ニールセン、インターネットサービス利用のPCからスマートフォンへのシフト状況を発表
インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」およびPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」の2月のデータを基にインターネットサービス利用のスマートフォンへのシフト状況を分析し、3月26日、結果を発表した。PCからのインターネット利用者数は5237万人で、スマートフォンからは3874万人だった。スマートフォンのインターネットサービス利用者数は、PCに対して74%の規模に拡大した。20代と30代では、スマートフォンからのインターネットサービス利用者がPCを上回り、20代ではPCからの利用者数の約2倍になっていた。Mobile NetViewは日本全国4000人(iOS、Android各2000人)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報で作成。アプリやWebサイトの利用時間、利用頻度が属性別に分かる。
インターネットサービスのカテゴリ別にみると、全15カテゴリのうち、8カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCの利用者数を上回っていた。各スクリーンからの利用者数が平均で100万人を超えるサイトでは、全403サイトのうち60%以上のサイトでスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を超えていた。利用者の多いサイトほどスマートフォンシフトが進んでいることが分かる。「オンラインモール」と「ビデオと映画」カテゴリは、2月に入り、PCからとスマートフォンからの利用者数がほぼ同数になっていた。「楽天市場」は2013年12月時点でスマートフォンからの利用者が上回り、「Amazon」「YouTube」「ニコニコ動画」では、2月がスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を上回る転換点となっていた。
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