LINEは、通信アプリの「LINE」を通じて「友だち」にプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」で2021年12月の総流通額が前年比440%超となり、21年の年間総流通額は前年比330%、贈ったりもらったりした累計ユーザー数が21年12月時点で2000万人を超えた、と1月26日に発表した。
LINEの「トーク」で住所を知らず、直接会えなくてもギフトを贈り合うLINEギフトは、15年4月にサービス開始。コロナ禍の2021年は、会えなくても贈れるソーシャルギフト需要が高まった影響で、誕生日や結婚祝いなどライフイベントから、バレンタインやクリスマスなどのシーズナル(季節)イベントでの利用者数が軒並み過去最高だった。
クリスマスイブとクリスマス当日の利用者数・利用件数は、ともにサービス開始以来最多だった。「会えないけれど気持ちを伝えたい」というユーザーの気持ちを実現するコミュニケーションとして想起されるようになり、LINEギフトが新たなギフト文化として生活に浸透してきている、とLINEは分析している。
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