NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年1月にスマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用と民放公式テレビ配信サービス「TVer」利用動向について調査を実施した。
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TVer認知率約8割、利用率は年々増加し3割弱
無料動画サービスの認知率は、「YouTube」が96.8%と圧倒的な認知率だった。次いで、「TVer」は78.4%、「ニコニコ動画」は75.7%だった。利用率(月1回以上利用)については、「YouTube」が68.0%で最も多く、次いで「TVer」が25.1%だった。
TVerの認知率、利用率は年々増加傾向にある。2019年の認知率は46.4%だったが、2024年には78.4%まで伸長した。また、2019年の利用率は8.2%だったが、2024年には25.1%まで達した。
学生の利用が3割超
性年代別でTVerの利用率を見ると、女性全体で27.0%、男性全体で23.3%と女性の方が高い結果になった。10代~60代の世代では、男性より女性の方がTVerを多く視聴している。特に、「20代女性」が34.5%と最も利用が多く、次いで「40代女性」が33.5%、「30代女性」が29.7%と続いた。
TVerを利用する職種を調査すると、「学生」が31.8%と最も多く、次いで「パート・アルバイト」「公務員」が28.2%、「会社員」が26.5%と続いた。
移動時に鉄道を利用する人の約3割が利用
TVer利用者の主な交通手段は、「鉄道・電車」が27.8%、「オートバイ・自転車」26.9%、「自家用車」24.8%、「徒歩のみ」22.5%だった。
調査概要
- 【調査方法】Web
- 【調査対象】全国・15~79歳男女
- 【有効回答数】6440
- 【サンプリング】QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
- 【調査時期】2024年1月
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