの「WWS」、“血行促進スーツ”で ウェルネス市場に参入 。新レーベルの特徴+開発の狙いとは? | 通販新聞ダイジェスト

    2 years 2ヶ月 ago
    オアシスライフスタイルグループが手がける機能性スーツ「WWS」初の、着るだけで血行促進効果のあるスーツとは? スーツでありながらウェルネス市場に参入する新レーベル。その詳細をまとめる

    作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」を手がけるオアシスライフスタイルグループは10月17日、新レーベルの「WWS Health+」を立ち上げ、ウェルネス市場に参入した。第1弾としてイフミックウェルネスが扱う集積機能性ミネラル結晶体「IFMC.(イフミック)」を採用し、血行促進でビジネスマンを支えるウェルネススーツ「Health+スーツ」を開発して応援購入サービスの「マクアケ」で先行販売を開始した。

    従来の「機能性スーツ」に「着るだけで血行促進」効果を追加

    「WWS」は水道工事会社のユニフォームとして開発され、服のジャンルの枠を超えて“スーツ型作業着”という新市場をけん引してきた。自社開発素材「アルティメックス」を使用し、洗濯機で丸洗いできてシワになりにくく、ストレッチ性と3時間程度で乾く機能性と快適さを実現。2018年3月からの累計販売数は22万着、導入企業数1900社を突破している。

    「WWS」販売当初は作業着として着用する割合が高かったが、現在は機能性スーツとしてビジネスマンがメインの購入層となっているという。

    新レーベルは、海外への往来が再開し、人の動きが加速し始めたなかで、ビジネスマンにさらに快適なスーツを提供したいと考え、「イフミック」にたどり着いた。同素材を「WWS」に加工し、身体に接近することで血中の一酸化窒素が拡散し、血管拡張による血行促進効果が期待できるとする。

    新レーベルのウェルネススーツ「Health+スーツ」
    新レーベルのウェルネススーツ「Health+スーツ」

    「シルエット」「着やすいデザイン」にもこだわり

    新商品は「イフミック」の効果を最大限に引き出す「Helth+」専用のシルエットで、ジャケットはウエストにゆとりを与え、パンツはワンタック入りでストレスを感じにくいデザインに仕上げた。

    また、ジャケットは圧迫感がなく動きやすいサイドベンツ仕様で、パンツポケットにアプローチししゃすく、脚長効果が期待できるほか、シーンに合わせて出し入れ可能なチーフ付きとなる。

    パンツはベルトなしでも着用できるようにドローコードを搭載。総ゴムのためストレスフリーに着用できる。

    「Health+スーツ」のジャケットは税込2万6400円パンツは同1万8700円で、カラーはダークネイビーとブラックの2色。サイズはS~3Lまでの5種類となる。「マクアケ」での応援購入者への商品配送は来年2月中旬以降を予定している。

    「マクアケ」での販売ページ(画像はページから編集部がキャプチャ。キャプチャは2023年12月4日時点)
    「マクアケ」での販売ページ(画像はページから編集部がキャプチャ。キャプチャは2023年12月4日時点)

    オアシスライフスタイルグループは「Health+スーツ」のS~Lサイズの全カラーを試着できるブースを設置。「WWS」のフラッグシップストア新宿では10月18日~12月12日まで、期間限定店のグランフロント大阪店は11月5日まで開設している(※この記事は10月26日に「通販新聞」が配信した記事を転載しており、記事中の表記は配信時点のままで掲載しています。現在、グランフロント大阪店のブースは終了しています)。

    ワイシャツ、Tシャツへの展開拡大に意欲

    同社では、「リカバリーウェアやウェルネス市場では遠赤外線に注目が集まっているが、当社はそれとは異なる技術をとり入れたいと考えていたときに『イフミック』に出会った」(関谷有三CEO)とした上で、「作業着スーツの市場を作った当社としては、快適のその先をめざし、着るだけで血行促進が期待できるスーツを開発した。実績のあるスーツからスタートしたが、ワイシャツやTシャツなどにも『Health+』の商品群を広げていきたい」(同)という。

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

    「通販新聞」について

    「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

    このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

    → 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
    通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
    → 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

    通販新聞

    大網、新拠点での物流業務を本格稼働。ロボットや自動化機械で「省力化」「効率化」を推進

    2 years 2ヶ月 ago

    フィギュア商品や玩具などの大網は、自社物流センターを新拠点に一部移転し、11月下旬から本格稼働している。移転先は日本GLPが神奈川県に新設した大型物流拠点の「GLP ALFALINK相模原」内。総延床面積は67万5136平方メートルで、国内だけでなく海外向けの在庫も取り扱っている。

