Sansanが一橋大で2023年に新設される学部と連携してデータサイエンス人材の輩出に協力

協力依頼を受けて社会科学分野を専攻する研究員を講師に派遣、実践的なPBL演習を実施

名刺管理・請求書データ事業のSansanは、一橋大学に2023年度から開設されるソーシャル・データサイエンス学部と連携して、複雑化する現代社会の課題解決に貢献するデータサイエンス人材の輩出に協力する、と11月28日に発表した。Sansanの技術本部研究開発部から「PBL(Project-Based Learning、課題解決型学習)演習」に講師を派遣して、実社会の課題と関連するデータを用いて解決法を導き出す実践的な演習を実施する。

 

一橋大学のソーシャル・データサイエンス学部・研究科は、社会科学とデータサイエンスを融合して、現代社会の課題解決が可能な人材を養成するために新設される。「ビジネス」、「社会課題」、「データサイエンス」の3種類の領域を体系的に修得するカリキュラムが設定されている。このうちPBL演習では、現実社会における複雑な問題の発見・解決・検証を一連のプロジェクトとして実施する能力を養う。

Sansanは、一橋大学がソーシャル・データサイエンス学部の開設に際してPBL演習で協力依頼を受け、データサイエンス人材の育成に貢献できることから講師を派遣する。Sansanの技術本部研究開発部で「SocSciグループ」に所属する研究員は、社会科学分野を専攻し、問いを見つける力と効果を検証する力に強みに持っており、SocSciグループの取り組みをもとに実践的なスキルを高める演習を新学部で行う。

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