GMOブランドセキュリティは、なりすましメールや企業ロゴ付きメール(BIMI)に関するアンケート調査を実施した。メール受信者・メール配信事業者の計1,094人が回答している。
BIMIとは
「Brand Indicators for Message Identification」の略。送信ドメイン認証の仕組みを活用し、受信トレイ上に企業の公式ロゴを表示する仕組み。
DMARCとは
なりすましメールを防ぐための送信ドメイン認証技術のひとつ。メールが正規の送信元から送られたものかを判定し、none(何もしない)、quarantine(別フォルダに隔離する)、reject(受け取らないようにする)を設定できる。
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54.2%が「月に1回以上フィッシングメールを受け取る」
まず、なりすましメール・フィッシングメールを受け取る頻度を聞くと、「よく受け取る(月に複数回)」が30.9%、「たまに受け取る(月に1回程度)」が23.3%で、月に1回以上受け取る人は合計54.2%にのぼった。一方で、「受け取ったことがない」は15.9%にとどまった。
受信トレイに企業の公式ロゴが表示されることで、メールの開封行動に影響があると思うかを聞くと、「影響する・やや影響する」は55.7%となった。企業ロゴの表示は、受信者のメール開封率や信頼度に一定の影響を与えていることがうかがえる。
企業がロゴ表示の仕組み「BIMI」を導入していることを知った場合の印象を聞くと、「信頼できる・好印象・やや好印象」が43.4%、「特に印象は変わらない」は49.0%だった。
DMARC導入企業は28.1%、BIMI導入企業は16.3%と停滞気味
続いて、メール配信事業者に対してDMARCを導入しているかを聞くと、導入率は28.1%となり、2025年の30.1%からやや低下した。一方で、「わからない」は28.5%に大きく増加しており、DMARCの導入状況を把握できていない層が増えていることがわかった。
また、メールに企業ロゴを表示するBIMIを導入しているかを聞くと、「はい」は16.3%で、2025年の19.8%から微減した。前年との比較では「BIMIを知らない」「導入しているかわからない」の層が増加しており、配信事業者側でBIMIの認知や導入が十分には広がっていないことがうかがえた。
調査概要
- 【調査期間】2026年3月24日
- 【調査対象】メール受信者およびメール配信事業者
- 【有効回答数】1,094人(メール受信者553人、メール配信事業者541人)
- 【調査方法】インターネットアンケート
- 【調査主体】GMOプロダクトプラットフォーム
