先週のWeb担まとめ記事

先週のWeb担まとめ記事

【計算できる?】所持金6000円と3400円の姉妹。割り勘後の残金比は7:2、本の値段は?【1週間まとめ】

Web担で05/24~05/30に更新された記事を厳選してまとめて紹介。今週の注目記事は「算数問題」「ネスレマーケターのキャリア」など。
2025/05/24~2025/05/30

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 5 本とニュース記事 5 本です。

今週の担当は、四谷です。

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今回の要チェック記事ニュース | セミナー | 【計算できる?】所持金6000円と3400円の姉妹 割り勘後の残金比は7:2 本の値段は?

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 算数が苦手なマーケター向け「算数基礎講座」
    【計算できる?】 6000円と3400円を持っていた姉妹が本を割り勘で買ったところ、残金比が7:2に。本の値段は?
    https://webtan.impress.co.jp/e/2025/05/27/49284
    by モリマミコ(マミオン)[執筆], 995[イラスト], 井上薫[編集]

先週の人気記事

  • デジマ4つのマイルール
    会議前にやってみてほしい! ネスレ日本のマーケターが実践している「相手を動かすひと工夫」
    https://webtan.impress.co.jp/e/2025/05/29/49285
    by 久保 佳那[執筆], 前田佳保里[デザイン], 井上薫[編集]
  • データ活用革命のヒント
    SEOからLLMOへ、AI検索時代の新潮流! LLMOがWebコンテンツの未来を切り拓く理由
  • Web担 オススメの課題図書
    「マーケティング」×「マネジメント」で成果を出す! プロジェクトマネジメントを学ぶ8冊
    https://webtan.impress.co.jp/e/2025/05/29/49130
    by 深谷 歩[執筆], 渡辺 淳子[編集], 永友ヒロミ[撮影]
  • Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
    2025年のSEOはどうなる? 専門家3人がQ&A形式で12トピックを解説(前編)

先週のニュース記事要チェック | セミナー |

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他社主催のセミナー情報まとめ要チェック | ニュース |

※来週以降のセミナー情報をピックアップして紹介します。

  • マーケティング/マーケティングテクノロジー
    • 【6/11】HubSpotで実現する、BtoBサイトの勝ちパターン~成功法則テンプレートの全貌を公開【WACUL・ベイジ・才流・100の知見を結集】~
      日時:6/11(水)15:00 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社WACUL、株式会社100
      https://attendee.bizibl.tv/sessions/seUYbFLTxuJB

  • 広告
    • 【6/12】なぜ、広告レポートを見ても打ち手が見えないのか?持続的に成果を出し続ける “広告運用チーム” と “データ活用術” とは
      日時:6/12(木)11:00~12:00 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社メンバーズ、株式会社イルグルム
      https://go.ebis.ne.jp/seminar_250612/

  • Webサイト
  • データ分析
    • 【6/10】GA4活用におけるデータドリブンマーケティング 成功ロードマップ ~データ収集から成果創出までの全体像~
      日時:6/10(火)12:00~12:55 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社プリンシプル
      https://go.principle-c.com/webiner/250610/analy/

    • 【6/10】【GA4×Dockpit新機能特典付きミニセミナー(30分)】Googleと生成AIの最新トレンドに基づく、GA4&サーチコンソールの活用手法3選!
      日時:6/10(火)13:00~13:30 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社ヴァリューズ
      https://www.valuesccg.com/seminar/20250528-9275/

  • SEO
    • 【6/12】AI時代、SEOはどう戦う?検索アルゴリズムの進化と2025年の最前線
      日時:6/12(木)15:00~16:00 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社Faber Company
      https://mieru-ca.com/blog/seminar/ai-seo-algorithm/

  • AI
    • 【6/12】実践者に聞く 生成AIで経営企画はどう変わる?
      日時:6/12(木)11:00~12:15 場所:ウェビナー 参加費:無料 主催:株式会社ユーザベース
      https://jp.ub-speeda.com/seminar/20250612_cfcd/

編集後記

こんにちは。編集部の四谷です。

●なぜGoogleは「AI企業」になりたがるのか

5/21に行われたGoogle I/Oで、Googleは明確に「AI企業へのリブランディング」を打ち出しました。Geminiを中心に据えた各種発表からも、その方向性ははっきりと読み取れます。

では、「なぜ今、Googleは“AI企業”になりたがっている」のでしょうか。検索や広告の会社としてのイメージが強かったGoogleは、なぜそこからの脱却を目指すのか――今回はその背景を考えてみたいと思います。

〇そもそも、Googleは何の会社?

