学習管理SNS「Penmark」を運営するペンマークと「退職代行モームリ」を運営するアルバトロスは、「Z世代と上司のコミュニケーション」に関する調査結果を発表した。20~29歳の若手社会人316人が回答している。
SNSネイティブ世代は「ファクトベース」も重視しているが伝え方が重要
「仕事のミスや改善点を指摘される際、どのような伝えられ方であれば前向きに受け止められると思いますか」(複数回答可)と聞くと、ほぼすべての回答が44~60%内で並ぶ形となったが、最多は「まずほめてから改善点を指摘する」59.8%だった。以下「1対1の場でプライベートに伝える」55.7%、「感情的にならず事実ベースで話す」54.1%、「人格と行動を切り離して伝えてくれる」50.0%が続いている。
ペンマークでは、まずほめてから改善点を指摘する「サンドイッチ型」が“自己肯定感を保ちながら成長したい”というZ世代の傾向にマッチしていると指摘。他者からの評価にさらされて育ってきたZ世代は、叱責や指摘などでなく建設的な対話により前向きになれるのではとコメントしている。
また「ファクトベースで話す」のは重要であるものの、正論だけでは「冷たい」「突き放されている」と感じ、意図せずZ世代のモチベーションを大きく損ねてしまうリスクがあるとも指摘している。
調査概要
- 【調査対象】20~29歳の若手社会人
- 【調査方法】自社調査
- 【有効回答数】316人
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