BeRealは意外と“リアル”じゃない? 通知後の「即時投稿」はわずか27%【Fiom調べ】

BeRealの魅力は“非加工”にあり! 「Instagramのような加工機能がついたら使わなくなる」が6割弱。

今井扶美(Web担編集部)

8:00

Fiomが運営する「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、「Z世代のBeReal(ビーリアル)についての意識調査」を実施した。全国のZ世代255名が回答している。

BeRealは“リアルじゃない”? 通知後の即時投稿はわずか27%

「BeReal」を知っていますか?

まず、BeRealの認知度・利用率を聞くと、「現在も利用している」は65%、「以前利用していた」は9%、「知っているが利用したことはない」は22%で、合計すると96%の人がBeRealを認知していることがわかった。

BeRealの通知が来た後の投稿タイミング

BeRealの通知が来た後、いつ投稿することが多いかを聞くと、「すぐに(2分以内に)その場の状況を投稿する」は27%となった。一方で、「投稿しないことが多い」は29%、「後から『面白いこと』があった時に投稿する」は25%、「少しマシな状況になるのを待って投稿する」は18%にのぼり、投稿タイミングを操作している人が多いことがわかった。

BeRealで「これは投稿したくないな」と感じる瞬間

BeRealで「投稿したくない」と感じる瞬間を聞くと、「部屋が散らかっているなど、生活感が出すぎている時」が31%で最も多く、ついで「自分の顔が盛れていない、コンディションが悪い時」が27%、「何もしてない、退屈な時間」が25%となった。

もしBeRealにInstagramのような「加工・編集機能」が追加されたらどうするか

また、もしBeRealにInstagramのような「加工・編集機能」が追加されたらどうするかを聞くと、「BeRealの良さがなくなるので、使わないと思う」が47%にのぼった。「加工する人が増えるなら、BeReal自体を使わなくなる」の10%と合わせると、57%の人がBeRealの「非加工」に強い価値を見出していることがわかった。

あなたにとってBeRealはどのような存在か

最後に、「あなたにとってBeRealはどのような存在か」を聞くと、「生存確認ツール」が35%で最多に。ついで「ドキュメンタリー」が26% 、「交換日記」が25%と続き、親しい仲間とのゆるやかな交流を支える存在として受け止められていることがわかった。

調査概要

  • 【調査期間】2025年8月〜9月
  • 【調査対象】全国のZ世代(18歳~24歳)
  • 【有効回答数】255名
  • 【調査方法】インターネットを利用したアンケート調査
  • 【調査分析】Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)
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