データXがマーケツール「b→dash」を「Tangerine nearME」とシステム連携、OMOを実現

ECの購買やWebサイトの行動履歴、店舗データを組み合わせた高度なOMO分析施策が可能に

データマーケティングツール開発のデータXは、店舗のリアル行動データプラットフォーム「Tangerine nearME(タンジェリンニアミー)」を展開するTangerineとシステム連携した、と12月23日に発表した。データXのマーケティングツール「b→dash(ビーダッシュ)」とTangerine nearMEの連携で、OMO(オンラインとオフラインの併合)に不可欠なオンライン(ECサイト)とオフライン(店舗)のデータ連携を実現する環境を提供する。

 

店舗に設置したTangerineのビーコン(微弱な信号を発信する機器)から取得した来店情報や店舗でのアプリ利用履歴情報を定期的にb→dashと連携し、自社で保有する顧客データやEC上で取得したデータと来店状況を紐づける。b→dash単体ではこれまで難しかった施策で、来店で未購入の顧客層にメルマガやLINE配信したり、来店後の店舗別EC送客率や来店回数別のF2転換(2回目の購入)率を分析したりできる。

OMOの実現には、ECサイトのカートシステムの顧客や商品データ▽自社サイトの行動履歴などアクセスログ▽店舗のビーコンやセンサーで取得する来店データや店舗でのアプリ活用履歴――などをCDP(顧客データ基盤)に統合する必要がある。しかし、マルチチャネルの運用には高度な知識と多額のコストがかかって実現できない企業が多いことから、Tangerine nearMEとb→dashのシステム連携でデータ連携を実現する環境を提供する。

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