統合ウェブ接客プラットフォーム「Sprocket」にID決済「Amazon Pay」の表示機能を搭載

ウェブ接客形で容易に実装、ECサイトの適切な場所に適したタイミングで利用案内を表示

山川 健(Web担 編集部)

2019年10月9日 7:01

ウェブ接客プラットフォーム開発のSprocketは、同社が展開する統合ウェブ接客プラットフォーム「Sprocket(スプロケット)」に、「Amazon」のアカウントを使用した決済が可能になるAmazonのID決済サービス「Amazon Pay」をウェブ接客の形で容易に実装できる機能を搭載した、と10月8日発表した。同日提供を始めた。

Amazon Payは、Amazon以外のサイトでAmazonのアカウントでログインして決済できるサービス。クレジットカードや配送先の情報を入力する手間がなく、ECサイトの購入率や会員登録率向上につながる。Sprocketの管理画面で設定すると、ECサイト上の適切な場所に適したタイミングでAmazon Payの利用案内が表示できる。

どの場所に表示したAmazon Payの利用案内から、どれくらい購入されたかの分析もでき、顧客の行動を理解した高精度のウェブ接客型のAmazon Payが実現する。Sprocketは、ユーザーのウェブサイトでのページ閲覧、スクロール、クリックなどの行動を活用し、最適なタイミングでポップアップを表示して態度変容を促す。

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