NTTデータと「Billboard JAPAN」が脳科学とAIを活用して将来のヒット曲の予測に成功

音楽トレンドの可視化技術でストリーミングリスト作成、音楽業界にトライアル提供開始

NTTデータとNTTデータ経営研究所、阪神コンテンツリンクは、脳科学とAI(人工知能)で音楽トレンドを可視化する新サービスを9月から始めた、と9月4日に発表した。将来のヒットソング予測やストリーミング配信リスト作成などに活用し、レコード会社や音楽出版社、マネジメント会社、広告代理店などにトライアル提供する。

 

“NeuroAI Selected Playlist” 特定の曲と類似した脳情報表現が推定された楽曲をリスト化

どんな特徴を備えた楽曲がトレンドになり、今後どうなるのかを定量的に評価できるので、音楽マーケットへの適応が期待できる。①トレンド曲の特徴を踏まえたリリース曲選定②CMタイアップ曲や発信プラットフォームの選定③新人アーティストの発掘・育成④配信プレイリスト制作④海外市場のモデル化と利用--などで音楽業界を支援する。

脳活動を推定する技術「NeuroAI」をもつNTTデータと、日本でビルボード・ブランドのマスター・ライセンスを持つ阪神コンテンツリンクは、「Billboard JAPAN」の「総合ソングチャートHOT 100」の楽曲で2019年9月から共同研究してきた。脳が感じる刺激が似ている曲を選んだり、4カ月先のヒット曲を予測したりする技術開発に成功した。

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