多すぎる「楽天市場」のイベントで疲弊していませんか? 効率的に売り上げを上げるコツを紹介【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2023年7月19日(水) 08:00
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ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年7月10日~7月16日のニュース

本当に多い「楽天市場」のイベント。何も考えずに参加すると忙しいだけで赤字ということも多いのでは。いったん冷静に考えて立て直せば、安定的に売り上げを出してくれるはず。

売り上げを気にするよりも「損をしない設計」を

楽天市場のセール施策、疲弊せずに成果を出すには?割引できないメーカーのアプローチ方法も伝授 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/12935

楽天市場を攻略する上で欠かせないセール・キャンペーン戦略。年間を通して見ると開催回数や種類が多く、新規参入したばかりで「どのような施策をすべきか」「どうKPIを設定すべきか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。今回は、主なセール・キャンペーンの年間スケジュールと、疲弊しない付き合い方をお伝えします。

「楽天市場」に出店中の皆さんならおわかりですよね。「楽天市場」はとにかくイベントが多いので、全部参加していると疲弊してしまいます。疲弊するのはイベント準備に追われること、それに対する売り上げがあまり上がらないというパターンが多いです。反対に売れすぎてしまっても問い合わせや出荷が忙しくて疲弊することもあります。

◇定期的に開催されるイベント

  • 楽天スーパーSALE:年に4回、3月・6月・9月・12月
  • 楽天お買い物マラソン:ほぼ毎月開催され、多い月では月の前半・後半の2回開催
  • 5と0のつく日:「5」と「0」のつく日に開催
  • ワンダフルデー:楽天市場で毎月1日に開催されるキャンペーン
  • ご愛顧感謝デー(市場の日):毎月18日に開催

◇その他のイベント

  • 楽天ブラックフライデー:11月後半に開催
  • 楽天イーグルス感謝祭:プロ野球のリーグ戦・CS(クライマックスシリーズ)終了後に3日間程度で開催
  • 楽天大感謝祭:毎年12月後半の年末に、およそ1週間開催
  • 楽天超ポイントバック祭:年に数回開催
  • 楽天39ショップ買いまわり:定期で数ヵ月おきに開催

記事中で紹介されているイベントをまとめてみました。多いです…。売る側も買う側も大変ですね。

確かに、楽天市場はセール・キャンペーンの回数が多く、イベントごとに施策検討から商品調達、販売までを行うのは大変な部分もあります。しかし、この数年は開催期間も安定しており、「勝ちパターン」やそのヒントの種を見つけ、磨き込むことで結果につなげやすい環境が整っているといえます。

ここは重要なポイントです。なんとなく参加して疲弊をするのではなくて、計画的に取り組んで結果を振り返り次のイベントに生かす。これを繰り返すことで、無理なくイベントに参加できて売り上げも上がるようになってきます。「イベントに参加すれば売れる」のではなく、「イベントに参加すれば売れるようにする」のが目的です。

数日間にわたって開催されるセールは、「セール期間中ずっと頑張らなければならない」と思われがちですが、基本的に労力をかけるべきは「最初と最後の売上の山作り」です。もし開催期間中に「5と0のつく日」が重なる場合は、その日も注力すべきタイミングとして追加しましょう。回を重ねる中で、「作れる売上」と「それに対応できるバックヤードのオペレーション」も見えてくるはずです。それらを踏まえて予算設定、出荷のリソース配分を考えることも大切です。

これは買う側の気持ちになればわかりますね。イベントを狙って参加する人が多いでしょうから初日は購買意欲が高い人が来るはずです。最終日も買い忘れがないかを確認したり、迷っていたものを買ったりする場合もあります。メリハリをつけてうまく手を抜いていかないといけません。

必要なのはとにかくシミュレーションをすることです。セールは身を削る施策ではありません。顧客に対し「商品が安く買える」という価値を提供しながらも、自社も在庫処分による倉庫代などのコスト削減や客数増加によるトータルの売上増加など、何かしらのメリットが存在する、「損をしない設計」にすることが商売である以上必要です。

最後はここ。EC事業全体で見てプラスになるのかどうか。売り上げがトントンでも在庫が処分できればメリットがありますし、新規の顧客が増えてくれればここもメリットがあります。イベントに参加することに意義はなくて、EC事業に何かしらのメリットを与えるのが目的です。

ここを忘れないようにしましょう。

今週の要チェック記事

Amazonが配送拠点を拡大、2024年問題でも「配送スピード維持」を宣言 | 通販通信ECMO
https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/71736

「Amazonの配送拠点数がヤマト運輸に近づいてきている」。これもう完全に運送会社ですよね。

コスト増時代を生き抜くためのアイデアを解説。送料無料ラインUP、フルフィルメントの最適化、価格勝負の回避などのEC事例3選 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11169

そうなるとわかっていたら知恵を絞るしかありません。

高速道トラック速度、規制緩和を検討 「2024年問題」見据え 警察庁 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230712/k00/00m/040/358000c

トラックは制動距離が長いために速度規制が80kmでした。これが緩和されそうです。

【日本郵便とヤマト運輸の本格協業】「競争」から「共創」へ向かう施策詳細+2024年物流問題への政府の対応策 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11120

リーズナブルな料金で確実に届く状況を作るということでしょうか。

GA4導入のはじめの一歩!ネットショップが、やっておくべき4つの初期設定 | BASE U
https://baseu.jp/29921

この4つだけはお忘れなく! ASPカートの場合はpurchaseイベントが発生して、自動的にコンバージョンとしてカウントされることが多いです。

【EC事業者が利用する通販基幹システムの満足度調査】6割以上が「通販基幹システム」利用で売上アップ、一方で「カスタマイズ性」不足への不満あり EC事業者に寄り添うベンダーの在り方とは? | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/38236

基幹システムをカスタマイズしすぎるとあとから大変ではあるのですが…。

「リピート客」を生むためのCRM、ちゃんと理解していますか? 顧客を管理する9つのセグメント、KPI設定のコツを解説 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11084

記事中にある9分類は参考になりますね。ここを把握できるようにすることから。

今週の名言

32歳校長「国公立大0→20人合格」させた凄い改革 定員割れだった「福岡女子商業高校」の奇跡 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/684409

どんなに小さなことでもいいんです、生徒たち自身が変化を起こせると感じられる学校にしたい

こういった環境がある職場にしたいですね。日々成長が感じられる職場であれば、自然と業績も伸びるはずです。

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オリジナル記事:多すぎる「楽天市場」のイベントで疲弊していませんか? 効率的に売り上げを上げるコツを紹介【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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