東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは? | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2024年6月24日(月) 09:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?」 からご覧ください。

マーケティング支援やコスメ・アパレルのEC事業を展開するライスカレーは6月19日、東証グロース市場へ新規上場した。

ライスカレーは2016年創業。SNSや広告の運用代行、インフルエンサーキャスティング、レビューサイトなど自社メディア運用、データ分析ツール開発などを展開し、企業の集客支援などを手がけてきた。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは? ライスカレーがカバーする集客支援の範囲(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

現在のビジネスモデルは、「コミュニティデータ」のプラットフォーマー。「コミュニティデータ」とは、SNSやECなど特定のテーマでくくられたユーザー群(=コミュニティ)にまつわるデータのことで、コミュニティ内のアクションやリアクションデータを分析・管理。コミュニティごとの①潜在ニーズ把握②トレンドテーマ把握③実需要の事前検証――を可能とするとしている。ライスカレーでは、こうしたコミュニティデータを集め、活用支援をする事業をBtoB、BtoCの2軸で展開している。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは? 商品開発なども支援する(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

BtoB分野では、コミュニティデータを活用した大手企業向けのマーケティング支援、ツール提供を手がける。自社開発のコミュニティデータマネジメントツール群として「CCXcloud」を用意しており、SNS分析ツールの「CCXsocial」や中小企業向けSNSコミュニティ集客ツール「アドスタ」などを展開。ツールなどを通じて企業のSNS運用や広告運用といった集客支援、商品開発や生産管理などをサポートする。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは? データ収集や集客など複数のツールも提供(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

BtoC分野では、オーラル美容ブランド「MiiS」とZ世代向けアパレルブランド「RiLi」といったブランドをECなどで展開。2024年3月期におけるブランドごとの平均EC売上高は3億4000万円。BtoC事業で得られたノウハウなどをBtoB領域に還元しシナジー創出を図っている。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは? 「MiiS」は自社のデータ収集・分析から生まれた(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ライスカレーの2024年3月期の売上高は前期比29.5%増の23億7400万円。営業利益は8700万円(前年同期は1億6600万円の赤字)、経常利益は8900万円(前年同期は1億6600万円の赤字)、当期純利益は1億900万円(前年同期は1億2100万円の赤字)だった。上場による調達資金の使途としては人材採用や広告宣伝、新規事業開発の投資資金に充てるとしている。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

SSP
広告関連の用語。媒体社(サプライサイド、供給側)が広告枠を販売するためのプラッ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]