大手企業がGoogle検索で1位になるのが当然な理由。 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年6月27日(月) 14:04
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SEO Bookから興味深い内容の記事を。ただタイトルでSEOの話かと思いきや、実際の内容はフェイスブックやグーグル含めたネットの大企業批判の話ですので興味ある方のみどうぞ。 — SEO Japan フェイスブックは低俗な組織か? 先日、フェイスブックはPR業者のバーソン・マーステラを雇って、メディアでグーグルを中傷するキャンペーンを実施した: どこかの誰かが一流のPR業者 バーソン・マーステラを雇い、新聞にアンチグーグルのストーリーを売り込み、グーグルがプライバシーを侵害していると言う主張を調査するよう促した。バーソン社はさらに影響力のあるブロガーに対して、グーグルをバッシングする論説の執筆に手を貸し、ワシントンポスト、ポリティコ、そして、ハッフィントン・ポスト等のメディアサイトに掲載すると約束していた。 フェイスブックはなぜこのようなキャンペーンを実行したのだろうか? 昨夜、証拠を突きつけられたフェイスブックの広報担当者は、フェイスブックはバーソンを雇ったことを認め、2つの理由を挙げた: まず、フェイスブックは、グーグルがプライバシーの問題を引き起こす行動をソーシャルネットワーキングで行っていると考えていること、そして、フェイスブックのデータをグーグル自身のソーシャルネットワーキングサービスに利用することに怒りを感じていたことだ。後者はより重要度が高いだろう。 それでは、フェイスブックは消費者のプライバシーの権利を擁護する団体と言う印象を植え付けようとしているのだろうか? 正気とは私に思えない。 ビーコンに対する集団訴訟を受けたのはフェイスブックではなかっただろうか? グーグルと協力してユーザーのプライバシーに反対の立場を取っていたのは、フェイスブックではなかっただろうか? CEOがアホだな、「オレを信じろよ」とユーザーを罵ったのは、フェイスブックではなかっただろうか? (註:詳細説明は省きますがどれもFacebookがユーザーのプライバシーを尊重していないとしか思えない行為をして話題になったニュース) 答えはすべてイエスだ。 結論: フェイスブックは低俗な組織である。 グーグルは低俗な組織か? 上述したフェイスブックの苦情は、従来型の有力なメディアが呈していた苦情に似ており、この苦情はグーグルが雇った強力な弁護団により抹殺されていた。 既存のマーケットの参加者の財産権を認めることなく、グーグルが新たな分野に進出することにフェイスブックが驚くのは無理がある。事実上、何に対してもグーグルはこのようにアプローチしてきた: 商標(ブランドに特化したキーワードを怪しげな目的で販売し、5万のアドワーズの広告主が類似品やコピー商品を販売していた) 著作権(スクレイパーに金銭を与えて、コンテンツを盗ませ、アドセンスで包ませている) 動画(ユーチューブ & グーグルビデオ) eブック(違法のスキャン) その他諸々 今までのところ、グーグルが完全に失敗したのは製薬会社にチャレンジしたときのみである。 情報筋によると、グーグルに対して、米国の法律を違反する多数のオンラインの薬局の広告を受け入れることで多額の収益を得ている容疑で刑事捜査のメスが入るようだ。 製薬会社は大きな力を持ち、& 政府と一蓮托生の関係を持っている。認可外の目的で薬を売り込む凶悪な犯罪行為を何度も行っているにも関わらず(文字通り数百万人の命を奪っている)、製薬会社は政府を介入させ、自分達も定期的に違反している法律(そして、文字通り数百万人の命を奪っている)を他の業者に政府の力で強要させることで、財産権を守っているのだ。 グーグルは根本的に財産権に反対しているのか? その通りだ。ただし、便利な場合に限る。 グーグルを“のぞいて”すべてのサイトは、何もかもオープンにするべきである。 グーグルは他人の著作権は踏みにじるものの、グーグルを隠密裏な行動モードに導くような気配を感じると、中傷作戦を始める。グーグルはバズを警告なしで立ち上げた割には、フェイスブックがグーグルよりも多くの個人情報を集めることが出来るのではないかと言う恐怖に駆られると、今度は、秘密工作PRモードに切り替え、フェイスブックのセキュリティの問題を警告した。 2011年が明けて間もなく、グーグルのエンジニア達が主張した、「ビングはグーグルの検索結果をコピーしている」と言う言いがかりを覚えているだろうか?その後、グーグルはコンテンツファームに対するアップデートを行い、グーグルに葬られたサイトの多くは、現在、ビングからより多くのトラフィックを得ている。これは何を意味しているのだろうか?ビングがグーグルのランキングを少しでも重視しているなら、グーグルが多数のウェブサイトを葬った際も重視しなかったのだろうか? 以下にパンダによってグーグルが葬ったサイトのグーグルのトラフィックを掲載する: 次に同じウェブサイトのビングのトラフィックを掲載する: グーグルのトラフィックは大幅に減っている一方、ビングのトラフィックは増加を続けていた。パンダによって影響を受けたサイトの一部には、グーグルよりもビングやヤフー!検索から多くのアクセスが寄せられている。 つまり、グーグルが自分達および事業の利益を後押しするためにメディアを歪め、でっち上げの主張で、競合者を中傷していたのだ。 マイクロソフトの検索のシェアがグーグルよりも少ない理由の一つは、マイクロソフトがグーグルとは異なり、自ら低俗なトラフィックのパートナーをブロックしているためである。一方、グーグルのパートナーへの対処は一貫性に欠けている。グーグルのスタッフは“小声”で明確にパートナーの対処方法を説明している。: 「私達はクラブとしての相性を用いて、全て私達の指示に従ってもらっている」 – ダン・モリル氏 – グーグル 真っ当なマーケットの革新を嫌う大企業 大企業の大半は、マーケットでの真っ当な革新を嫌う傾向が見られる。有利な立場にとどまるのを好み、現在の優越性を維持するために、革新を抑え込もうとする。 大手の銀行は債務担保保証券や抵当電子登録システムを導入した … しかし、念入りに仕組まれた不正および詐欺の一翼を担っていたために迎え入れられたのだ。債務担保保証券をもたらす社会は詐欺の上に成り立っており(最終的に仕事、家、年金、貨幣の価値が犠牲になる)、汚い企業が小規模の競合者を無理やり完全に丸裸にしている。 [...]
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