広告アイデア開発AI「CYPAR TANE」の試験運用をサイバーエージェントとPARTYが開始

AI活用クリエイティブ・ソリューションのCYPARが開発、オンライン会議でも効率的なアイデア出しが可能に

インターネット広告事業のサイバーエージェントと、広告クリエイティブ(制作物)集団のPARTY(パーティー)が共同出資で設立したCYPAR(サイパー)は、広告アイデア開発AI(人工知能)ツールの「CYPAR TANE(サイパータネ)」の試験運用を4月から始めた、と4月13日に発表した。ブランディングやマーケティング活動で、実際に集まる会議やオンラインのブレインストーミングで使えば効率的なアイデア出しが可能になる。

CYPAR TANEは、サイバーエージェントのAI技術研究開発組織「AI Lab」が保有する知見と、PARTYがもつテクノロジーとストーリーテリングを融合した広告デザインのノウハウを持ち寄って開発した。CYPAR TANEを活用することで、広告主企業に提案する新たなクリエイティブを短時間でつくりだすことができるという。

CYPARは、AIを活用したクリエイティブ・ソリューションの研究開発と提供を目的に2018年7月に設立。試験運用では、CYPAR TANEプロジェクトオーナーの中橋敦氏と、クリエイティブプロセス開発者の中村大祐氏を中心に、サイバーエージェントとPARTYのクリエイターが案件に応じて企業コラボレーション推進チーム「TANE Team」をつくり、広告主企業に提案していく。本格運用については試験運用期間を踏まえて検討する。

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