動画マーケティングに必要不可欠!動画SEOの基礎知識 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2019年2月13日(水) 11:00
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動画マーケティングに必要不可欠!動画SEOの基礎知識

せっかく作った動画が誰の目にも触れないという状況は避けたいものです。動画マーケティングを行うのであれば、動画制作して終わりではなく、ターゲットに動画を視聴される環境があってこそ動画の存在価値が初めて発揮されます。世の中にはありとあらゆる動画が溢れています。その中から制作した動画をより多くのターゲットに届けるための手法の一つが「動画SEO」です。この記事では、「動画SEO」の基礎知識や具体的な方法について解説します。

そもそもSEOとは?

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味です。検索エンジンの検索結果で上位に表示するための技術や手法のことをSEO対策と呼びます。具体的には、検索エンジンのアルゴリズムを分析したうえで、「どの部分にどのような工夫をするとサイトの上位に表示されるか」を追求してコンテンツに反映させる作業のことになります。SEO対策は1990年代後半からのインターネットの普及に伴って始まり、かつてはコンテンツ内に関連キーワードが多く含まれていると検索エンジンで上位となる傾向にありました。

最近では、関連キーワードのみならず、検索エンジンの順位づけに影響するとされているのがコンテンツの「質」です。例えば、ユーザーに役立つような情報を多く含んでいるか、オリジナル性が高いものか、頻繁に更新されているかといった点が重要になっています。SEO対策は主にテキストコンテンツ向けの手法ですが、できるだけ動画を周知するためにはSEO対策が必要です。テキストコンテンツの場合と同様に、むやみに検索されそうなキーワードを詰め込むといったやり方ではなく、動画SEOにおいても質の高い対策が求められます。

動画掲載によってGoogleのSEO効果は上がる?

動画SEO対策にどこまでの効果があるのか気になるという人も多いのではないでしょうか。2010年にアメリカの調査会社「Forrester Research」が実施した調査結果では、SEO対策は有効だという報告がなされています。調査結果によると、「動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約50倍の確率で検索結果の1ページ目に表示される」ことがわかっています。

ただし、どんな動画でも上位に検索されるわけではなく、SEO対策の効果が表れやすいのはGoogleの傘下であるYouTubeにアップされている動画です。しかし、当然ながらYouTubeのように世界的に人気の高いサイトでは上位をめぐる競争も激しくなります。YouTubeでの上位を狙いつつも、上位検索されやすい大企業がまだ参入していないサイトで動画をアピールしていくことが重要です。

動画内容のテキスト化

動画SEOの方法ですが、単に動画をページに組み込むだけでは十分とは言えません。動画のタイトル、動画の説明文といったテキスト化できるものを文字にして表示させることによって検索エンジンで認識されやすくなります。動画に関連する文字情報を動画の周辺に表示させることも大事です。動画内容をテキスト化することでSEO対策になり、インターネット上で検索するユーザーが動画にたどり着きやすくなります。

構造化データマークアップ

動画に関するHTMLを工夫して、検索エンジンがその内容を理解できるように工夫することも大切です。通常のHTMLでは、並んだ文字データが何を意味するかまでの情報は含みません。しかし、記載方法を少し工夫することで文字データに商品名、特性といった意味を持たせられるのです。このように、文字列に対して意味を持たせるマークアップを、「構造化データマークアップ」と呼びます。構造化データマークアップによって文字列の認識レベルが上がることで検索エンジン側でも意味を判別しやすくなり、結果として上位表示される可能性が高くなります。構造化マークアップを行ったからといって必ずしも検索結果に反映されるわけではありませんが、少しでも動画をアピールするためには行っておく価値のある対策です。

動画SEOとは?

