ニールセン、スマートフォンおよびPC版ネット視聴率情報分析で旅行予約サービスの利用者数は1600万人を突破
2014年2月にPCからの利用者数を逆転、7月時点では前年同月比約1.5倍
2014/8/28 13:14 調査/リサーチ/統計
インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報(Nielsen Mobile NetView)とPC版インターネット視聴率情報(Nielsen Mobile NetView)の7月データを基に利用者トップ10の旅行予約サービスの利用状況を分析し、8月27日、結果を発表した。利用者数トップ10の旅行予約サービスのスマートフォンからの利用者は、2014年2月にPCからの利用者数を逆転し、2014年7月時点では2013年同月比約1.5倍の1600万人となった。Nielsen Mobile NetViewは、全国のiOS、Android各2000人の調査協力モニターからのアクセスログ情報を基に作成。Nielsen NetViewは、全国の4万人以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集、報告する。
利用者がもっとも多い「楽天トラベル」の利用者は、スマートフォンからの利用者がPCからの利用者の2倍だった。2位以下の「じゃらん」「Yahoo!トラベル」「JTB」などのサイトは、依然としてPCからの利用者が多いか、スマートフォンとPCの利用者数がほぼ同等だった。利用者が1位の楽天トラベルと2位のじゃらんの利用者を年齢別にみると、どちらのサイトもPCの利用者の40%以上が50歳以上で、スマートフォンからの利用者は半数以上が39歳以下だった。また、各サイトの1人あたりの利用時間をみると、楽天トラベル、じゃらんのどちらのサイトもPCからの利用時間のほうが2倍以上であることが分かった。
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