レイクルーは、「中小企業のメディア露出の課題」に関する調査結果を発表した。中小企業のマーケティング担当者(20代~50代の男女)
深刻な課題1位は「専門知識・スキルを持つ人材不足」「成果を可視化・数値化できていない」
まず「貴社が現在、注力しているメディア露出に向けた活動」を聞くと、「SNSでの情報発信」40.1%、「イベント・セミナーの開催」32.0%、「社内広報」25.7%の順で上位に並んだ。4位以下も回答率20%を超える回答が複数あり、一定数がメディア露出を意識して多方向で活動している様子がうかがえる。
「貴社がメディア露出に向けた活動における成果指標として、現在もっとも重視しているもの」では、「売上への貢献度」26.3%、「ブランド認知度・イメージの向上」17.6%、「問い合わせ・資料請求数」14.7%が上位で、やはり売上への貢献・問い合わせ数など、直接的な事業成果が重視されている。
なお「貴社は過去1年間で、メディア露出活動を通してメディア露出が実現したことはあるか」については、「ある」61.8%、「ない」38.2%だった。
そこで「貴社の現在のメディア露出に向けた活動において課題を感じているか」を聞くと、「ある程度感じている」46.4%、「非常に感じている」23.2%で、感じている派がほぼ7割。
これら感じている派を対象に「貴社の現在のメディア露出に向けた活動におけるもっとも深刻な課題は何か」を聞くと、「専門知識・スキルを持つ人材が不足している」と「成果を可視化・数値化できていない」が同率17.1%でトップ。3位は「時間や人手が足りない」15.3%だった。“人的リソース不足”と“成果の可視化・数値化”が中小企業の課題のようだ。
さらに最後に「貴社のメディア露出に向けた活動において、課題の要因は何だと思うか」を聞くと、「情報収集・分析の不足」38.7%、「担当者のノウハウ・スキル不足」35.6%、「経営層のメディア露出に対する理解不足・関心の低さ」34.7%がいずれも高い数値で情に並んだ。
調査概要
- 【調査対象】中小企業のマーケティング担当者(20代~50代の男女)
- 【調査方法】インターネット調査(モニター提供元:RCリサーチデータ)
- 【調査時期】2025年10月15日~20日
- 【有効回答数】319人
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