消えるはずの写真がスクショ保存されてた!「友人知人のリスク投稿は保存」8割以上【エルテス調べ】

デジタル・タトゥーに直結しやすい「BeReal.」のシステムに警鐘。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

エルテスは、「BeReal.の利用」に関する調査結果を発表した。BeReal.を日常的に利用する300人が回答している。

「BeReal.」はフランス発の写真共有SNSアプリ。“1日1回ランダム通知があり、2分以内にすぐ写真を撮って投稿・共有する”という仕組みで、かざらないリアルな日常を見せられることからZ世代に人気だ。その反面、写真撮影を優先するあまり、結果的に企業情報漏えいや不謹慎投稿に結び付くケースが多発しており、最近問題視されている。

「立ち入り禁止区域や撮影禁止場所」でも撮影・投稿する人は2割

まず“BeReal.の投稿での一発撮りへのこだわり”を計るため、「撮り直し回数(Retakes)が気になるか?」を聞くと、「多少は気になるが、内容を確認して撮り直す」46.3%で最多。一方で「できるだけ一発撮りで投稿したい」30%がそれに続いた。

BeReal.の投稿での撮り直し回数が増えることについて

また「投稿・撮影の経験があるシチュエーション」では、「自宅」52.3%が最多ながら、「職場・アルバイト先」29.0%がそれに続いており、「投稿・撮影のタイミング」で職場・アルバイト先の場合、「休憩中や残業中」より「勤務時間中」のほうが多かった。勤務にBeReal.撮影を行っているZ世代は多そうだ。

投稿・撮影の経験があるシチュエーション

「BeReal.に投稿したことがある内容」を聞くと、「学校や職場の写真(教室・社内風景・デスク周りなど)」39%が最多で、以下「授業のレジュメ・テスト・資料・PC画面などの映り込んだ写真」27.0%、「先生・同級生、上司・同僚・顧客などが写った(または特定できる)写真」25.3%がそれに続いており、何らかのリスクを含む投稿をしている人が7割を超えると考えられる。

BeReal.に投稿したことがある内容

そして「BeReal.の通知が来た際の対応」をシチュエーション別に見ると、「会議中・打ち合わせ中・講義中」「デスクで作業中」「学校や職場の共有スペース」、さらには「立ち入り禁止区域や撮影禁止場所」など、どのようなシチュエーションでも「その場ですぐに撮影・投稿する」という回答が2割を超えている。

BeReal.の通知が来た際の対応

一方で「友人・知人のリスク投稿を見かけたかどうか」を聞くと、「勤務先・通学先や、仕事・学業の内容が推測されるもの(社名・学校名、オフィスやキャンパス内の風景、仕事や授業の愚痴、未発表のプロジェクト・テスト内容など)」を47.3%が見かけており、そのうちの82.7%が「スクリーンショットを撮った」と回答している。

晒し目的かどうかは不明だが、思った以上にリスク投稿は保存されているようだ。

直近3カ月以内で友人・知人のリスク投稿を見かけたこと
該当の投稿をスクリーンショットで保存したことがあるか

調査概要

  • 【調査対象】15歳~99歳のモニタリストのうち、事前のスクリーニング調査にてBeReal.利用頻度「毎日欠かさず投稿(閲覧)する」「週に数回投稿(閲覧)する」「月に数回投稿(閲覧)する」と回答した人
  • 【調査方法】インターネットリサーチ
  • 【調査時期】2026年5月28日
  • 【有効回答数】300人
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