サイカがテレビCMクリエイティブの効果を可視化するサービス「ADVA CREATOR」を開始

演出・構成の細かな改善点を特定、成果に確実につながるCM制作を可能に、制作も実施

統計分析システム開発のサイカは、脳波の解析とデータサイエンスの技術を生かしてテレビCMクリエイティブ(制作物)の効果を可視化するサービス「ADVA CREATOR」を12月16日に始めた、と同日発表した。クリエイティブの演出・構成の細かな改善点が特定でき、テレビCMを出稿する企業は、成果に確実につながるCM制作が可能になる。

定量的な効果測定が難しいテレビCMの改善点を特定する。同社のマーケティング最適化ソリューション「XICA ADVA」シリーズの新サービスで、独自開発の分析手法を実装した。「女性の著名人を起用することで購買意欲の向上につながる」「CMの前半で商品名を提示することで認知の定着につながる」のように細かな改善点が分かる。

ADVA CREATORでは、まず脳波測定とアンケートを通してクリエイティブを構成する要素やクリエイティブの視聴者の反応をデータ化。次に、そこで取得したデータを分析することで成果向上を可能にする要素を特定し、改善点を示す。さらに、制作会社などと連携し、分析で特定した改善点を反映したクリエイティブ制作まで実施する。

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