アドフラウド(広告詐欺)対策ツール企画・開発・販売のSpider Labs(スパイダーラボズ)は、大型スポーツイベントに便乗した偽配信サイトや違法配信サイトが急増しているとして、消費者・広告主・メディア・広告代理店に向けて被害の実態とリスクへの注意を呼びかけ、緊急チェックリストを6月19日に公開した。米国セキュリティ企業のMalwarebytesが6月に大型スポーツイベントの無料配信をうたう40以上の偽配信サイトを確認したと報告したことを受けて対応した。
大型スポーツイベントで「無料配信」や「ライブ中継」を探すユーザーが増えるので偽配信サイトに誘導されるリスクが高まるが、見た目は「ライブ配信ページ」でも実際には試合は流れない。訪問者は、偽警告や偽アップデートで端末に不正ソフトが入る「マルウェア感染」、視聴認証を装ってカード情報や個人情報を入力させる「フィッシング」、無料視聴を装い有料サブスクリプションに登録させる「不正課金」、ポップアップや別タブ広告を連続表示させる「不審広告」の被害に遭う恐れがある。
チェックリストは広告主・代理店・メディア向けに、①「無料配信」「ライブ中継」「試合速報」などを装う不審サイトへの広告掲載有無の確認、②イベント前後でクリック数・インプレッション数が急増した配信面の確認、③偽配信サイト・低品質サイトと判断した配信面を除外リストやブランドセーフティ設定に反映する――の3点を推奨する。消費者向けにはURLが公式放送局・公式配信サービスのものかの確認と、アプリのインストール・個人情報の入力に応じないよう求めている。
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