博報堂DYグループでデジタルマーケティングサービス事業のHakuhodo DY ONEは、検索連動型広告のアドフラウド(不正な広告費の詐取)対策を強化するためのサービス「Vantage Core(バンテージコア)」を始める、と11月19日発表した。広告運用の透明性向上と不正トラフィックの排除を支援。安全で効果的な広告運用を実現して広告の品質向上と費用対効果の最大化を図る。
Vantage Coreは、アドフラウド対策ツールを手掛けるSpider Labs(スパイダーラボズ)が展開する同ツール「Spider AF(エーエフ)」を活用する。Hakuhodo DY ONEがディスプレイ広告や動画広告で培った広告運用の品質保全ノウハウを生かし、検索連動型広告の対策環境を構築した。Spider Labsの機械学習アルゴリズムで不正トラフィックを高精度で検知してブロックする。
不正トラフィックを除いたデータの分析で正確な広告効果が分かり、広告の費用対効果の最大化を実現。総務省が推奨する広告主向けガイダンス「広告配信状況の管理・モニタリング」に対応したダッシュボードを提供する。現状分析と課題の特定▽初期導入・設定支援▽モニタリングとレポーティング▽運用コンサルティング▽全社的な管理体制の構築支援--を実施する。
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