サイバーエージェントは4月6日、広告配信の入札と配信設定の最適化に特化したAIエージェント「効果おまかせAI」を4月20日から提供を開始すると発表した。配信状況をリアルタイムで分析し、入札やキャンペーンの最適化、クリエイティブのステータス変更、ターゲティング設計などを独自開発したAIアルゴリズムによって自動で実施する。改善施策の自動実施で運用のスピードと精度を高め、広告効果の最大化を図る。
20年以上にわたって培ってきた広告運用改善の知見と、AI研究組織「AI Lab」の研究開発力によって、広告配信運用ソリューションとして開発した。配信データに基づくAIの継続学習で、配信状況を24時間365日監視・分析する。分析には広告主企業の計測ツールによる計測データを用いることもできる。「Meta広告」(Facebook/Instagram)を対象に始めるが、段階的に機能を拡張しながら「Microsoft広告」「TikTok広告」などへ対応範囲を順次拡大する。
Meta広告で先行導入した化粧品業界2社の2週間の運用実績では、導入前後比でCV(コンバージョン)数が56%向上した。CPA(顧客獲得単価)が36%改善し、クリエイティブの改善機会を発見するまでの期間を半減させた。運用型広告は膨大なアカウントやキャンペーン、クリエイティブを並行管理しながら効果検証と改善を継続する必要があり、人手による対応には限界が生じていたことから、AIエージェントによる自動最適化を開発した。
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