    大網 あみあみ 倉庫 物流 ロジスティクス 配送

    最新技術で省力化、効率化促進

    新たな物流拠点ではロボットや自動化機械などの最新技術を活用し、物流の省力化・効率化を推進している。

    倉庫に導入しているギークプラス社の自動棚搬送ロボット
    倉庫に導入しているギークプラス社の自動棚搬送ロボット

    大網が「GLP ALFALINK相模原」内で新物流拠点としての稼働を開始したのは9月19日。

    大網が物流拠点を移転・拡張し、稼働を開始した際の詳細は、別の記事で紹介しています。

    通販新聞ダイジェスト

    事業拡大の大網、物流拠点を移転拡張。従来の4倍面積+自動棚搬送ロボで効率化アップ

    大網は物流拠点を移転し、大型施設にリニューアルした。物量増加、まとめ買いに対応し、従来よりも効率性を高める仕組みとは?
    通販新聞[転載元]10/24 7:30210

    大網が運営するホビーEC「あみあみ」は、全世界にアニメやゲームを始めとしたキャラクターグッズ、フィギュアを販売している。近年のEC売上高は350億円を超えており、越境EC事業の売り上げは50%超を占めている。

    大網はECと実店舗でホビー商品の販売を手がける
    大網はECと実店舗でホビー商品の販売を手がける

    「GLP ALFALINK相模原」とは?

    「GLP ALFALINK相模原」は物流や通販などさまざまな企業が集まる大型複合施設。倉庫には、ギークプラス社の「自動棚搬送ロボット」を導入している。多岐にわたる商品のピッキング(集品)を効率化しており、従業員の負担軽減にもつながっているという。

    「GLP ALFALINK相模原」の遠景
    「GLP ALFALINK相模原」の遠景

    共用棟には、従業員だけではなく地域住民も利用できるカフェ、コンビニ、マルチコートを併設している。

    従業員や地域住民が利用できる共用棟
    従業員や地域住民が利用できる共用棟

    日本GLPが8月4日に実施し、近隣住民など2000人以上が来館した「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」では、大網もキャラクターグッズを提供した。

    「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」には近隣住民などが多く来場した
    「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」には近隣住民などが多く来場した
    高野 真維

    越境EC2023年のキーワードは「世界総オタク化消費」。人気のジャンルや伸長したカテゴリとは?【越境EC世界ヒットランキング2023】

    2 years 2ヶ月 ago

    BEENOSが発表した「BEENOS 越境ECヒットランキング 2023」によると、ヒットランキング、伸長ランキングともに、「おもちゃ・ホビー・グッズ」「音楽」「ファッション」「フィギュア」など、越境ECの人気カテゴリがランクインした。

    キーワードは「世界総オタク化消費」。若年層のユーザーが増加傾向に

    2023年のヒットランキング、伸長ランキングを商品カテゴリで見ると、ヒットランキングの1位は「おもちゃ・ホビー・グッズ」、2位「音楽」、3位「ファッション」。伸長ランキングでは、1位「タレントグッズ」、2位「おもちゃ・ホビー・グッズ」、3位「ファッション」だった。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 カテゴリ別ランキング
    2023年のカテゴリ別ランキング
    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 伸長カテゴリランキング
    2023年の伸長カテゴリランキング

    そのほか「フィギュア」「トレーディングカード」など越境ECで人気のカテゴリがランクインしており、例年と大きな変化がないように見える。しかし、「購入者」で見ると、全世界的に若年層や女性のユーザー数が増加傾向にある。

    また、2022年からの円安傾向が続いていることで、日本の商品を購入しやすい環境だったことが背景にある。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023
    購入件数、購入単価、購入数の伸長について(2023年1月16日~22日と2023年9月15日~21日を比較)

    これまで20代以上の男性に特に強く表れていた趣味的消費傾向が、幅広い層に拡大。「世界総オタク化」により、アニメ、ホビー、ガジェットなど、さまざまな「オタク趣味」に応える日本の越境EC市場が拡大しているという。

    20代男女など幅広い層に拡大。伸長率では10代ユーザーが全エリアで増加

    エリア別にヒットランキング、メインユーザー層を見ると、30代以上の男性だけでなく、各エリアで20代男女など幅広い層に拡大した。また、10代ユーザーが伸長している。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 エリア別ヒットランキング
    エリア別ヒットランキング2023