皆さんは「Googleって何の会社?」と聞かれて、なんと答えますか。

IT企業、ビッグテック、検索の会社、広告の会社――いろいろな見方があると思いますが、私の中では「広告の会社」です。実際、Googleの収益の8割以上は広告事業によって支えられてきました。検索連動広告やディスプレイ広告を通じて、莫大なデータを武器に広告ビジネスを展開してきたわけです。

一方で、その広告ビジネスが徐々に限界を迎えているとも言えます。

〇広告モデルの限界と規制リスク

近年、サードパーティCookieの規制強化や、EUのDMA(デジタル市場法)、アメリカでの反トラスト訴訟など、プラットフォームを取り巻く規制が急速に進んでいます。

かつては「ユーザーに最適な広告を届けることが、ユーザーの利益になる」というウェブ上のエコシステムが回っていましたが、いつからか「広告=監視」というイメージが根付きはじめていて、ターゲティングする広告手法は、「監視資本主義」として批判される側面もあります。

ユーザーの行動や感情、嗜好までもが無断で収集され、広告という名の「予測商品」として流通する構造。それに対する警戒感が、プライバシー規制として、可視化され始めたのが現在です。

※『監視資本主義』ショシャナ・ズボフ(2021年刊)https://www.amazon.co.jp/dp/4492503315

〇AIが収益とイメージの“出口”になる

「Gemini」のようなプロダクトは、広告から独立した事業としても成立するうえ、企業イメージを刷新する効果もあります。具体的には、「広告で収益を上げる会社」ではなく、「次世代インフラをつくる会社」へという刷新です。

MicrosoftとOpenAIの提携に対抗する意味でも、Googleは急いで“AI企業”としての立ち位置を確立しようとしているようにも思います。

〇 AIを通じた“囲い込み”と新しいデータ戦略

GoogleはAIを単なる製品ではなく、「プラットフォーム化された体験」として位置づけています。

たとえば、検索、メール、カレンダー、マップ、Docsなど──あらゆる場面でGoogle製AIが介在すれば、ユーザーはより長くGoogleのエコシステムに留まり、あらゆる行動がファーストパーティデータとして蓄積されることになります。

しかも、そこで得られるデータは、ファーストパーティデータとして正当かつ高度に活用可能です。

これは、かつての「Cookieによる外部追跡」ではなく、「プロダクトに組み込まれたAIによる内部観測」への移行とも見えます。ユーザー体験とデータ収集を同時に強化する“AIによる囲い込み戦略”と言えるのではないでしょうか。

〇 サードパーティCookieの「延期」もその一環?

GoogleがCookieの廃止を再三延期している背景には、「プライバシー保護」以上に、こうした自社戦略の進行状況がある可能性もあります。

広告と検索への過度な依存を脱し、AIによる新たなモデルへ移行するタイミングを慎重に見極めているとも捉えることができます。ただし、現時点では業界、規制当局、広告主、ユーザーの足並みがそろっておらず、移行は思うように進んでいません。

〇 AI Overviewの登場で広告の「面」が減る可能性は高い

GoogleのAI Overviewは、ユーザーが「広告リンクをクリックせずに目的を果たす」流れを促進します。

つまり、検索結果ページにおける広告の表示回数(Impression)の減少、自然検索のクリック数(CTR)減少、結果としてGoogleアドセンスなどの広告面の価値も下がる、という現象が起きると考えられます。特にインフォメーショナルクエリでは、AIによる要約で完結しやすく広告をクリックしない傾向が強まります。

希少な広告枠を巡って競争が激化し、広告単価(CPC)が上がる可能性もあります。一方で、Google全体で見ると、広告の成果につながりにくくなり、広告収益が下がるリスクもはらんでいます。

まさに、足元の広告収益と、将来のAI戦略の板挟みにあるとも言えるでしょう。

〇 AI企業化が広告業界にもたらすインパクト

GoogleのAI企業化が広告業界にもたらす変化は、「技術の進化」にとどまらず、「持続可能なデータ構造の再編」として捉えるべきだと思います。

  • 「クリックを取る」ための広告から、「AIに選ばれる」設計へ転換できるか
  • AIによって“作られる”広告素材の品質や意味を、どう担保し、差別化するか
  • 自社のデータや接点をどう保ち、Googleに依存しすぎない運用ができるか

いま一度「AIによって誰が得をし、誰が主導権を握るのか?」を問い直す時に来ているのかもしれません。

今週も頑張りましょう!

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
https://webtan.impress.co.jp/editors_note

用語集
B2B / BI / CPC / CTR / Cookie / DX / EC / SEO / X / Z世代 / まとめ記事 / インバウンド / クエリ / ディスプレイ広告 / ブランディング / リンク / 自然検索
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