サイカが統計解析と生体信号解析による動画広告・テレビCM最適化支援サービスを開始

「Neuro Journey」、脳科学テクノロジー企業のSpark Neuro Japanとの業務提携で実施

山川 健(Web担 編集部)

2019年3月28日 7:02

統計解析ソリューション事業のサイカは、統計解析と、脳波などの生体信号の解析によって動画広告やテレビCMの最適化を支援するサービスパッケージ「Neuro Journey(ニューロジャーニー)」を始める、と3月27日発表した。脳科学テクノロジー(ニューロサイエンス)を手掛けるSpark Neuro Japan(SNJ)との業務提携で実施する。

オンラインとオフラインを横断した広告効果の評価からクリエイティブ(広告素材)改善まで、定量的な分析・調査に基づいて可能。サイカの広告効果統合分析・広告予算配分案算出ツール「magellan(マゼラン)」とSNJの調査を組み合わせ、広告の費用対効果の評価と、生体信号解析での広告映像の調査・改善点の特定を行う。

 

SNJが広告接触者の属性とクリエイティブがマッチしているかなどを調べてクリエイティブ改善の示唆を出すことで、最適な広告素材が制作できるようになる。SNJは米国発の脳科学テクノロジーを持つマーケティング企業。視聴者の注目度と感情の動きを脳波の計測でデータ化し、動画クリエイティブの最適化を支援している。

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