    エリア別の伸長率では、全エリアでデジタルネイティブの10代ユーザーが伸長。エンタメ系、ファッション、ガジェットなどさまざまな商品ジャンルで伸長が見られた。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 エリア別伸長率ランキング
    エリア別伸長率ランキング2023

    Z世代においては、SNSなどを通じて日本のカルチャー、コンテンツ、商品を最新・過去問わず参照し、ボーダーレスに購入する「タイムマシン購買」傾向が現れた。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 平成レトロ関連商品の伸長率
    「平成レトロ」関連商品の購入件数の伸長率。2022年と比べて9.6倍に増加した

    「タレントグッズ」「ガチャポップ」――注目のジャンルとは

    総合ランキング、伸長ランキングにランクインしたカテゴリ内で特徴的な動きを見せたカテゴリがいくつかある。

    1つ目は、伸長率1位の「タレントグッズ」。そのなかでもK-POPアーティスト関連グッズが伸長、2023年1月~9月におけるトレーディングカードの購入件数が昨年同期比2.1倍となった。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 K-POPアーティストグッズのトレーディングカードの購入件数
    K-POPアーティストグッズ トレーディングカード購入件数の伸長率

    2つ目は伸長率8位にランクインした「カメラ・光学機器」。コンパクトカメラが「クリアすぎない画質がレトロ」だと感じる20代の間で人気が集まり、2022年と比較して購入件数が3.8倍に伸長した。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コンパクトデジタルカメラの購入件数の伸長率
    コンパクトデジタルカメラの購入件数の伸長率(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)

    一眼レフカメラの購買層では60代が31%を占めるのに対し、コンパクトカメラは56%が20代となり、Z世代から人気を集めていることがわかる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 一眼レフカメラの購入世代
    一眼レフカメラ購入世代
    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コンパクトデジタルカメラの購入世代割合
    コンパクトデジタルカメラの購入世代割合

    音楽ジャンルでは、プレイリスト内のアーティスト関連商品が伸長

    ランキング2位、伸長率8位の音楽ジャンルでは、2023年5月に「Spotify」が公開したプレイリスト「ガチャポップ」にリストされたアーティスト関連商品が、2023年1月~9月で昨年同期比2倍に伸長した。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 ガチャポップ関連商品の購入件数の伸長率
    「ガチャポップ」関連商品の購入件数の伸長率(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)

    「ガチャポップ」は「Spotify」が日本のさまざまな音楽ジャンルを選定し、公開したオリジナルのプレイリスト。1990年代から2020年代までにデビューしたアーティスト70組以上がリストされている。

    アーティスト1組ずつのボリュームはまだそこまで大きくはないが、プレイリスト公開以降、関連アーティストの商品が伸長している。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 ガチャポップ関連商品の購入件数の推移
    「ガチャポップ」関連商品の購入件数の推移

    コミック・アニメはロングテール化

    越境ECで人気の高い「コミック・アニメグッズ」は、カテゴリランキング8位にランクイン。配信サービスの浸透で、日本の放送とタイムラグがほとんどなく、世界中でアニメ作品がヒットする傾向がある。

    一方で、越境ECの特徴として、人気商品、ジャンルがロングテール化していることがあげられる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 2022年に放送を開始したアニメ人気TOP5
    2022年に放送を開始したアニメ人気TOP5(購入件数順)

    ランキング関連作品はいずれも2022年から伸長しており、特に「ちいかわ」は東アジアで爆発的な人気を見せた。「これらの作品が10年、20年と愛されるロングテール作品になるかもしれない」(BeeCruise Global Growth Hackチーム 山口祐太郎氏)

    コミック・アニメ関連グッズでは、バッジ、カード、キーホルダーなど、一度に数種類が販売され、持ち運びやすいアイテムの人気が高い。ランキング1位の「その他」にはアクリル系商品、プライズなどが含まれる

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コミック・アニメグッズの人気ジャンルTOP8
    コミック・アニメグッズの人気ジャンルTOP8(購入件数順)

    グッズを持ち運ぶための推し活グッズの購入件数も2022年と比べて2.4倍に伸長。コンテンツのヒットで、公式グッズだけでなく関連商品にも需要が波及していることがわかる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 推し活グッズの伸長率(購入件数)
    推し活グッズの伸長率(購入件数)(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)
    藤田遥

