デジタル広告プラットフォーム事業の米国Taboolaと米国Outbrainが合併契約を締結

月間20億人へのリーチ実現、米国Google・米国Facebookの広告事業の強力な競合相手に

デジタル広告プラットフォーム事業の米国Taboola(タブーラ)と米国Outbrain(アウトブレイン)は、合併契約を結んだ、と10月9日発表した。米国Google、米国Facebookの広告事業の強力な競合相手を目指す。合併後は月間約20億人へのリーチが実現し、報道機関と広告主のつながりを強めてジャーナリズムを支援するという。

合併後の会社のCEOには、Taboola創設者のアダム・シンゴルダCEOが就任し、Taboolaのブランド名で会社を運営する。今後、両社の合併を反映したブランド戦略を決める。取締役会は、現在のTaboolaとOutbrainの経営陣、取締役会メンバーで構成する。Outbrainの株主は、合併会社の30%の株式と2億5000万ドルを受け取る。

広告主の選択肢の増加、より高い広告効果、ユーザーエンゲージメント(顧客との関係・信頼性)の向上、イノベーション(技術革新)の加速などを合併の利点に挙げる。選択肢の増加では、中小から世界的企業までの広告主に対し、デジタル広告支出の大半を占めるGoogleやFacebookに代わる選択肢が提供できる、としている。

合併会社はオフィス23ヵ所、従業員2000人以上で、北米、中南米、欧州、中東、アジア太平洋の50ヵ国以上で2万人を超えるクライアントにサービスを提供する。Taboolaのプラットフォーム・製品は2万社以上が使用して毎月14億人以上にリーチし、Outbrainのネイティブ広告技術は毎月12億人以上へのリーチに使われている。

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