これまで述べたような考え方を踏まえて、動画の検索順位の上位表示化を目指すための技術や手法を「動画SEO」と呼びます。そもそもSEO対策はテキストコンテンツのための対策ですので、動画SEOでも動画に関する情報をできるだけテキスト化することが大切です。タイトルやタグ、動画の説明文などをテキスト化していくことで、上位検索のための判断材料が増えていきます。もちろん、その結果としてユーザーがたどり着いた先にある動画の質が高く、視聴者を満足させられる内容であることが前提です。

動画SEOのメリット

動画はテキストと比べると情報量が多く、アピール性が高いのが特徴です。宣伝したいものに興味を持ってもらいやすいと言えますが、いかにして動画の視聴者を増やすかが肝心です。Onmicoreの調査データによると、YouTubeには毎分300時間分の動画がアップロードされています。YouTubeにおける動画SEOは、膨大な数の動画がアップロードされる中で視聴してもらえるようにするための対策です。動画SEOによってGoogleやYouTubeといった大手サイトで上位表示されるようになれば、そこから自社サイトへの検索流入数を増やせる可能性も出てきます。

動画SEOにおけるGoogleとYouTubeの考え方

動画検索サービスで代表的なものはYouTubeですが、一般検索で人気のGoogleも動画検索機能を充実させています。ただし、この2つは検索エンジンが異なるため動画SEO対策も変えていく必要があり、それぞれの考え方について詳しく解説していきます。

Googleの動画SEOの考え方

Googleの検索エンジンは、まだ動画の内容を判断できるレベルには達していません。そのため、Googleの動画検索で上位に表示させたいのであれば、タイトルや説明文などのテキスト情報を中心に動画の周辺情報を充実させる対策を行いましょう。その際、ユーザーが見たいと予測されるキーワードを動画タイトルなどに盛り込むと上位表示される可能性が高まります。YouTubeがGoogleの傘下であることが影響しているかどうかは定かではありませんが、YouTubeでの評価が高い動画がGoogleの動画検索の上位に表示される傾向にあります。そのため、Googleでの上位表示を狙う場合は、動画をYouTubeにアップしておくのが無難です。

YouTubeの動画SEOの考え方

YouTubeの場合はサイト内でチャンネルを作ることができます。そして、チャンネルのユーザー登録数やSNSシェア数も検索結果に反映されますので、チャンネルの影響力を高めることにも気を配る必要があります。また、YouTubeでは、動画の再生回数よりも総再生時間を評価基準としていますので、最後までしっかりと見てもらえる質の高い動画を制作することが大切です。コメント数、お気に入り数、評価数といった第三者からの反響も評価に影響します。YouTubeでは、動画を介してどのくらい活発なコミュニケーションが行われたかも重要しており、コメント数の多さなどはその裏付けとなります。

動画サイトマップの考え方

サイトマップとは、サイトの構成を示すためのページです。サイトマップがあれば、サイト内のコンテンツが増えてきても、訪問したユーザーがどこに行けば自分の見たいページにすぐにたどり着けるかすぐにわかります。サイトマップは、このようにユーザー用にユーザビリティを考慮して用意するものと、検索エンジン用との2種類があります。動画SEOにおいては、検索エンジン用の動画サイトマップを制作しておくことが大事です。動画サイトマップを検索エンジンに送信することで、動画コンテンツの存在が検索サイトに通知されます。動画SEOを行う際には、動画が検索の対象となるように必ずサイトマップ送信を行いましょう。

動画SEOを行うために必要なもの

動画SEOを行うためには、動画コンテンツとYouTubeなどの動画検索サイトのアカウントが必要です。YouTubeのアカウントを作るためにはGoogleのアカウントが必要ですが、Googleのアカウントがあれば名前やメールアドレスなど基本的な情報入力だけで誰でも簡単にアカウントが作れます。YouTubeでは無料で自身のチャンネルを作ることができ、そこにアップした動画をアーカイブとして蓄積できます。その際、チャンネルのオリジナルURLである「カスタムURL」を取得しておきましょう。特にユーザーが覚えやすく検索しやすいURLは、YouTubeに評価される可能性が高くなります。カスタムURL取得のためには、チャンネル登録者数が100名以上、作成してから30日以上、チャンネルアイコンの表示といった要件を満たす必要があります。

良質な動画コンテンツが動画SEOの効果を上げる

動画を制作した際には、できるだけ動画SEO対策を行いましょう。SEO施策によって動画の閲覧数を増やせるほか、Googleの通常検索で上位表示するためのツールとしても活用できます。

 

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