    越境ECの利用意向は7割、実際の活用率は1割に。課題は「店舗での言語対応」と「活用方法」【越境EC活用と課題の実態調査】

    2 years 2ヶ月 ago

    BEENOSの連結子会社であるBeeCruiseとtensoが実施した「越境EC活用と課題の実態調査」によると、7割が越境ECの利用意向があるにもかかわらず、実際の活用率は1割にとどまった。

    調査対象は「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業担当者、有効回答数は81。調査期間は2023年6月30日~7月7日。

    インバウンド来店の戻りを感じる企業は74%

    実店舗とECの両方を運営している企業に「入国規制緩和以降、店舗へのインバウンドは戻ってきているか」を聞いたところ、「戻っている」が50%、「やや戻っている」が24%だった。74%の企業がインバウンド復活を感じている。

    入国規制緩和以降、インバウンド来店の戻りを感じるか 回答数:50、単一回答、出典:BeeCruise
    入国規制緩和以降、インバウンド来店の戻りを感じるか(回答数:50、出典:BeeCruise)

    店舗におけるインバウンドへの販売課題、7割以上が「言語対応」

    店舗におけるインバウンドへの販売対応で課題になっていることを聞いたところ、「言語対応」が77.8%、「免税対応が煩雑」が33.3%、「海外配送を依頼されるが対応できない」が22.2%、「ホテルへの配送を依頼されるが対応できない」が6.7%だった。

    インバウンドの戻りを感じているものの、店舗では「言語対応」の課題が大きく、「免税対応」や「海外配送」といった運営方法にも課題を感じていることがわかった。

    店舗におけるインバウンドへの販売課題 有効回答:81、複数回答可、出典:BeeCruise
    店舗におけるインバウンドへの販売課題(有効回答:81、複数回答、出典:BeeCruise)

    越境ECを活用したい企業は7割

    「今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか」と聞いたところ、「したい」が47.9%、「ややしたい」が20.8%で、およそ7割の企業に越境ECの活用意向があることがわかった。

    今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか 回答数:48、単一回答、 出典:BeeCruise
    今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか(回答数:48、単一回答、 出典:BeeCruise)

    越境ECの利用率は10.9%

    一方、「来店したインバウンド客のリピート購入施策として、越境ECを活用しているか」を聞いたところ、「している」が10.9%、「していない」が89.1%だった。

    7割以上が越境ECの活用意向はあるものの、活用に至っていないという実態も明らかになった。

    来店インバウンド客へのリピート購入施策として越境ECの利用率 回答数:55、出典:BeeCruise
    来店インバウンド客へのリピート購入施策として越境ECの利用率(回答数:55、出典:BeeCruise)

    越境ECを活用していない理由、「活用方法がわからない」が最多

    「来店したインバウンド客のリピート購入施策として、越境ECを活用していない」と回答した企業にその理由を尋ねたところ、最多は「活用方法がわからない」(46.9%)、次いで「現場の対応が難しい」(42.9%)だった。越境ECの活用や運用方法に課題を感じていることがわかった。

    越境ECを活用していない理由 有効回答:49、複数回答、出典:BeeCruise
    越境ECを活用していない理由(有効回答:49、複数回答、出典:BeeCruise)
    ◇◇◇

    本調査結果に対し、BeeCruiseは次のようにコメントした。

    2021年の世界の越境B2C電子商取引市場規模は7657億3000万米ドルで、2022年から2030年までで年平均成長率(CAGR)26.2%で成長すると見込まれている。インバウンドが回復している現在、訪日により実際に商品の魅力を感じた海外の顧客に「旅アト消費」を促すことで、インバウンド消費を一過性のものにせず、最大化することも可能になる。

    調査概要

    • 調査タイトル:越境EC活用と課題の実態調査
    • 調査実施期間:2023年6月30日~7月7日
    • 調査対象:「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業担当者
    • 有効回答数:81
    • 調査方法:インターネット調査(データ算出元:クエスタント)
    • 調査機関:自社調査
    • 調査主体:BEENOSグループ
    大村 マリ

    ららぽーとの購買率70%超えの施策。EC+リアルを融合するショールーミングストア「LaLaport CLOSET」とは?

