「LINEリサーチ」で脳活動を計測して潜在意識を可視化する「ニューロリサーチ」開始

LINEがNeUと協業、生体信号計測による直感的な反応を数値化、主観的調査の課題を解決

LINEは、リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、脳活動を計測して潜在意識を可視化する新メニュー「ニューロリサーチ」を始めた、と10月8日発表した。脳科学の産業応用事業を手掛けるNeU(ニュー)と協業する。同社は東北大学と、ハイテクソリューション事業の日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャー。

ニューロリサーチは、調査対象者の脳活動をはじめとした生体信号計測による直感的な反応を数値化。言葉での表現が難しいような感覚的な違いや、無意識の反応を定量化・客観化する。アンケートやインタビューといった主観的な調査手法では、設問の仕方や状況によって回答が調査対象者の意識と一致しない課題があった。

広告制作物、購買行動、商品企画など幅広い分野で応用が可能。CMやキャンペーン動画の例では、視聴している人の脳血流量の計測や、視点場所の追跡を活用することで、興味関心の有や、記憶に関わる領域の活性具合、気分・印象、快・不快などの感性を可視化。主観的な調査では分からなかった潜在的な好みが把握できる。

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