スパイスボックスがブランディング施策の効果を可視化するROI分析「THINK」提供開始

これまで分析が困難だったPRやSNSの効果を把握して施策の予算配分の最適化を可能に

デジタル広告・マーケティング事業のスパイスボックスは、ブランディング施策の売り上げへの効果を可視化するROI(投資利益率)分析プラットフォーム「THINK」の提供を5月31日に始めた、と同日発表した。これまで分析が困難だったPRやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の効果が分かる。THINKの分析結果を活用することで企業は、マーケティング施策の予算配分の最適化や、KPI(主要業績評価指標)の設計、PDCA(計画・実行・評価・改善)の管理が可能になる。初期費用80万円、月額5万8000円から(いずれも税別)で、中・大企業向けに展開する。

スパイスボックスがこれまで大手企業向けに個別に提供していた分析サービスの経験を活用して開発した。個別カスタマイズで行っていた統計解析サービスを一部システム化し、容易に低料金で提供できるようにした。個別ヒアリングで売り上げや受注数への寄与度が高いと考えられるメディア露出、動画プロモーション、PRイベントなどのマーケティング施策を精査。各施策を定量的に計測できる時系列データを使った相関分析から影響度が高い要因を洗い出し、どの施策にいくら使えばどれだけ寄与するかを算出する予算配分シミュレーション機能を提供する。

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