SEOのためのテーマの絞り込みとコンテンツの膨らめ方 | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2012年5月23日(水) 14:20
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SEOを成功させるにはテーマを絞りましょうという話と、
コンテンツを膨らめましょうという話の2つを聞くと思います。
一見、矛盾しているようにも思いますが、
簡単なコツがありますので、これからSEOに取り組もうと思われる方は覚えておいて頂くと良いと思います。

●テーマを絞るとは?
これはまず、基本的に
・ページ
・ディレクトリ
・サイト
について起こる問題だと考えてください。

まず、一つのページの中に、
「野球」「サッカー」「バレーボール」「バスケットボール」「陸上」「水泳」
と入っていたとしたら、人間が読んでも何のコンテンツか良く分かりませんね。
仮に、うまく共存していたとしても1ページが異常なほどに縦長で見づらいか(要するにユーザビリティが悪いか)、それぞれのコンテンツは薄っぺらいことでしょう。
人間が読んでもそう思うであろうことが容易に想像がつくわけですから、
検索エンジンなら、余計混乱してしまったり、あっさり価値が低いページと判断してしまうことはお分かりになると思います。
少なくともSEO対象とするようなページについては「野球」なら「野球」、「サッカー」なら「サッカー」に絞っておくべきです。

次にディレクトリ。
できることなら「野球」でひとつのディレクトリを作ってあげたいところです。
そして、ディレクトリのトップ、/baseball/index.htmlにでもなるのでしょうが、そのページをSEOの対象ページ(Landing Page)とすることです。
ディレクトリの中は当然「野球」のことのみを書くことです。
ここで「野球」に中に、別のスポーツを入れてはいけません。
とにかくテーマを絞ること。ぶらさないことです。

次にサイト。
もし「野球」のことを自信持ってたくさん書けます。
ということであれば、いっそのこと「野球」専門サイトにしたほうが良いでしょう。

「野球」があまり良い例ではなかったので「スニーカー」での検索結果です。
$CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)-スニーカーSERPs
「スニーカー」を専門で扱っているサイトが多くなっています。
こういう例から見ても、そのキーワードにテーマを絞ったサイトはランクアップしやすいと言えると思います。
例外として、例えば「スニーカー」でも、楽天市場さんが1位に居ますが、これはドメインオーソリティを始めとして、様々なところで「専門サイト」を凌駕する部分があったため、“ディレクトリのトップ”で上位表示が実現できています。
最終的なラン付けはあくまで総合評価なので、注意してください。

一方で、
●コンテンツを膨らめるとは?
こちらはかなり前ですが、「コンテンツを厚くするとは?」というエントリーで書いていますので、そちらをご覧頂きたいのですが、
「野球」であれば、「プロ野球」のことも「高校野球」のことも「大リーグ」のことも、さらに言えば「リトルリーグ」のことも書いてあったほうが良いでしょうし、
「野球道具」に関してとか「野球の歴史」というものもプラスになると思います。
重要なのは“包括性”と“専門性”を両立させることでしょう。
GoogleはSearch Term Vector(検索語ベクトル)というのを意識していると言われています。
アルゴリズム上、ワードに方向性を持たせていると思われます。
非常にざっくりした例ですが、「バット」と「ボール」は「野球」と同じような方向性のベクトルであり、「野球」方向のベクトルの長さを長くするのに役立つという考えです。
$CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)-検索語ベクトル
先の例で言えば、
「プロ野球」「大リーグ」「高校野球」みんな「野球」と同じ方向のベクトルを持っているはずであり、これらが集まることで「野球」方向のベクトルをより強化することができるわけです。
これは、物理の力学で一番始めに習うところと同じですね。
要するに、メインに置きたいキーワードのベクトルを強化できるテーマを選んでいけば
「ぶれない」ですし「膨らめる」ことができるわけです。

このキーワード(テーマ)のベクトルを考えていれば、
テーマを絞ることも、コンテンツを膨らめることも矛盾することなく両立させることができるはずです。
もし、メインとするキーワードと逆のベクトルを持ったものを入れてしまうと、、、
そのベクトルは弱くなる(矢印は短くなる)ということですね。

各ページ、各ディレクトリ、各サイトでテーマを絞りながらも、コンテンツを膨らめたいとき、
各キーワードのベクトルの向きをちょっと気にしてみてください。

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