検索エンジンの自動学習アルゴリズムがSEOの未来を変える? | SEO Japan

SEO Japan - 2011年6月15日(水) 12:03
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世界各地で定期的に起こるSEOが終わったかどうかの議論ですが日本でも再燃している最近のようで楽しいです。さて今回はそんな議論のさなか、あえてロシアのNo.1検索エンジン「ヤンデックス」に注目。開発者の2人が検索エンジンのアルゴリズムに関する興味深い話をしています。サイト側が行うSEOが死んだかどうかはともかく、検索エンジンのアルゴリズムは日々進化し続けているようです! — SEO Japan 多くのSEOコンサルタント、そして、SEO業者が、テクノロジーを用いて自動的にSEOを実行したいと願っている。検索エンジンもまたやはり同じような考えを持っているようだ。Yandex(ヤンデックス)のCTO、Ilya Segalovich氏は、モスクワのヤンデックス社を私が訪問した際、検索エンジンの構築が容易になり、開発者達が容易に利用できる“オープンソース”スタイルのソフトウェアを主に用いたテクノロジーの登場により、グーグルとヤンデックスの競争が発生する可能性が高いのではないかと述べていた。 このように“商品化”される可能性があるテクノロジーには、クローラー、インデックス、さらには、機械学習アルゴリズムも含まれる。Segalovich氏は、「良質な検索エンジンを作るのに2000人ものエンジニアは必要ないのです。その結果、検索エンジンを構成する要素が利用可能になり、素早くアクセスすることが出来るようになるため、いずれ検索を巡る競争は激化するでしょう。」と語った。 上位にランクインさせるコツを検索エンジンのエンジニアに問う意味はない ヤンデックスは、大幅に機械学習システムを採用しており、このアプローチを支える2名、アンドレイ・グリン氏とアンドレイ・プラコフ氏と話しをする機会を私は得た。 アンドレイと言う名前ではないと、ヤンデックスでは重役のポジションに就くことは出来ないようだ。アンドレイともう一人のアンドレイは、同社のシステムの仕組みを説明してくれた。その際、アンドレイ・グリン氏は、「SEO業者に上位にランクインするこつを訊かれるのは意外としか言いようがありません。そもそも、私も分からないのです。」と茶目っけたっぷりに語っていた。グリン氏の言葉の意図は後ほど明らかになる。 Andrey Gulin 情報源:Yandex Moscow Andrey Plakhov 情報源: Yandex Moscow 2種類のアルゴリズム アルゴリズムを作成する基本的な方法が2つある。手作業、または設定したターゲットに基づきコンピュータに開発させる方法だ。ここまでは単純な話である。もう少し詳しく見ていく必要があるだろう。 そもそもアルゴリズムとは何なのだろうか?ウィキペディアは「アルゴリズムとは、関数を計算するために巧みに策定された指示書の限りあるリストと表現される効果的なメソッド」と定義している。やはり単純だ – 単なるリストである。 それでは、私達自身が検索エンジンだと仮定し、「search marketing company」のキーワードのクエリに応対するプロセスを解明していこう。 まずはじめに既に持っている – または今後収集することが可能な – 様々な形式のデータを集めて、サイトの違いを特定する。 自分で単純なアルゴリズムを構築する そして、ページのタイトル、メタデスクリプション、コンテンツの本文、またはサイトに向かうリンク内のキーワードの有無を確認するだろう。次のようなリストを手に入れる可能性がある: 「search marketing company」を含むページをすべて見つけ出す。 アンカーテキストや同じページ上の関連するテキストを介して「search marketing company」に関連するリンクを持つページを全て見つける。 「search marketing company」のコーパス(註:コーパスは、言語学における文章を構造化し大規模に集積した集合体の意味) – 要するに検索エンジンが関連付けた全てのサイトのリスト – を構築する。 次に以下のようにコーパスで全てのページに得点をつけていく: ページのタイトルに「search marketing company」が含まれている – 10 ポイント。 被リンクのアンカーテキストに「search [...]
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