MolocoとMetaRouterが豪州・NZで提携、プライバシー重視のパーソナライゼーション推進
機械学習活用のEC広告プラットフォーム「Moloco Commerce Media」で高度な配信を実現
7:02 マーケティング/広告 | 便利ツール/サービス
広告プラットフォーム運営の米国Molocoと、顧客データインフラストラクチャ(CDI)事業の米国MetaRouterは、オーストラリアとニュージーランドでの事業で提携した3月11日に発表した。MolocoのEC向け広告プラットフォーム「Moloco Commerce Media」とMetaRouterは現在、両国の小売業者とマーケットプレイス向けに顧客のプライバシーを尊重しつつ高度にパーソナライズした広告配信を提供している。

Molocoは、運用型機械学習(ML)によるパフォーマンス広告分野に強みを持つ。一方、MetaRouterは、サーバーサイドタグ管理に強く、サーバーサイドアプローチとコンプライアンスツールでプライバシー規制に準拠し顧客の同意に基づいて安全にデータを処理する。機密性の高いデータを高速かつ安全に収集・統合したCDIを企業に提供しており、サーバーサイドタグ管理によって顧客データを利用する仕組みを実現している。
Moloco Commerce Mediaの機械学習エンジンがMetaRouterのCDIに統合され、企業は保有するファーストパーティデータの可能性を最大限に引き出せる。Molocoのリアルタイム広告最適化と、MetaRouterの包括的なデータ収集を組み合わせ、企業は自社サイトや「Meta」や「Google」などのサードパーティチャネルでのマーケティング活動で顧客に関連性の高い体験を提供でき、広告のパフォーマンスと費用対効果の向上を実現できる。
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