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新任SEO担当者に必須のチェックリスト20項目」 からご覧ください。
仕事や会社が変わったり、社内の担当が変わったり、とある日突然新しいサイトのSEOの任されることになった、という話はネット業界では良くあるでしょう。もちろん任される限りには多少のSEOの知識は持っている場合が多いでしょうが、実際にこれまで他の誰かがやっていたSEOを引き継いで行うことは意外とチャレンジングだったりもします。今回はサーチエンジンランドが、SEOの仕事を引き継ぎ際に気をつけるべきポイントをチェックリストでまとめてくれました。流石に上手くまとめられたリストとなっており、これで次にSEOの仕事を引き継ぐ時の不安は無し?! — SEO Japan もしあなたが、ウェブサイトの新任“SEO担当者”としての任務に挑むとしたら、何をすべきだろうか? これは、企業の社員として、あるいは他の代理店から取引を引き継いだ代理店もしくは、自分の代理店内である顧客から別の顧客へ担当が移った代理店として、あなたが自分自身に問うべき疑問である。 正直に言うと、もしあなたが代理店にいて他の誰かから取引を引き継いでいるだけならば取引の移行のほとんどはスムーズに進むだろうし(べきだし)、私が以下に提示しているような手続きを踏む必要はないかもしれない。 もしあなたの前任者が明確な追跡記録やドキュメントを残していなかったのなら、このチェックリストをできるだけ早くスピードに追い付く手段として考えよう。または、もしかするとあなたが会社でSEO担当者に就く初めての人間なんてこともあるかもしれない。 SEOアカウントの引き継ぎチェックリスト このチェックリストは優先順位順に並んでいるわけではなく、使い勝手の点から番号付けされている。 他のものに比べて時間に制約のあるものもあるため、それらについては紹介時に記載するつもりだ。今ここで言っておくことがある。あなたは直ちに自分のサイトへのリンクがどのように作られているのかを調べ、質が低かったり、不正だったり、検索エンジンのガイドラインに反するようなリンク構築の取り組みは中止すべきだ。少なくとも、差し当たりあなたが状況を把握するまでは。 オーガニック検索のターゲット・キーワードをまとめる。SEOのターゲットとなっていたキーワードのリストを手に入れる。私は“ランクを追いかけること”が好きではないし、“ランキングは死んでいる“とはいえ、リストを手に入れ、自分のターゲット・キーワードのキーワードランキングをチェックするのだ。あなたは、自分がどこから始めるのかを知る必要がある。 ウェブサイトのアナリティクスにアクセスする。データを手に入れるのだ!これは絶対に必須であるし、もしかするとあなたがすべき最初のステップの1つであるかもしれない。自分のトラフィックがどこから来ているのか(検索だけでなく、全てのソース)、どのキーワードがコンバージョンに繋がっているのかを分析し、18ヶ月の傾向を検討し(季節的なものと循環を見るため)、データを徹底的に調べるのだ。 キーワード調査を再度実施する。 あなたが教えられてきたものがオーガニックSEOのためのターゲット・キーワードであるとやみくもに信じないこと!あなたには、自分のビジネスが存在する場所のキーワードへの深い理解が絶対に必要である。自分自身でキーワード調査をすることに代わるものなし。以上。 PPCデータ。 あなたのサイトのために実施している既存の広告プログラムからできるだけ多くのペイ・パー・クリック(PPC)データにアクセスすること。値が付けられているキーワード、生成されたインプレッション数、サイトへのクリック数、どのキーワードが最もコンバージョンに繋がっているか、をつかむのだ。 ウェブマスターツール。 GoogleウェブマスターツールとBingウェブマスターツールにアクセスし、自分のアカウントにログインする。XMLサイトマップがアップロードされているかどうか、それがフレッシュかどうか、ページクロールのエラーが見られないかどうかをチェックする。もしウェブマスターのアカウントをまだ作っていないのなら、今すぐ手に入れるのだ! Robots.txtファイルをチェックする。robots.txtファイルを見て、サイトの特定のページやセクションのサイトクロールを無効にするルールが作られていないか確認する。もしrobots.txtファイルに具体的な指示がある場合には、必ずあなたがその理由を理解していること。 