    2 years 2ヶ月 ago

    三井不動産は、三井ショッピングパークの公式ECサイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」とリアル施設の融合をめざすショールーミングストア「LaLaport CLOSET(ららぽーとクローゼット)」の2号店を12月8日にオープンする。

    神奈川県海老名市の「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」に開店予定。ファッションに関するさまざまな「診断」を体験できる場とする。診断結果から、顧客ごとにレコメンドした商品やスタイリングを提案する。

    新ショールーミングストアは診断体験を“凝縮”

    「LaLaport CLOSET」は、「Mitsui Shopping Park&mall」に出品している複数ショップのファッション商品を集めたショールーミングストア。気に入った商品は、QRコードを読み取ると「Mitsui Shopping Park&mall」から購入できる。1号店は2021年3月、千葉県船橋市の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」に開設した。

    1号店では、2022年4月から3Dボディスキャナーによる3D骨格診断、カラー診断士によるパーソナルカラー診断といった診断体験サービスを提供。「自分に似合うものが分からない」「体型にコンプレックスがある」などファッションに対する苦手意識にフォーカスしている。購入率は70%超で、顧客からの高い満足度を得られているという。

    「LaLaport CLOSET」のイメージビジュアル
    「LaLaport CLOSET」のイメージビジュアル

    2号店の「LaLaport CLOSET海老名」は、ショールーミングストア機能に加え、ファッションをより楽しむための店舗として診断体験サービスを凝縮。従来サービスに加えて、セルフサービスで診断を受けられるファッション診断ディスプレイ「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」を2台設置する。

    「LaLaport CLOSET海老名」の外観イメージ
    「LaLaport CLOSET海老名」の外観イメージ

    「LaLaport CLOSET海老名」の特徴

    各種体験サービスは「Mitsui Shopping Park&mall」内から予約できる。プロによるパーソナルスタイリングイベントも月替わりで開催。スタイリストによるお悩み診断、カラー診断士によるパーソナルカラー診断などを予定している。

    ファッション診断ディスプレイ「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」には、AIカメラによるフェイス・パーソナルカラー診断やファッションタイプ診断など複数の診断機能を搭載。無料かつ予約なしで利用できる。診断結果は紙のカルテやWebページで持ち帰ることができる。

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」のイメージ
    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」のイメージ

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」の診断機能は次の3つ。

    1. フェイス・パーソナルカラー診断:AIカメラによる撮影で、フェイス・パーソナルカラーを診断。診断結果から顧客に合う商品とコーディネートを提案する
    2. ファッションタイプ診断:ディスプレイに表示される複数のコーディネート写真から顧客が直感的に選択。これによって顧客の潜在的な好みを識別し、お勧めのコーディネートを提案する
    3. 12星座マインド診断:顧客の星座と、直感的なモチーフの選択を掛け合わせて診断。診断結果から、お勧めの商品とコーディネートを提案する

    3D骨格診断

    3D骨格診断は、3Dボディスキャナーによってボディスキャンデータから体型の特徴を科学的に可視化して診断する。正面から見た「体型タイプ」と、上半身・下半身の「厚みタイプ」の組み合わせから36通りの診断結果を導くという。

    顧客ごとのボディタイプを診断する「3D骨格診断」
    顧客ごとのボディタイプを診断する「3D骨格診断」

    「体型タイプ」は、正面から見たシルエットを「V」「I」「X」「A」の4つに分類する。スタッフが客に診断結果に応じた最適なシルエットや素材を選び、レコメンドアイテムをラックにかけて試着室に準備。アドバイスをしながらスタイリングを手伝う。体験料は1000円(税込)。

    高野 真維

    イケアがゼロエミッション配送を加速、EVトラックを新たに17台導入

    2 years 2ヶ月 ago

    イケアの日本法人であるイケア・ジャパンは12月までに、EVトラック17台を導入する。

    配送協力会社であるSGムービングとの連携により2020年に導入した既存の2台に加え、新たに17台のEVトラック「eCanter」を導入する。合計19台のEVトラックは、イケアの店舗があるエリアのSGムービングの拠点に配置する。

    EVトラック17台導入でゼロエミッション化を加速する

    イケア・ジャパンはすでに、自社によるラストワンマイル配送で利用している7台のEV軽自動車と、店舗間配送で2台のEVトラックを運用している。新たなEVトラックの導入で、ラストワンマイルにおけるトラック配送を、全国で25%ゼロエミッション化することをめざす。

    イケアは温室効果ガスの排出量を2016年と比較して50%削減することを目標に掲げている。その一環として2025年までに、ラストワンマイルにおけるトラック配送をゼロエミッション車に切り替える目標を掲示。脱炭素の取り組みを進めている。

    今後も、配送における二酸化炭素削減を推進。目標としている100%ゼロエミッション配送の実現に向けて取り組んでいく。

    松原 沙甫
    確認済み
    31 分 16 秒 ago
    ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

    人気記事トップ10

    人気記事ランキングをもっと見る