セールスフォースがSlackの買収を完了、「Slack-first Customer 360」を共同で提供

次世代のデジタルファーストなアプリやワークフローを創造し、新しい働き方を実現

CRM(顧客関係管理)ツールを展開する米国セールスフォース・ドットコム(Salesforce)は、コミュニケーションプラットフォーム事業の米国スラック・テクノロジーズ(Slack)の買収を完了した、と7月21日(現地時間)に発表した。新しい働き方を実現するシステム「Slack-first Customer 360」を共同で提供する。

企業は、従業員や顧客、パートナーと日々の業務で使うアプリケーションを統合したプラットフォームで行うことができる。また、「Salesforce」と「Slack」の統合でソフトウェア業界に広範なエコシステムが構築され、次世代のデジタルファーストなアプリケーションやワークフローを提供することができる。

Salesforceは、コロナ禍で激変した働き方を再構築するため、Slackとの統合で新しい仕事のためのビジネス・オペレーティング・システムの創造を目指す。なお、セールスフォースの一員となったSlackは、今後もSlackブランドとして運営され、スチュワート・バターフィールドCEO兼共同創業者が引き続き指揮する。

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