ページのインデックスの一覧表。 “site: 検索対象URL” (例 site: http://www.searchengineland.com)を使って、Google、Bing、Yahoo!におけるページのインデックスをチェックする。それぞれの検索エンジンに何ページがインデックスされているか正確な実態を得ることはできないが、これを以下のような用途で利用することができる。(1)だいたいどれくらいのページがクロールされ、発見され、インデックスされてきたのかをつかみ、自分のウェブサイトについて自分が持っていた知識と比べる。(2)ページタイトルをざっと見て、タイトルの変更やタグ付のやり直しの機会があるかどうかを確かめる。 バックリンクの質をチェックする。 “link: 検索対象URL” (例 link: http://www.searchengineland.com)を使って、主要な検索エンジンでバックリンクの状況をチェックする。Googleがあなたの完全なバックリンクの実態を見せることはほぼないということに留意し、あなたにリンクの力があるとGoogleが感じているかどうか全般的な感覚を得るのだ。まだ利用可能な間は、Yahoo!サイトエクスプローラーを使って自分のバックリンクの状況をチェックし、自分自身のドメインからのリンクは排除して、サイト全体(トップページだけでなく)を指し示しているリンクのためにフィルターを選択する。もっといいのは、SEOmozのOpen Site Explorer (元Linkscape)に登録し、検索エンジンによる基本的なリンク検索に加えて(もしくは、代わりに?)このツールを利用することだ。どちらにせよ、SEOmozのデータのほうがずっと便利であることが分かるだろう。バックリンクのチェックでは、量を見る以上に質を見ることだ。リンクの多様性を求め、できればあなたのサイトへのリンクの大部分が、コンテンツへの興味によって読者が勝手にリンクしたことによって生成されたものであることが好ましい。もしも数多くの関連のないサイトからのリンクやあまりにも相関性があり過ぎるように見えるアンカーテキストを目にしたら、予想される被害を避ける方法を見つけ出す必要があるかもしれない。 リンク構築の再検討。 これまでに実施されてきたもしくは今実施されているリンク構築の取り組みについて社内の人間に尋ねる。もしそのうちのいずれかの取り組みが、質の低いでっち上げのリンクを作っていると感じるなら、それらの取り組みをすぐに中止し、そのプログラムをより深く分析する。 サイトのクロール。Screaming Frog、Webconfs Spider Simulator、Smart ITなどのクローラーのシミュレーターを使ってサイトのスパイダーを実施する。返されているデータが何であるか、検索エンジンがあなたのサイトをどのようにみなすのか見るのだ。 サイトの格付け。 あなたのサイトのSEOの準備状況を決めるのに“格付け”を使うのは好きではないが、主要なSEOの観点に関するレポートを提供するHubspot’s Website Graderのような無料ツールを使うことには価値があると思う。そのレポートを自分のSEOの状態の“福音書”として使わないこと。個々のデータやレコメンドに目を通し、何か輝くものがあるかどうか見るのだ。Jim SpencerのWeb Page Advisorは、信頼できる専門家による優れたサービスで、優れた価値がある。あなたは、他では見つけることができないかもしれない詳細情報をここで得られるだろう(JimのTwitterを見つけて、彼についてもう少しよく知ろう。彼は私の友人で、私は彼を信頼している。ジムのツール、サービスなどで私に金銭的利害関係があるわけではない。) 孤立したページと壊れたリンクを探し出す。 Xenu’s Link Sleuth(もしくは同様のプログラム)のようなツールを使って、Googleウェブマスターツールでは分からないような、壊れたリンクと“孤立したページ“をさらにチェックする。 ソーシャルメディアの洗い出し。 企業/組織を宣伝するために使用されている全てのソーシャルメディア資産のリストを手に入れる。もしあなたがソーシャルメディアの担当でないのなら、これらの取り組みを実施している人達と友達になるのだ。共同作業できる方法を見つけ出すのだ。作成されている全てのソーシャルメディアアカウントのリストを作ること。 [...]