ファミリーマートは、店舗に設置している既存の防犯カメラを活用し、撮影した売場の画像をAI(人工知能)で点数化する新たな店舗運営支援システム「AI売場スコアリング」の実証実験を1月中旬から首都圏の一部店舗で始めると1月13日に発表した。カメラの映像とAIによる画像解析技術を連携させることで、品ぞろえを最適化した売場の実現と販売機会の最大化を目指し、スーパーバイザー(SV、店舗指導員)の業務効率化につなげる。
あらかじめ設定した時間に売場を撮影して画像データを蓄積する。例えば、おむすびの売場を毎日決められた時間に撮影し、売場画像を表にまとめてデータ化することで、時間や曜日ごとの発注や売場づくりの課題を具体的に把握できる。蓄積した画像データから曜日別、日別、時間帯別の3つの項目で売場ボリュームを点数化し、画像と点数による定点観測レポートを作成して、店長とSVが売場を客観的に見ることに役立てる。
SVの巡回時に画像と点数を確認して店舗の課題を店長と具体的に話し合い、発注や売場づくりにつなげる。店舗に店長が不在でも売場の様子を画像で把握できるので、発注精度の向上に貢献する。将来的には多機能型ロボット「ポム」にカメラを搭載してAI売場スコアリングに活用する。既存のAI発注システムや人型AIアシスタント「レイチェル」とも連携して分析や発注提案もAIで自動化する。個人情報が含まれる売場画像は利用しない。
