電通とISID、収益拡大をサポートするCRMプラットフォーム「CubeD(キューブディー)」を開発

顧客情報を一元化するデータ統合とデータを活用する分析機能をスムーズに統合

岩佐 義人(Web担 編集部)

2013年5月8日 8:09

電通とITソリューションの電通国際情報サービス(ISID)は、新しいCRM(顧客関係管理)プラットフォーム「CubeD(キューブディー)」を共同開発し、サービス提供を開始した、と5月7日発表した。多様な顧客情報を一元化するデータ統合と、データをマーケティングに活用する際のデータ分析の機能をスムーズに結合するシステムで、データ分析には独自開発の分析メソッド「3D-CRM」を採用している。

CubeDは、属性データ、行動データ、意識データを活用し、購買実績でみる「取引レベル」、アンケートでの好意度やサイトアクセスなどで測定する「ファンレベル」、ソーシャルメディアなどの拡散による波及力を把握する「波及レベル」の3軸で分析を行い、情報拡散力の高い優良顧客を見つけていく。また、分析結果を基に、消費者の本音の発見やアイデアの創出を導き、メールやDM、Webサイト、ソーシャルメディアなどの最適化を行い、収益を最大化する統合的なコミュニケーション施策を提供する。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

電通国際情報サービス
http://www.isid.co.jp/

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