サイバーエージェントが「極予想TD」で広告テキストの自動生成機能をアップデート

独自日本語LLM「CyberAgentLM」バージョン2を実装、9割のアカウントで生成品質が向上

サイバーエージェントは、AI(人工知能)で効果の出せる広告テキストを予測・自動生成する「極予測TD」で独自日本語LLM(大規模言語モデル)のバージョン2「CyberAgentLM2-7B・CyberAgentLM2-7B-Chat」を実装したと12月21日に発表した。日本語と広告に特化したのLLMにのアップデートで大量に実際に活用可能なテキスト生成が可能になった。

先行テストで、「KW(キーワード)の含有率」の指標で独自LLMバージョン1(23年5月公開)とバージョン2(2311月公開)を比較したところ、バージョン2を導入している91.1%のアカウントで生成品質が高まったことが確認できた。生成品質が194%向上したクライアント実績が出るなど、広告効果への貢献が期待できる。

検索連動型広告などの運用型広告では、広告効果最大化を目的とした継続的な運用が重要。サイバーエージェントは広告効果向上に向けて、AIを活用し広告テキストの自動生成と効果を事前予測する極予測TDを20年5月より提供。独自の日本語LLMだけでなく「GPT-4」など汎用LLMも活用して最も効果が見込めるクリエイティブを提供している。

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