経済産業省は1月27日、中小企業がITツールを導入する費用の一部を補助する「IT導入支援事業」の申請受付を開始した。
対象となるITツールには、ECサイト構築支援、ECサイト集客支援、受注管理システム、WEB接客など多くのEC関連サービスも採択されている。中小事業者はこの機に、自社のECツールの充実化を進めることが可能となる。第1次事業の補助金の交付申請期間は2月28日まで。
「IT導入支援事業」は、中小企業・小規模事業者がソフトウェア・サービスなどのITツールの導入する経費の一部を補助するもの。中小企業・小規模事業者の生産性を向上することを目的とした補助金事業。
国内に事業所を持つ中小企業・小規模事業者はすでに選定されているITベンダーやサービス事業者の中から、導入したいITツールを選択すると、上限100万円、下限20万円の補助金を受けることができる。申請は1事業者1回のみ。
補助の申請は、「IT導入支援事業」の専用ページから補助金の交付申請し、補助事業者の交付が決定後、導入が完了したITツールの支払証などを申請。審査後に確定した金額が補助事業者に支払われる仕組み。
また、補助事業者は、ITツールの導入で生産性がどのように向上したかなど、導入後の効果に関する情報を報告する。
「IT導入支援事業」に採択された事業者は650社。主なEC支援企業は、NHNテコラス、プレイド、Paypal、グリニッジ、SAPジャパン、ビートレンド、Hamee、GoQSystem、アイル、東計電算、GMOコマースなどがある。
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オリジナル記事:経済産業省が中小企業向けにITツール導入補助金制度、申請受付スタート
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