【漫画】デジマはつらいよ

経営層はなぜマーケティングに予算を割いてくれないのか? /【漫画】デジマはつらいよ2・第14話

顧客を資産と見なし、マーケ予算を財務諸表とリンクさせるCEMとは何か?

前回までのあらすじ!

顧客獲得に比べて軽視されがちな顧客維持のための投資。その予算の必要性を経営陣に理解してもらうには、顧客を資産として考えることが必要だと虎は言い放った。

こちらが
各店舗の売上です
まずいな……
早くなにか
手を打たないと……
緊急で
経営会議を開くぞ
すぐに担当者を
集めてくれ
わ
わかりました
父さん
社内では
会長と
呼びなさいと
言ってるだろ
わかったよ
それにしても
会社に
来るなんて
珍しいじゃないか
実は
いい話を聞かせて
もらってな
いい話?
顧客を
資産として
考える?
そう
その答えが
CEMの導入なんだ
なんだい
それは?
CEMとは
カスタマー
エクイティマネジメント
日本ではまだ
あまり知られていないが
一言で言えば――
企業が保有する
人材や不動産
または
現金といった
様々な資産同様に
顧客を資産と
みなす
という考え方だ
他の資産と
同じように
顧客に投資し
LTVを
マネジメントする
ための
経営管理手法さ
経営管理手法…
マーケティング手法
じゃないのかい?
ああ
顧客を資産と
みなすことにより
マーケティング活動と
経営活動を
直接的に
リンクさせる
経営管理手法だ
経営管理手法
だからこそ
経営者や
経営陣が見る
財務諸表である
PL(損益計算書)と
連動できるんだ
面白い
年間の
予算編成
予算実績管理と
連動させることも
可能だぞ
だから
LTVや
エンゲージメント
活動についても
経営陣が
理解を深められるし
PLなどと
連動する形で
計数に
落とせる
…
どうだ
興味深い
だろ
マーケティング活動
まで経営層が
理解して
経営判断が
できればいいが
それは
理想論でしょう
ここから先は
彼に
説明してもらおう
彼?
どうも
京極虎です
なっ
なんですか
彼はっ
虎です
こっちを
向きなさいっ!!
今日は
筋肉の美しさについて
レクチャーしに
来たぞ
じゃなくて…
CEMの話を
お願いします
そうだっけ
会長
俺も
忙しいんだ
また今度に
してくれないか
俺だって
忙しいんだ
!
うちの売上は
年々
下がっている
話を聞いてみる
価値は
あるはずだ
…
父さんが
最近やたら
マーケティングの
勉強をしていたのは
そういうこと
だったのか
会社の存続を
考えたら
積極的に
新たな経営手法を
取り入れないと
手遅れに
なるぞ
…
わかりました
聞かせて
いただき
ましょう
それじゃあ
CEMで
この2つの
課題解決法を
説明しよう
ただ
CEMの概念を
俺なりに
進化させた
やり方だからな
オリジナル
とは
違うぞ
まずは
これを見て
もらおうか
どっから
パソコン
出したんだ?
この2つの課題を
解決するためには
このように
CEM帳票
システムの
構築が必要に
なる!
ほぉ
CEM帳票を
我々経営陣が見る
帳票群に
加えるんですか
そのとおり
マーケティング部門の
戦略・戦術と
KPI帳票
経営陣が見ている
財務諸表・
管理会計帳票群
CEM帳票が
これらを
橋渡しする役割を担う
経営陣が
マーケティング活動を
なかなか
理解できないのは
マーケティングを
経営に翻訳する
役割を果たす部分が
抜け落ちている
からなんだ
それがなんだ
我々
経営者には
PLと
キャッシュフロー
計算書で
十分だ
そんなんだから
売上が落ちてるんだろ
なに
最後まで
話を聞いても
同じことが
言えるかな?

次回に続く

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