電通グループ7社がOMO時代のリテールを支援する合同プロジェクト「dentsu SX」を発足

オンオフ統合の新たな購買体験を創出、最適なソリューション提供で企業の事業成長に貢献

電通と電通ライブ、電通デジタル、電通国際情報サービス(ISID)、電通テック、電通クリエーティブX、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)の電通グループ7社は、OMO(オンラインとオフラインの併合)時代のリテールに貢献するプロジェクト「dentsu SX(エスエックス)」を発足した、と2月18日に発表した。オンオフ統合の購買体験を顧客目線でデザインし、各社の強みを統合して最適なソリューションを企業に提供する。

 

dentsu SXでは、リテール領域を基点にした成長戦略・顧客戦略設計や、AI(人工知能)の顧客別売上予測をもとにした広告運用、オンオフを横断したリード(見込み顧客)獲得施策で効率的な店舗集客を提供する。このほか顧客起点のUXデザインや、インタラクションデザイン、スペースデザインの提供、オフラインコンタクトポイントの運営計画など、デジタルマーケティング戦略の設計から実行までサポートする。

 

各社の強みを統合し一気通貫で最適なソリューションを提供

SXは「Shopping Experience」や「Shopping Transformation」の意味を掛け合わせた。プロジェクトに電通と業務提携しているデザインコンサルティングファームのfrog design(本社:米国サンフランシスコ市)が戦略パートナーで参画する。両社の知見を統合してDX(デジタル技術による事業変革)やD2C(直接販売)、BOPIS(店頭受取サービス)など最新テクノロジーを活用して顧客視点に立ったブランド独自の購買体験を創出する。

また電通は、detnsu SXの発足に合わせて「リテール領域のOMOに関するホワイトペーパー第1弾」を発表した。「New Shopping Experiencesとは」「信頼構築における4つの要素」「ユーザーマクロトレンド」を解説するホワイトペーパーとなっている。今後、コスメ▽ファッション▽金融▽FMCG(消費財)▽家電製品――の5業界のトレンドのホワイトペーパーを段階的に発信していく。

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